ゆうすげびと の うた

ゆるやかに そして たおやかに 喧噪の日々のなかで しずかさを とりもどすために…。

鈍色の太陽

2011-08-09 08:15:50 | 旅行
先週末、軍艦島を訪れたのが
8月6日。
広島被爆の日でした。

そして、きょう
8.9 長崎被爆の日です。

私がはじめて軍艦島の存在を知ったのは、
長崎の大学在学していた当時、
ゼミの先生が朝鮮人被爆者の調査をされていて、
その話のなかで、端島(通称 軍艦島)でも
多くの強制連行・強制労働による朝鮮人も働いていたこと知ったのが、
はじめてだったように記憶しています。

当時、「世界の友へ」というドキュメンタリー映画も
観たように記憶しています。
その後、端島で働き被爆した徐正雨(ソ・ジョンウ)さんの
お話も聞かせていただく機会もありました。

今回の軍艦島ツアーでは、
2日目の7日は、浦上地区をめぐる平和の旅でした。


平和公園では、
きょうの式典の準備が
大がかりで行われていました。



原爆公園の隅にしっそりと
隠れるように建立された
長崎朝鮮人被爆者慰霊碑。



私が必ず訪れる場所です。


そして、爆心地を示す漆黒の御影石のポール。



下から上空を見上げると
曇り空に、鈍色の太陽が
不気味な光を放っていました。

被爆から66年を迎える今年、
地上では、隠されていた太陽が
その隠れ家を暴かれたかのように、
見えない放射線を放出し続けています。

訪れた日に、原爆公園では、
労組の集会も行われていました。
その旗やゼッケンにも
「ノーモア・ナガサキ、ノーモア・フクシマ」の
文字が目立っていました。






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軍艦島クルージング(その2) ~ダイナミック動画篇

2011-08-08 19:06:32 | 旅行
先週末(2011年8月6日)の
軍艦島クルージング。
台風の影響で上陸は果たせませんでしたが、
ダイナミックなクルージングを楽しんできました。

今日は、そのときの動画を一挙公開!

軍艦島クルージング(1) ~いざ軍艦島へ


軍艦島クルージング(2) ~残念! 着岸困難な波模様


軍艦島クルージング(3) ~軍艦島の裏側


軍艦島クルージング(4) ~軍艦島をあとに





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軍艦島クルージング

2011-08-06 23:06:15 | 旅行
長崎・軍艦島ツアーに参加しています。

野母崎から樺島、そして軍艦島をめぐるバスツアー。



しかし、あいにくの天気、
台風の影響で、
残念ながら上陸はできませんでした。

でも、
楽しい愉しいクルージングを
満喫できました。









20名ほど参加の小さいツアーですが
愉快な仲間との出会いもあり、
満足度の高い最高の時間に満ちた旅です。


今度来るときは、
びわの木のオーナーになって、
軍艦島初上陸を果たします!





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壱岐なモノ

2011-05-18 21:56:10 | 旅行
先週末の壱岐旅行で見つけた
ちょぴり“壱岐なモノ”?

その名もズバリ!



紫蘇(しそ)味のサイダーです。
“小粋”ってのが粋です。それに
“壱岐っ娘”の可愛いイラストに惹かれます。


そして、もう一つ。
郷ノ浦の商店街で見つけた奇妙なお店?



シャッターが閉まっていて
何のお店かわかりません。

お休み処? それとも、碁会所?

(気になって夜も眠れません…笑)



以上、壱岐の小粋な逸品でした。





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壱岐はよいよい

2011-05-15 22:15:17 | 旅行
壱岐から帰ってきました。

今日二日目の壱岐も
のんびりした爽やかな風が
吹いていました。

5月の透明感ある日差しのなか
まずは、猿岩へ。



パンフレットのまんま、
まさに猿さながらの岩に
ちょっと感激!

壱岐の北端の勝本に
移動の途中、
「曾良の墓」の表示に遭遇。
私が訪ねたかった場所の一つです。



河合曾良は、
松尾芭蕉の奥の細道に随伴した俳人。
その墓がなぜ壱岐・勝本に?
その話はまた別の機会と言うことで…。

私だけが歴史的イマジネーションを
掻き立てられましたが、他のメンバーは冷ややかなので、
私たちは、イルカパークに向かいました。



イルカパークのお客さんは、
日曜日というのに私たちだけ…。
イルカがいるだけで、
派手なショーをやっているわけではなく、
飼育員の人が、餌をやるだけの
お食事タイムのアトラクションが
ただあるだけだったのですが、
私はとってもお気に入りになりました。
飼育員のお兄さんから
いろいろとお話が聞けたからかもしれません。
また訪れたい場所になりました。

