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一切経山に未だ見ぬ風景を求めて(2023.6.17)#1 浄土平より山頂へ。そしてシモフリ新道をほんの一寸だけ偵察

2023-06-28 22:03:03 | 山歩き -2023-

シモフリ新道は、いつか歩いてみたい道。



6月17日


日本気象株式会社の「てんきとくらす」の「高原・山の天気」によると17日の一切経山の登山指数はC。

ところがどっこい...

前日(16日)の夜にダメ元でアクセスしてみれば、登山指数がAに変わっていた!


● ● ● ● ● ● ●


福島市の中心市街地より県道70号福島吾妻裏磐梯線を西へ。
そして高湯温泉の先で磐梯吾妻スカイライン(県道70号福島吾妻裏磐梯線)に。




福島市土湯温泉町鷲倉山...
浄土平駐車場(普通車500円)に到着して、車から降りれば・・・

コホンコホンと軽く咽せたのは、一切経山大穴火口などからの噴気...
火山性ガスが風で少しだけ流されてきていた?

・・・が、それはほんの一時だけ。

山歩きの準備をほぼ済ませたら、その〆のトイレに。




その近くにある微温湯温泉登山道の出入口から駱駝山を眺める。




今日は一切経山山頂からラクダの背に続くシモフリ新道...駱駝山までは下らず上部だけを探ってみたい。


車に戻って・・・




今回のGPSログ。


浄土平駐車場を出発 8:15














水面をジッと見つめていたけれど、気泡は浮かんでこなかった。




木道を進み・・・




水が流れる登山道を。




ゴゼンタチバナ(御前橘)は咲き始めたばかり。




イワカガミ(岩鏡)は見頃。
























あえて花が開き始めたツマトリソウ(褄取草)を。




今日は雲の姿も良い♪




クロウスゴ(黒臼子)




ミツバオウレン(三葉黄蓮)









酸ヶ平まで登れば、登りはいったん収まる。


酸ヶ平分岐を右に、酸ヶ平避難小屋・一切経山方面に折れて 9:02




・・・すぐのいつもの撮影場所から。


酸ヶ平避難小屋を通過して・・・




ガレ場の急登を息を切らしながら登る。




時々振り返り、東吾妻山や酸ヶ平湿原や鎌沼を眺めつつ。




坂を登り切ったら...
お昼は鎌沼の岸辺でかな?




小休止の後・・・




磐梯山が会津地方を覆う雲海より姿を現していた。









吾妻小富士。









福島市街地もよく見える。




強風地帯に今日も風は吹く。
ただ、帽子を飛ばされまいと手で押さえておく必要はなく。









山頂一歩手前の「空気大感謝塔」 9:45


そこより東側に張られているロープにピンク色のテープが巻かれている。




そしてコース沿いに点々と続く赤い布が巻かれた杭を確認して、ここで間違いなしと。

・・・?

「駱駝山までですか?」と声を掛けられ、「いや、自分は途中まで」と。

その方と一緒にロープを跨いで、初めてのシモフリ新道へと・・・

近くで休んでいた人に「コラッ!」

こちら側には道標がないけれど、不動沢登山口からしばらく登った賽河原の分岐には道標。

家形山から紅葉に彩られた魔女の瞳を眺めたい(2021.10.3)#1 不動沢登山口より大根森へ
家形山から紅葉に彩られた魔女の瞳を眺めたい(2021.10.3)#2 山頂にて再び魔女の瞳がその姿を現すまで
家形山から紅葉に彩られた魔女の瞳を眺めたい(2021.10.3)#3 慶応吾妻山荘に立ち寄り...不動沢登山口に下山

地形図にも記されている正式な登山コースだと2人で説明したら、平謝り。


改めて、ロープを跨いで・・・




未だ見ぬ風景を









赤の破線は登山道、青丸は登山者。




磐梯吾妻スカイラインはこうしてみると凄い場所を通っている。


・・・で、あの桜本のメガソーラーは天狗の庭の紅葉を撮る時も、不動沢橋から紅葉を撮る時も。
(撮り方によってはフレームイン)




磐梯吾妻スカイラインの涅槃坂。




浄土平駐車場だけではなく兎平駐車場(無料)までも見える。




そして吾妻小富士の火口だけではなく、眼下の複数の火口までも。


今回はこれで満足!?




急下降を前に引き返す。




このルートはそれなりに歩いている人がいるけれど、一切経山山頂付近では道形(みちなり)が濃くはない。




杭を見つけられないぐらいガスっていたら、道を見失うだろうなと思いつつ進む。


ピンクテープが巻かれたロープを跨いで・・・


一切経山山頂に 10:04 




一等三角点・点名「吾妻山」(標高1949.1m)にタッチ!



続きます。

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