
地上のホシガラス(星烏)
残雪フミフミ一切経山(2025.5.23)
「#1 浄土平より山頂へ」「#2 魔女の瞳の色変化と...えっ!?」の続きです。
一切経山山頂部を後にして - 13:26

磐梯山(赤埴山、磐梯山、櫛ヶ峰)、猫魔ヶ岳。

福島市の市街地は青空の下に。

その南隣、吾妻小富士の向こうに見える二本松市街地は曇り空の下に。

正面に東吾妻山を眺めつつ...!?

鎌沼の水面が凪いでいる?
今は廃道となった一切経山直登コースとの分岐まで戻って - 13:45

平石山を振り返り眺める。

さて、鎌沼の水面はまだ凪いだままか?

どうぞそのままそのままと...

ガレた急坂を慎重に下って...


一寸怪しいぞ。
雪渓を越え、酸ヶ平避難小屋を通り過ぎ・・・

酸ヶ平分岐を右に折れて鎌沼方面へ - 14:00

酸ヶ平湿原の池塘。

鎌沼は...まあね。

やっぱり雪解け水で満水。

分岐して水の中に続く木道の先、いつもの休憩場所ももちろん水の中。

鎌沼周回コースを進み、姥ヶ原を経由して浄土平に下るのも良いけれど、5月下旬~6月初旬の姥ヶ原分岐から浄土平に下る登山道の一部区間は...
洗掘された登山道に雪解け水が流れ、その影響で残雪は(プチ)スノーブリッジ状に。
「踏み抜き地獄」を歩くことは避けたいし、もう14時を過ぎているしで...うん、引き返そう。

引き返したからこそ出会えた...

樹上のホシガラス。

そして湿原を歩くホシガラス。

何を探しているんだろうか?

こちらは望遠ズームレンズを装着したカメラのファインダーを覗いて...池塘のワタスゲ(綿菅)はまだ蕾だな。

酸ヶ平分岐に戻って - 14:25

雪渓に。

・・・。

一切経山と蓬莱山との間を流れる沢を埋める残雪はスノーブリッジ状で、穴が幾つか開いているのを往路で確認済み。
左を選べば人生終了の途を辿ることに。

後続は誰もいないし。
・・・ということで、右を選び、藪を少しばかり漕いで夏道に復帰。

一切経山大穴火口からの噴気。

最後の雪渓を下って...

ムシカリ(虫狩)、またはオオカメノキ(大亀の木)...その芽吹き。

ナナカマド(七竈)の芽吹き。

往路では気が付かなかったけれどクロウスゴ(黒臼子)の花が咲き始まっていた。

ミネヤナギ(峰柳)の花。

マルバシモツケ(丸葉下野)の芽吹き。

雪の重みで倒れていたミヤマハンノキは起き上がる最中。
浄土平湿原の登山者カウンターを通過 - 14:55




ミネザクラ(峰桜)
ちなみに酸ヶ平避難小屋付近の雪渓...
あの場所のミネザクラは6月中旬~下旬に咲くはず。
(過去、7月上旬に満開、9月上旬に紅葉していたことも)

一見、まだ湿原には何も咲いていないように見えるけれど...

ワタスゲの花が咲いていた。

でも、ほとんどがすでに花が終わった状態で...

お馴染みのフワフワまでの過渡期。

6月になれば、もうこの湿原は♪

そういえば珍しく子供達の姿が見えなかったな。

・・・って、今日は平日だった。

浄土平駐車場に戻って山行終了!! - 15:15
迷惑にならない程度の全数枚だけど...
要所要所でスマホで撮った画像を(元)山の会のLINEにリアルタイムで送りつつの登山。
最後に「下山しました!」の1枚を送って...
さあ、帰ろう。
これでおしまいです。
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「ひーたの休日#3」後継のブログ「ひーた。の休日」を「はてなブログ」に開設しました。
https://heata74.hatenablog.com
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しばらく会いに出かけられていないので
こちらで出会えて嬉しいです\(^_^)/
標高が高い場所でしか出会えないホシガラスさんは、森林限界が低い東北地方だと♪
”こちらで出会えて嬉しいです”...良かったです。
#123を何度も読んでいました。吾妻小富士や魔女の瞳、上から見下ろすとこういう感じなんだ、磐梯山ってこういうふうに見えるんだと目の前に風景が広がるようでした。きれいですね…
ミツバオウレンやクロウスゴは見ました。ホシガラスは分からなかったのですが、登山の格好をして歩いていたお姉さんが親切に説明してくれました。
すてきな写真をありがとうございました。陽林寺編を楽しみにしています。
一度でも一切経山に登ってしまうと・・・
魔女の瞳はもちろん、眼前に広がるこの風景に魅入れられてしまい、もう延々のリピート...
自分はこんな感じです。
8日に四季の里と水林自然林、15日にあづま総合運動公園、22日に陽林寺を訪ねているので...
お待ちください☺