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平方録

オーマイガァ― ‼

まずは見出し写真の衝撃的画像をご覧ください。

わが愛用の自転車のハンドルバーを固定する金具に走った大きくて深いクラック !
日曜日の午前中、梅雨入り前の貴重な晴れ間にしっかりと有酸素運動をしてこようと出かけた先での出来事。
海を渡る江ノ島大橋を颯爽と風を切って走り抜け、緩い左カーブを曲がってすぐのバスの降車場と方向転換用のロータリーになっている場所の奥に広がる公園に入った途端、ハンドルがフニャフニャになったような気がして慌ててブレーキを掛けた。

それでハンドル固定金具の亀裂を見つけて愕然とした。
一目見て最初に感じたのは、これほどの亀裂が一瞬にして起こるのかという疑問。
最初は小さな亀裂が走り、それが度重なる振動で徐々に大きくなっていったとすれば、その最初の兆候をうかつにも見逃していたことになる。
何たる油断 !

次につくづく幸運だったなぁと感じたのが、フニャフニャ状態になったとはいえ、一応ハンドルを固定し支えている支柱から外れてしまうことなく、曲がりなりにもつかまっていられたこと。
もし支柱から外れ落ちることがあるとすれば、ハンドルで上体の体重を支えているボクは突如、前方につんのめって自転車から転げ落ち、大事故につながりかねないところだった !
これは考えただけでも恐ろしいことである。
もし速度を上げて車道を車と並走しながら走っているような時にそれが起きたら…
ホントに危機一髪だった。

正確な入手時期ははっきりしないが、既に少なくとも12~3年は乗っている自転車だ。
タイヤがすり減ってしまい、仕方なく去年タイヤを交換した。
交換を頼んだ自転車屋ではブレーキと変速機のワイヤーが錆びていて、いつ切れてもおかしくないので新しく張り直した方がいいと勧められたが、そちらは断った。
それ以降、気にはしていたのだが、クラックと言う思わぬ伏兵が現れたことになる。
たぶん経年劣化と言うことだろうが、ナメちゃいけないということだろう。

で、決断した。
もう自転車は止める…という訳にはいかず、何せ、健康維持と精神の安定を得るための大切なツールであることからして、新たな自転車を購入することにした。
ネットで色々調べた結果、前と同じ日本メーカーの自転車にすることにして、昨日注文してきた ♪
初めて知ったのだが人気車種らしく、2~3週間待たないと手に入らないと言われたが、折しも関東地方は間もなく梅雨入りだ。
梅雨が明ける直前に届いてくれさえすれば十分間に合う。

これから初乗りをどうするか、あれこれプランを練りたい。
姫のいる四国まで、しまなみ海道経由で瀬戸内海を渡って7~800kmってのも悪くないが、昨今の諸情勢を鑑みると実現可能性は低い。
ならばどうする…とまぁ、思いは駆け巡る。
折しも、カッと照り付ける真夏の太陽の下、ボクにとってはこれ以上の条件はない。
風を起こして走るのだ ♪

寄る年波で鉄製のボルトの頭部分は錆びてしまっているが、アルミ製の支柱(手前)やハンドルバーに劣化は感じられないのだが…
帰り道、家まで7kmの道のりをぐらぐらのハンドルをだましだまし、なだめすかしながら7~8kmの低速走行で戻ってきた
それでも押して歩くよりは楽だもの…神経使ったけどね !

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