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アクマのささやき

ゆきちの生態と本性が垣間見えるブログです

薔薇づくしの休日も悪くない?

2007-01-22 05:24:38 | 小説/モノ語り
やぁーっとアップできました!
「ロコマリストに捧ぐ 20のお題」 第4段、「10 薔薇」。
完成したのは10日ほど前なのですが、姫2の風邪などで作業ができずアップが遅くなってしまいました。

この話のきっかけは、友人がプレゼントしてくれた薔薇ジャム。
そこから妄想がブワーっとスタートして、一気に書き上げてしまいました(^_^;)

妄想の発端となった薔薇ジャム

綺麗な薔薇色のジャムの中に濃淡色のはなびらが入ってて、甘~い中にもほのかな酸味(レモン?)、そしてほのかに薔薇が香る美味しいジャムです。

プレゼントしてくれた友人はまさか私がこんな物を書き散らしてこんな所で公開しているとは夢にも思ってないので(でも絵は見せたこと有)、無邪気に薔薇好きな私にプレゼントしてくれた訳なんですが、まさか食しながらひたすら妄想に取っ付かれているとは神のみぞ知るといった所でしょうか。
ちなみに薔薇ジャムは姫1とともに毎朝美味しく頂いてマス。
しかも姫1が異様に薔薇ジャムを気に入ってしまって、どんどん食べちゃうのには困ったもんだ(高いのに・・・)。
まあもったいぶってて腐らせるよりはよっぽどマシかな?

ところで先日ブログにてアップしたお話の続きですが・・・
ちょっと詰まっちゃったんで「そうだ、DVD見よう!」と久し振りに最終回とロコマリ奇蹟見たのが間違いだった!!
妄想が勝手に話を捏造してて、なんだかアニメとは大分かけ離れた話になってしまってて、そのせいで行き詰まってしまったんですよorz
まあ元々捏造しまくりなんでそれでいいっちゃぁいいんですが、只今少々混乱しておりますので頭の中が落ち着くまでもうしばらくお待ちください<(_ _)>

以下の「続きを読む・・・」にて20のお題「10 薔薇」の文中のあれこれについて語っております。興味のある方は是非読んでみてくださいね(^^)
20のお題 「10 薔薇」 設定などなど

お茶について
文中のお茶は、友人から教えてもらって以来ハマってしまった某お茶専門店のものを参考にしてみました。

薔薇のはなびら入りのお茶は『ローズティー(ROSE TEA)』。
先日やっと購入したんですが、開封するのが勿体無くて(←開封済みのお茶が多過ぎるのだ)まだ飲んでません。ごめんなさい。
飲んだら感想コメント付けますので許してください(T_T)

ローズヒップのお茶はお気に入りの『ラビアンローズ(LA VIE EN ROSE)』。
(説明文より)
ルイボスティーに、ハイビスカスとローズヒップをブレンド。
爽やかな酸味にローズもほのかに香る、美しいルビー色のお茶です

元々は名前に惹かれて買ったお茶ですが、ただのローズヒップのお茶とは違っていてほのかな甘味があり香りもとても良くて大好き。
最初は美味しいと思ってるのは自分だけかと思ってたんですが、遊びに来た母に「美味しい」と持って行かれちゃった(T_T)ので再購入してきました。

料理について
文中ではロココが朝食の支度をしていますが、長旅を続けていれば料理ぐらいできるだろうという前提でやらせてます。そして彼らしく上達が早くてしかも凝り性?
決してマリアが料理できないという訳じゃないのです。実はちゃんとそれなりの腕はしている訳なんですが、怪我で寝込んでいる間にずっと彼が家事一切をしてくれていたのでなんとなーくそのままにしているというか・・・
作ってもらえるっていい気分ですからね(願望か?)
本当はマリアもちゃんと料理はできるんです。天魔界では信用できる者が少ないので自炊も結構していたようですから。
そして魔女よろしく怪しげな薬とかも作ったりして?

