昭和の爺の独り言

住みづらくなった世の中で、日々思うこと、感じることを書き連ねてみたい。
「もの言はずは腹ふくるる思ひ」・・・・。

暮らしづらい時代だ

2024-02-26 13:13:10 | 日記
今、「不適切にもほどがある」と言うドラマが、評判を呼んでいる。

昭和からタイムスリップしてきたおじさんが、令和の時代で色々と騒動を引き起こすもの。

私もガチガチの昭和人間なので、見ていて共感できる部分がある。

ただ、何もかも昭和がよかった・・・・などと言うつもりはさらさらない。

ただ、今の時代、何かと暮らしづらいというか、息苦しさを感じる。

何か言えば、「セクハラだ、パワハラ」だと言われることも多い。

また昔の思い出話をすると、若者にうるさがられる。

また若者文化になじめないと、「老害」だと非難されたり。

今の人は、自分の意にそわないことを言われたりされると、「〇〇ハラスメントだ」といって、相手を切って捨てる傾向が強いように思える。

なにか『言論統制』をされているような錯覚を覚える。

戦前・戦中の日本や、ロシア、中国、北朝鮮などは上からの言論統制だが、令和の日本では、国民自らが言論統制をしているような感じだ。

また過度の「コンプライアンス」、偏向した「人権意識」が幅を利かせ、ますます暮らしづらい。


かつては、『おたがい様』ということで、相手に対して寛容な姿も多くみられたが、今は何かあると「相手を批判したもの勝ち」のような風潮も見られる。

SNSなどの発達で、人間同士が生身で付き合う機会が極端に減り、人の器を小さくしてしまった結果だと思えてならない。

また、あまりに便利な世の中になって、人が我慢する力(耐性)を著しくなくしてしまったのかも。

こんな時代だからこそ、もっと人と交わり、人間力の向上をしたいものだ。