そして、昼ご飯。
きょうは、壱岐牛のステーキ。



これが
メチャクチャ美味しかった!
(このお店、お薦めです)

ここで、あんまり長居したので、
バタバタと私たちは
月読神社に向かいました。



壱岐は、古い神社がぎっしりの島。
この月読神社も延喜式に記載されている
古い由緒ある神社ですが、
何の変哲もないちいさな神社でした。

土地のおじさんがひとり
軽トラで乗り付けて、
お参りされていたのが印象的でした。

結局、今日訪れることができた神社は
ここだけで、帰りの船の時間も迫ってきたので、
私たちは途中の「海女心」というウニ製造工場併設の
お土産物屋さんで買い物をして、
郷ノ浦の港に向かいました。

帰路は、このジェットフォイルに乗って、
時速75キロのスピードで、
一路博多へ向かいました。




あんまり欲張らずに
のんびりした旅行にしようと、
みんなで話していたのですが、
そこそこ盛りだくさんで
帰りまでよいよいづくしの
楽しい旅行になりました。





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壱岐に行く

2011-05-14 22:27:37 | 旅行
壱岐に来ています。
うちの家族と弟夫婦、それと私の父・母の
一泊旅行です。

この船に揺られて2時間あまり
壱岐・郷ノ浦港に着きました。



昼飯は、
市街の寿司屋で
十種類の魚介が乗った海鮮丼を…。



地のものばかりを使っているので、
身がぷりぷりしてて舌鼓しきり。

その後、昨年開館したばかりの
壱岐市立一支国博物館へ。



一支国の王都跡といわれている
原の辻(はるのつじ)遺跡についての
ビデオを観た後にスクリーンが上がって
背後にひろがる田園のなかに
本当の原の辻遺跡の実景を見せる演出は
なかなかでした。

展示も、現代から過去へと時間を遡っていく
歴史年表の構成も面白いと思いました。

好きな博物館のひとつになりました。


観覧後、その原の辻遺跡公演へ。



原の辻遺跡は、
魏志倭人伝にも出てくるクニになかで
王都の場所が確定できている
唯一の遺跡とか…。

最近発掘調査も進み
遺跡公園として整備されはじめたばかりとか…。


壱岐は「古代史ぎっしり」の島です。
明日は島内の神社(式内社)の幾つかを
訪ねる予定です。



 それはそうと…

 

 トイレットペーパーまで「壱岐」とは…、驚きでした。





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冬のめぐみ

2011-01-21 19:17:39 | 旅行
今週火~水1泊の京都の帰り、
京都駅で買った駅弁がおいしかった。

“冬のめぐみ”

どれもが1000円以上の駅弁ばかりだったなか
1000円を切って980円だったのと、
中身の品数が盛りだくさんだったのもあり
選びました。



・創作笹寿司(鯛)
・ホタテのお寿司
・鯖の白胡麻ロール寿司
・かにの彩りちらし寿司
・焼き鯖
・だし巻玉子
・野菜の煮物(椎茸・人参・筍・牛蒡…)


まさに冬の恵みの味わい。
美味かったです。

来月にも京都行きの予定があるので、
そのときもこの駅弁で決まりです。

冬期限定のようですが、
2月も売ってることでしょう。


あ~、腹減ってきた!






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きょうは京都…

2011-01-18 17:57:00 | 旅行
きょうは京都です。

大学時代の恩師のが
退官の最終講義が明日あるというので、
お休みを取って京都にきました。

新京極を歩いて
錦天満宮へ。



そこから真っ直ぐ西に延びる通りに
錦市場はあります。



きょうのところは、とりあえず
カミさんから頼まれた
実山椒ちりめんだけを求めて
錦市場をぶらぶらと…。

カミさんお好みと思わしき品は
すぐに見つかり、ひと安心。

ホテルにチェックインして、
一服しています。

これから、
昔の仲間と飲み会です。


きょうのお宿はコチラ。








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だるまでマメに!

