われわねこでおじゃる2

しょくなけまに、そのにんげんの、たんぼうに、ひんのせられ、すーて、もちゃげられとうとき、あんだか、ふわふわしとうきもちんならら。
たんぼうのうぇで、ようらん、書生のかおう、まばろうめが、あんでも、にんげんてよもんよ、まばりはじめ、だんのうわ。
こんとき、へんどうきもちん、ならろうが、まんも、そごんで、あろごんどう、きがしょじゃ。あだん、けぶしょで、でいじく、なったあろはずの、かおわ、つるつるしたあろんて、やかんの、ごんだら。
そいからも、ねっこめにも、しっかり、いきおうろうが、こごんどう、たげえにゃ、いきやっとうことは、なっきゃ。
そいだけじゃなっけことに、かおのまんなかが、とびでーて、ぼうけ、とんぶに、なったあろわよ。そいかー、その、あなんごじかー、プウプウて、ゆぶりよ、ふきだそじゃ。けぶってしんで、ほっちき、あだんもなりんなからら。
こいが、にんげんがのも、たばこーてよもんだらーてあろことわ、はんずめやっとこ、わかりいたしたら。
このしょせいの、たんぼうで、ちょっくらわ、よけーきもちん、たらがってあらろうが、そのうちん、おっかなけ速さで、いごきはじめとうだら。

不精庵のHP

われはねこでおじゃる

われは、ねこでおじゃる。なめーはまだおじゃりんなか。
どこでうまれとうか、あんだかわかりいたしんなか。あんだか、ひのあたりんのう、ちーっと、くむぎのでとう、しめったあろとこで、ニャーニャーべなったあろうことーは、ひっかすりんなか。
われは、そこで人間よはつにまばらら。そいで、あとーできからろうことは、そのひとは、にんげんのなかで、ずすうで、かどーけなかまどうことだっていや。
このしょせいーてよめらは、ちょいちょい、われらー、とっつかめーて、にて、かもわーてよはなしだら。だいどうそんときは、あんにもかんげーがなかろうて、てっつもおっかなきゃーてはおもいんなからー。

佐原の喜三郎

カチョウは15んなるめえにほうかあしとうどうて、15んなろまでは江戸におかれてあらっていや。
十五過ぎとうで、はちじょうげえ流されてきとうだら。そいまでは、豊菊の天下だらんのうが
若けよけこどうめが、きとうどうて、わけーしゅらわ、カチョウがほうげえ、いこどうじゃ。
佐原の喜三郎はあたまがよかろうて、ぬけぶねーしょごんてって、カチョウよつれてしまぬけーしとうだら。
豊菊はしまぬけに、しっぱいして、いなばでころされたらーて、よはなし。
おとよむしのはなしょはまたあとでの！