ココロの日記

昔の記事でもいいのでコメントもらえたらとてもシアワセです^^

「海辺のカフカ」はなぜおもしろいか

2005年09月09日 | いろいろなこと
村上春樹さんの小説「海辺のカフカ」
やっと読み終わりましたっ!
おもしろかったです。

これを読んで思ったことは、変な言い方ですが、頭のおかしい人っていないんだな、ということ。
どんなことでもそうですが、世の中の全ての「おかしなこと」の基準って、結局は自分です。

ところが、この作品に出てくる人物って、見様によっては、みんなおかしい人ばかりです。
でも、自分がそれぞれの人に感情移入してみると、別におかしいなんて全然思わない。
本当に不思議なものです。


今回、頻繁に使われた表現で、すごく気に入ったのは、
「それは、どうしてとか、なぜとか、そういう理屈ではなく、ただそこにあるんだ」
・・のような表現(違ったかな ^^;)

とても気に入りました。
無条件で受け入れている感じがしませんか?


村上春樹さんの作品は、他の小説についても言える事だと思うのですが、人それぞれ、いろいろな捉え方ができるところが人気の理由ではないかと思いました。

そして、繰り返し読んでも、その人のココロの状況によって、感じ方が変わってくるのでしょうね。

またしばらく間を空けて、読みたいなと思いました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
簡単そうですけど、実は… (まる)
2005-09-09 18:27:32
ココロさん、こんばんは。



そこにあるものを無条件にありのまま受けいれるって素敵なことだと思います。

でも、自分の生活を振り返ってみたら、なかなかそういうことってないような感じがしましたよ。

単純に見えることが実は一番難しいことなのかもしれませんね。



<モノゴトをまっすぐ見つめられるヒトになれたら素敵ですよね。>
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はい、難しいです・・ (ココロ)
2005-09-11 08:59:26
まるちゃん、こんにちは。



ありのまま、無条件で受け入れるって、理屈っぽい私の性格では、時としてすごく難しいことなのかもしれません。

どうしても理由を考えてつなげようとしてしまいます・・ ^^;

まるちゃんもそうなのかな・・(笑)



でも、世の中、理屈ばかりじゃないですよね。

だからこそ、ココロに響いたのかもしれません。



色眼鏡を外して、本音でいろいろなことに向き合っていけたらなぁと思いました。
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