アンドロココの体質(?)
アンドロココと言えば「薔薇」。
髪に飾るわ服に付けるわ、おまけに髪まで薔薇色(?)とくれば、もう体臭まで薔薇にしちゃえ!って勢いで薔薇臭い男にしてしまいました。
でもそれだけじゃフェアじゃない(何が?)ので「じゃあマリアも」と思い、百合の香りが匂い立つ女にしてみました。
マリアの花を決めるに当たっては随分と悩んだんですが、良い香りがして立派な花となると植物オンチの私には百合しか思い付かなかったのです。
最初はマリアをイメージさせる花は椿(赤→血→ワンダーマリア、白→聖→シヴァマリア)と考えてたんですが、匂いがイマイチわからなかったので百合に変更してしまいました。
あと「理力の影響で薔薇が咲く」ことについてですが、それも華々しくて良いかと。
しかし薔薇が咲き乱れるのを通り越して狂い咲きしてる庭園って一体・・・

ちなみに、ヘッドロココ以前はこんな体質ではありません。アンドロココ専用。

日頃の鍛錬
彼等の日課として欠かせないのがトレーニング。これまで鍛錬して培ってきたものを衰え鈍らせないように、それぞれ特性に合わせたメニューを日々行っています。
ロココは主に戸外でランニングとか腕立て腹筋など、筋力と持久力を維持→増強するための運動を日課にしています。
対してマリアですが、戸外でする暑苦しい運動はあまり似合わないし、きっと人目につくようなことは好まないと思ったので室内でする運動。ストレッチやパワーヨガなどが合いそうだと思ってそうしてみました。(しかしどちらもよく知らない私・・・)
そしてこのほかにもふたりとも、理力(または魔力)を衰えさせないためのトレーニングとして精神集中などもしたりして。戦士って大変そうだなぁ。


とまぁこんな感じで勝手に自分設定を多用したりしております。
他にも色々あるのですが、それはまた話の流れで紹介できればいいな~と思っております。
それではまた(^^)

新年のご挨拶も兼ねて

2007-01-03 07:26:23 | 小説/モノ語り
明けましておめでとうございます。
結局昨年は更新できたのはたった1回、ブログに記事をアップできたのも数回。
やりたいことが何もできず、苛々と反省続きの一年でした。

私事ではありますが、昨年は引越しの後片付け→長女の幼稚園入園→出産→ふたりめ育児と大奮闘。
加えて自分を含む家族、とりわけ娘達の病気(喘息)との闘いの年でもありました。
特に秋以降、家族全員咳に倒れるという非常事態に陥り、一時はどうなるかと思った時もありましたが、それが落ち着いた現在ではほろ苦い思い出に。。。
咳の件はどうやら新築の我が家に問題があるようなのですが、とりあへず対処法もなんとか見付かったので、これからは長~い目で見た闘いになることでしょう。

そして今年は・・・!?
殿の後厄に加えて、私が人生最後の前厄に突入(年がバレるって。汗)するのでドキドキですが、ドンラッキーにならないように御払いをしたりして頑張ってゆきたいと思っております。

ところで早速不完全ながらお話をひとつアップしてみようかと。
とは言ってもまだ本当に不完全体でございますので、誤字脱字や文章が変だったりする所がちらほらあるかもしれませんが、どうかその事については何卒ご容赦願います。

それではご興味のある方は、下の「続きを読む…」から先にお進み下さいませ。



+++ 消失 +++

押し寄せる悪魔達を次々と切り倒したが、あまりの数の多さにじりじりと後退するしかなかったが、それでも背を向けることだけはしなかった。
例え命を捨てても敵に背を見せるような無様なことだけは、するつもりはなかった。だが、多勢に無勢。どんなに刃で切り倒そうと、魔力で薙ぎ払おうと、敵の数は一向に減ることはなく、我が身の傷が増えるばかりだった。

睨み付けた先にぎらつく無数の欲望に満ちた眼差しに、激しい嫌悪を感じた。
相手は皆、雄。
これまで一指も触れられぬ高嶺の花が不意に足元に落ちてきたのだ。どの顔もみな一様にその肉体を嬲り、貪り、切り刻む快楽を求めて醜く歪んでいた。

そのおぞましさに総毛立ち、それらをまとめて消し去ろうと剣に魔力を集中した瞬間、突如異変が起きた。何の前触れもなく、激しい衝撃とともに聖球が飛び散ったのだ。その衝撃波と発せられた聖光で手前にいた悪魔は消滅したが、マリアも後ろへと弾き飛ばされた。

「く・・・」

衝撃波のせいで体中が軋むような痛みを発したが、それに身を委ねている余裕さえなかった。
剣を拾い上げふたたび構える刃はこぼれ、聖球は僅かひとつを残すのみだった。背後は切り立った崖。その下には濁流が渦巻いていた。

ふたたびじりじりと悪魔達が近付いてくる。そのうちのひとりが嫌らしく歪めた口でこう言った。

「そんな役にも立たなくなった剣を持って戦ったところで、最早勝ち目はあるまい。
おとなしく投降しろ、ワンダーマリア・・・いや、聖球を失った今のお前はマリアショウとでも呼ぶべきかな」

