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SOHO トホホ 日記

女30、転職3回、海外逃亡3回、海外生活計15ヶ月、彼氏継続年数10年超、同棲3年目・・・の私がSOHO始めました。

色だけで??

2005-10-17 18:16:26 | 色のおはなし
今日は、色のおはなしをします。

世の中に存在するあらゆる色の中には、意味のあるものがたくさん存在します。
それは、色が人の心理に大きく影響するからです。
実際のお話を元に、どのように影響するのかご説明しましょう。

まず、明暗。
暗い色は、重く硬いイメージを与え、明るい色は、軽くやわらかいイメージを与えると言われています。
実際、運搬する黒い箱を明るい色に塗り替えたところ、作業者の疲労が軽減した。という話があります。

次に色の寒暖。
赤っぽい色は暖かく、青っぽい色は寒く感じさせます。その体感温度差はなんと3度もあると言われています。
実際に、冷えるというクレームの多かった社員食堂の壁の色をスカイブルーからピンクに変えただけで、クレームは激減したといいます。

引き立てる色。
みかんのネットがオレンジ色をしているのは、中のみかんを少しでもオレンジ色に見せるため。
おくらのネットが緑色なのは、中のおくらをより緑に見せるため。
これは、ネット越しに商品を見るため、ネットの色が中身と同化する現象をうまく利用したもの。買ってきたみかんが、おいしそうに見えたのに、食べようと思ったら、意外に黄色かった。。というのは、ネットのシワザなのです。

こんな具合で、たった色だけで、私たちの心は動かされていたのでした…

そのほかにもたくさんの例ありますが、それはまたのちのち…
興味のある方は、スーパーへ行ってみましょう!
よりおいしそうに見せているパッケージに色のテクニックが存在します!

視覚>味覚

2005-10-07 23:21:49 | 色のおはなし
先日の色彩のセミナーで学んだ話の続きです。

人間の持つ五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)のうち
視覚は全体の87%を占めるそうです。
逆に味覚はたったの1%!(その他の比率忘れちゃいました)

例えば、
今食事をしたのに、忘れてしまう認知症のおじいちゃんに、
いつもよりステキなテーブルセッティングをして、
ステキな食器にステキに盛り付けた食事を食べた時のことは、ずっと覚えている。
ということがあったそうです。

どんなにおいしいものでも、目に刺激がなければ、心に響かないのですね。

これは、料理の苦手な人にも使える裏ワザだそうで、
一生懸命作った手料理を「おいしいね」といってくれない旦那さんには、
たとえデパ地下で買ったものでもいいから、
きれいな食器にキレイに盛り付けて、

部屋の照明を消して、キャンドルライトにしてみたり、
お花を食卓に飾ってみたり、
ランチョンマットを敷いてみたり…
ついでにテレビを消して、ムードある音楽に変えてみる…
などなど、そうやって雰囲気を作ってあげると、
たちまち「今日はいつもよりおいしい☆」とか
「いつもと違うね♪」なんて会話も弾んでいい感じ♪になるらしい。。

料理の苦手な私はまだ試した事はないけれど、
飾りつけとかは好きなので、是非試してみたいと思います。

みなさんも、お誕生日やクリスマス時など、
もしくは、最近食事の時間が単調で…って方は
是非お試しあれ~!(結果教えてくださいね!)

何せ視覚は87%ですから!!


***因みに、ちょっと豆知識***
赤い色は食欲を増進させる色なので、食卓に赤い色があるといいでしょう。
緑色が赤を引き立てたるので、いいバランスで配色しても尚可。
黄色は笑いをさそう色なので、リビングやダイニングに向いています。
だからって、信号みたいな配色にならないように、要注意ですよ


色はどうやって見えるのか

2005-09-27 14:31:46 | 色のおはなし
最近、「色」について、その名の通り「色々」勉強しているのですが、
その中で、自分が面白いな~と思ったことや、
「こんなの知ってた?」と思ったことなどをちょくちょく書いて行こうと
思いまして、新カテゴリ『色のおはなし』を作成しました。


まず、初回は「色はどうやって見えるのか」です。

ある色が一定に見えるためには、
「光源」(光)、「視覚」(眼)、「物体」(見る対象物)
の3つが揃わなくては見えません。

光は電磁波の一種で人の眼が色を感じる光を可視光線といいます。
可視光線は紫外線と赤外線の間の波長です。
光は物体に当るとその波長を「吸収」、「反射」、「透過」のいずれかの反応を受け、眼に色が映ります。
つまり、物体自体にはもともとの色はないのです!

どういうことかというと、
お皿のように白い色は、光の波長を全て反射するので、人の眼には白く見えます。
墨のように黒い色は、光の波長を全て吸収するので、人の眼には黒く見えます。
りんごのように赤い色は、光の赤い波長だけを反射するので、人の眼には赤く見えます。
また赤いワインなどは、赤い光だけを透過するので、人の眼には赤く見えます。

そうして、私たちには色が見えているのです。
暗いところで、物体の色が認識しにくいのは、そのためです。
とはいうものの、薄暗い部屋でもりんごは赤く、顔は肌色に見えるのは、
色の記憶があるために、補正作用が働くためです。
眼から映ったものを見るのは脳の働きですから、脳も物の見え方に大きく影響しています。


ちなみに、テレビなどは自分で発光しているものなので、上記の仕組みとは少し違いますが、色って不思議ですね~

これからも、色に関する面白いお話などがあれば、書いていきますね!
お楽しみに~☆