2010-12-17 22:16:03 | 旅行
先週訪れた東京・調布の深大寺。
曼珠苑ギャラリーでというところで、
「だるま展」なるものが
ささやかに開催されていました。

全国各地のだるまさんもたくさん展示されていたのですが、
小っちゃな まぁるい 可愛いい だるま が
すらりと並べられていたのが、
とっても楽しかったんです。



だるまといえば、
“手も足も出ない”の喩えにも使われますが、
外に置かれていた大きなだるまは
手も足もしっかりと出せる被リモノでした。



私はここで、
“だるまめ”なるストラップを
お土産に買いました。



莢のなかの豆粒のひとつひとつが
だるまさんです。

このだるまでわたしもマメになれるでしょう。

だるまのように七転び八起き!
(いやいや…七転八倒か)




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城跡と芒と青空と

2010-12-14 21:33:22 | 旅行
先週土曜日に訪れた
東京調布の深大寺。

その近く、
水生植物園に隣接した小高い丘が
深大寺城趾にも足を伸ばしてみました。

この深大寺城趾は16世紀前半、小田原北条氏と上杉氏の攻防の中で、
扇谷上杉氏が築造した戦国時代の城館らしいのですが、
特別になにがあるというわけでもなく…、
でも奇妙に心が落ち着く場所でした。


何気ない青春映画で恋人たちが待ち合わせる
そこには子供を連れたお母さんなんかも散歩している
そんな風情の場所だとおもいました。




空がとっても綺麗で…



巨大な芒の穂が、空に向かって背伸びしていました。


さぁ、明日は晴れるかな。
明日は飯塚に出向きます。




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ゲゲゲの町を訪ねる

2010-12-11 23:35:34 | 旅行
東京滞在中です。

昨日・今日と2泊とも
友人夫妻のお宅にお邪魔になっております。


きょうは、その友人夫妻に、車で
調布の方に案内してもらいました。


まず訪ねたのは、
布多天神社。



延喜式に記された式内社・多摩8座のうちに一つとか…

この地の長者がこの天神社に七昼夜参籠して
木綿の布を織る技術のお告げをうけ、
近くの多摩川にさらして調えて、
日本初という木綿布を朝廷に献上したという。

これが「調布」という地名の謂われだそうです。


その後、今日の目的地、
深大寺へ移動。



深大寺といえば、蕎麦。

『江戸名所図会』にも「深大寺蕎麦」として描かれ、
「当時の名産にして味わいもっとも佳なり」とあるそうだ。

門前に立ち並ぶ老舗のそば屋のうちの一軒にわれわれも入り
おそばをおいしくいただきました。




調布市は、水木しげる夫妻がお住まいの地。
しかも、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の
深大寺もロケ地になっており、調布の街全体が
水木しげる夫妻とゲゲゲの鬼太郎で染められているようでした。





悲しいかな私は「ゲゲゲの女房」をほとんど観ていないため
詳細はわからないのですが…

それはそれで、とっても楽しく、
夫妻に対する「あったかさ」が感じられる
安堵感のある風情だと思いました。

また、訪ねてみたいまちです。






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由布院上空から こんにちは

2010-12-10 18:41:20 | 旅行
飛行機に乗って
東京まで飛んできました。

天気が良く、座席も窓際だったので
上空からの景色も愉しめました。


福岡空港から南向きに離陸し
しばらく南下して旋回したようで、
大分県の上空を飛んでいったようです。

おかげで、由布岳と別府の湯煙が
上空から見えました。

写りは悪いけど、とりあえず写真を







今からシアタークリエで、
お芝居を観ます。




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八雲立つ

2010-10-22 22:49:39 | 旅行
ご無沙汰です。

東京に飛び立ったまま、彷徨していたわけではありません。

もはや出張の時しか、
ゆったりできる時間がなくなっていただけです。

で、今日は…、
八雲立つ出雲に出張のできています。

早朝7:35の飛行機に乗ってやってきました。



出雲縁結び空港



仕事は午後だったので、
午前中は ココ↓に行ってきました。



仁摩サンドミュージアムです。

「砂時計」の映画・ドラマで
ちょっぴり有名になった場所です。

メインのホールの頭上には、
巨大な一年計砂時計が
静かに時を刻んでいました。…たぶん。
というのは、
砂が落ちているのは確認できません。



午後からの仕事が、
思いのほか長引いたので、
出雲大社には行けませんでした。

明朝早起きして、
一畑電車で出雲大社に行ってこようと
思っています。



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東京の空の下

2010-06-06 10:38:50 | 旅行
昨日、沖縄から東京へ
直接飛んできました。

きょうは東京の空の下。

 青☆組の「恋女房達」という
 お芝居を観る!

というのが、
東京に飛んできた目的です。


このお芝居についての感想は
また帰福してから、ということで…。、

とにかくはじめて観た 青☆組
すごく刺激的で興味深い演劇に
出会えた興奮で昨夜の酒が美味しかった
ことだけを、ここでは記しておきます。

きょうはもう一本別の芝居を
高円寺で観ます。







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