見覚えのある顔だった。
昔、閨に押しかけて来た時に息の根を止めておくべきだった。と思った。

「ふん。貴様ら雑魚供相手には、このナマクラひとつで十分だ」

冷ややかな声と燃えるような視線で周囲を威嚇しつつ、マリアは不敵に微笑んだ。

「特に・・・私を犯し損ねたような奴はな」

瞬間、相手の顔が怒りで醜く歪み、叫んだ。

「畜生・・・!―――この女を嬲り殺せ!!」

大挙として押し寄せる悪魔達を目の前にしていたが、マリアの心は不思議なほど静穏だった。
敵が押し寄せる轟音のような足音も、背後で渦巻く水の音も、肉体の痛みさえもが遠く感じられ、時間の流れが止まったような錯覚を覚えた。

ふと、ロココの顔が浮かんだ。
次界を目前にして消滅する前に浮かべた、穏やかで安らかな表情。

 ああそうか・・・
 奴も消える時は、きっとこんな風に感じたんだろうな・・・

ストップモーションのようにゆっくりと動く敵を眺めながら、想う。

 もういちど・・・会いたかったな・・・

静かに瞼を閉じると、最後に遠くから一度だけ見たアンドロココの姿が浮かんだ。
以前よりずっと色褪せた、薔薇色の長い髪が風にたなびいていた。

走馬灯のように駆け抜けてゆく想い出の数々。

 さよなら・・・

小さく笑った。

<続く>



実は前部分がまだ練りきれてないので途中から始まってます。
そしてこの続きもまた然り。中途半端で申し訳ない限りです(T_T)

お話としては第74話の「アンドロココ復活」または「ロココ&マリア奇蹟」あたりの物語になるわけですが、このあたりからストーリーの理解度がぐーんと下がってくるので、以降パラレルに突入してしまうのです(^_^;)
この先にまだ続きがありますので、皆様にお見せできるくらいの形になりましたら、またブログにてアップさせて頂きます。

それでは本日はこれにて失礼致します。
本年もどうぞ宜しくお願い致します<(_ _)>

というわけで・・・・

2006-07-19 17:31:43 | 小説/モノ語り
ロコマリらしいステキなスキンに模様替えして気分一新

以前友人のブログで「成分分析占い」というのをやっていてとっても面白かったので、ヘッドロココさんをオモチャにして色々やってみました。

長ーくなるので詳しくはをご覧下さい
というわけで、まずは「成分分析占い」です。

ヘッドロココ の成分の分析結果
ヘッドロココ の57%は昆布だしで出来ています
ヘッドロココ の18%はペンキで出来ています
ヘッドロココ の10%は気合いで出来ています
ヘッドロココ の7%は着色料で出来ています
ヘッドロココ の5%は缶コーヒーで出来ています
ヘッドロココ の2%は誕生日で出来ています
ヘッドロココ の1%は硫黄で出来ています

・・・昆布だしの効いた真っ赤な缶コーヒーって感じでどうでしょう?
コーヒー風味の真っ赤な昆布だしと言った方がいいのかな?
どっちにしても味わいたいたくない味であることは間違いない


次は「栄養成分占い」いってみよー!

ヘッドロココ の栄養成分の分析結果
ヘッドロココ の 62%は「アルファリポ酸」で出来ています。
ヘッドロココ の 29%は「タンパク質」で出来ています。
ヘッドロココ の 4%は「ビタミンB6」で出来ています。
ヘッドロココ の 4%は「ミネラル」で出来ています。
ヘッドロココ の 1%は「にがり」で出来ています。

御免なさい。理系だったけど科学は苦手です
なんだか体によさそう?・・・うーん、やっぱりわからーん<("O")>


更に「効果音分析占い」

ヘッドロココ の効果音の分析結果
ヘッドロココ を叩くと、51%の確率で「こっくりこっくり」という効果音が出ます
ヘッドロココ を叩くと、29%の確率で「ピンピン」という効果音が出ます
ヘッドロココ を叩くと、11%の確率で「ぎょろぎょろ」という効果音が出ます
ヘッドロココ を叩くと、5%の確率で「ぼんやり」という効果音が出ます
ヘッドロココ を叩くと、3%の確率で「さっ」という効果音が出ます
ヘッドロココ を叩くと、1%の確率で「へこへこ」という効果音が出ます

勢いの人なわりに情けない音でできてるなぁ・・・
らしい効果音は「さっ」くらいか。しかも3%って


真打ち「行動特性占い」。笑えます。

ヘッドロココ の行動特性
ヘッドロココ は、面倒になってくると、「まあいいや」と適当に済ませる場合があります。
ヘッドロココ は、本は買うけど、最後まで読まずに放っておくことがよくあります。
ヘッドロココ は、下ネタを嫌うふりをしているけど、実は結構好きです。
ヘッドロココ は、お菓子が目の前にあると、食べてしまいます。
ヘッドロココ は、恐怖を感じると、すぐに逃げ出します。

うはははは(≧▽≦)ノシ!!
実はこういう人なんだと想像したらかなり笑えます。
「むっつりスケベで食いしん坊で、結構いい加減。おまけに弱虫?」
あの凛々しい彼にはこんな裏の顔が?・・・


おまけ「URL訪問者分析占い」

ヘッドロココ の訪問者分析結果
訪問者の 24%は「部長」です。
訪問者の 22%は「建築士」です。
訪問者の 19%は「ロシア人」です。
訪問者の 15%は「アダルトサイトと間違えてアクセスしている人」です。
訪問者の 8%は「FBI捜査官」です。
訪問者の 7%は「イケメン」です。
訪問者の 5%は「コンビニ店員」です。

「アダルトサイトと間違えてアクセスしている人」がいて、しかも「FBI捜査官」に監視されてるとしたら、結構いかがわしいサイトなのかもしれない・・・(笑)


というわけで、結構ご本人と食い違っている占い結果でした。
面白いので他の人もやってみました。。。笑えますよ
オススメは「行動特性占い」と「効果音分析占い」です。
お試しあれ~

出産派?分裂派?

2006-02-21 23:54:52 | 小説/モノ語り
お久し振りです
ず~っと更新したいしたいと思いつつ時間が作れなくて、やっとできたと思ったらもうじき3月。新年の挨拶とか、バレンタインとか、もう何かしようったってできないくらい過去の話になってしまいました

とりあへず中耳炎は治り、聞こえなかった左耳もそれなりに開通
あとは磨り減った体力をどうやって取り戻すかが問題・・・
どなたか簡単に体力を激増させる方法を教えてください。(懇願)
体重を増やす方法なら悲しいくらいよく知ってるんですが

今回(2/19)の更新で、やっとイラスト1点アップすることができました。
妊娠中のシヴァマリアさんのイラなのですが、この絵描いた当時私はまだ普通のジーンズ履いてたのに、まごまごしているうちに絵と同じくらいのお腹(現在8ヶ月)になってしまいました

ところで以前、某サイト様のとある質問のひとつに「マルコの誕生は合身時分裂?それとも出産?」という問いがありました。

皆さんはどちらでお考えでしょうか?
私は断然出産派です(←派閥があるわけではありませんのでご注意ください)


何故そこまで力いっぱい出産なのか?
そもそもBM界には母胎に子を宿すとか、そういう概念なさそうなのに・・・
そして合身分裂する(あるいはどこからか湧いて出る←虫じゃないんだから)方がずっと自然なのに・・・

でも私はやっぱりマリアに出産して欲しいんですよね。あえて。

自分が一児の母で現在妊娠中だから?とも思われるかもしれませんが、実はもっとずっと以前、新BMがリアルタイムの頃からずっと出産派なんです。
実は当時大好きだった作家さんの御本にそういう絵がありまして、それ以来出産派一筋に。

深く考えるとちょっと不自然だなとか、出産するためには妊娠しなくちゃでそのためにはゴニョゴニョ・・・とか色々考える所もあるんですが、聖魔和合自体が特異な事だから妊娠・出産もアリかなと思ったり。
そして更に自分も妊娠・出産という経験をして、不自然だとしてもやはり産んで欲しいな、と思ったり。

妊娠中って個人差があるにせよ決して楽ではなくて、肉体的にはつわりが辛かったり、抵抗力が落ちて病気になりやすいのに薬が飲めなかったり、あちこち痛くなったり。
更に精神的にもが激しくなったり涙もろくなったり。
そんな風に精神的にも肉体的にも様々な変化があったりして・・・
それが出産ともなると、もう何がなんだかよくわからないくらい痛かったり辛かったり。
所謂産みの苦しみとか言うヤツですね。
(男性はあまりの痛さに耐えられなくって死んじゃうとかいう話もありますが・・・汗)

多くの罪を犯し多くの命を奪った悪魔の中の悪魔であるマリアだからこそ、そういう経験をして欲しいというか、胎内に宿る児を育み愛しむことによって内面から変化していって欲しい。
つーか、ワンダーマリア(またはマリアショウ)から一転して聖母みたいなシヴァマリアになるってのが受け入れられないんですが、私。

だからその間には実はある程度の時間の流れとかエピソードとかがあって、外見も内面も徐々に変化してやがてシヴァマリアになる。というふうにこじつけたいわけです

実はそこんところの話は頭の中では出来上がってしまってるんですが、形にするとなると難しい~ 時間もない~

イメージを絵でも文章でもいいからとにかく形にする道具が欲しいよドラえもん~

とか他力本願に縋りたくなります。
いつか形にできたらいいなぁ(←ヘタレ)

桜の木の下には・・・

2005-04-08 18:03:47 | 小説/モノ語り
 近所の桜の名所 某公園の満開の桜 
 

今日は花見に行ってきましたーって、これで3度目
いや実際に桜の花が咲いている中での花見はこれが初めてです

桜、好きなんですよ。すっごく。
高校生の時は梶井基次郎が好きで、その中でも特に「桜の樹の下には」が好きでした。
んで、花見をしながら「ここにあるすべての桜の木の下に屍体が埋まってたら・・・」とかすっごく陰気なことを考えていたのはナイショです。

母子総勢24名で花見している最中に考えることじゃないですね。激しく反省。。。

そしてそんな環境の中、ロコマリ妄想・・・

「ロココ、知っているか?桜の木の下には屍体が埋まっているんだぞ」
「・・・そんなことを本気で信じているんですか、マリア?」

桜の木の下で、笑いながら彼はそう言った。
その笑い方が彼女の気を逆撫でするのを知っていて、わざとそうする。
そして彼がわざとそういう笑い方をしているのが分っていても、やはり彼女は面白くない。
しかしそれを彼に悟られるのは、もっと面白くない。

「皆そんなことも知らずに桜の木の下で浮かれ騒いでいる。狂気の沙汰だ」

彼女は彼の言ったことなど聞こえなかったかのように、言葉を続けた。
そしていささか冷ややかな視線を周囲に向ける。
その視線の先にはお祭り騒ぎをしている数多の民の姿があった。

「こんな良い気候の中、こんな綺麗な花の下で、そんなことを考えているのは貴女くらいでしょうね」

人目のあるところでは決して言葉を崩さない。彼のそんな癖もまた彼女の癪の種だった。
マリアは自分の腿の上に転がる男の両頬を強く抓った。

「どけ、重い」
「いててて・・・」

ロココは自分の頬を力いっぱい抓る彼女の手を掴んで離し、紅くなった部分を摩りながら、それでもなおマリアの腿の上にどっかりと乗せた頭をどけようとはしなかった。
かわりに、剥れて自分を見下ろす彼女の紅い瞳を見詰めて彼は言った。

「・・・桜の木の下に埋まっている屍体は女性だといいます」
「はあ・・・?」
「そして桜の木の精は男性だという話もあります」
「・・・」
「愛しい女の屍を養分にして桜は成長する。その女の魂は気に宿り、美しい花を咲かせる・・・」
「おい・・・」
「私も桜の木の下で浮かれ騒ぐのは狂気の沙汰だと思いますよ。でも・・・」

そう言ってマリアの首を引き寄せる。

「知っていますか?桜の下ではみな、気が狂れるのですよ」

そしてロココは身を起こすと、マリアの紅い唇に、自分の唇を重ねた。

「だからここに居る誰もみな、狂っている。
 だからこんなことをしても、誰も気にしない」
「・・・馬鹿」

もう一度、今度はもう少し深く、重ね合わせる。

「私はそんな桜が好きなんです」
「お前は余程狂わされるのが好きらしいな」
「何かに強く魅かれるというのはいいものですよ」

そう言って、マリアの頬に手を当て愛しそうに彼女を見詰めた。

「ふん・・・」

少し頬を赤らめて、しかし相変わらずの剥れ顔のまま彼女は視線を逸らした。
そこにもまた、満開の桜。

その美しさに目を奪われながらマリアは言った。

「私も・・・桜は嫌いじゃない。だがお前の養分になるのは御免だ」
「じゃあ私があなたの養分になりますよ」
「勝手にしろ」

どれだけ同じ時を過ごしても変わらない。
照れるとすぐに赤面し、それを隠そうと目を逸らして剥れ顔をする癖。

そんな彼女の表情が、桜の木の下で、とても可愛く美しかった。



だっひゃー妄想止まりません
超バカップル&ラブラブ話になってしまったよ
木っ端ミジンコけてーい

勢いに任せて書いたので、後で読み返したりしたらこっぱずかしくって消してしまいそうですが、更新が滞っていた罰として絶えます。
まあ、満開のの木の下で飲んで子供達と走り回ったので、気が変になったと思って流してやってください