
豚革が入ったドラムは回り続けているわけで、
今日の実習は脱灰、ベーチング、ピックリング、クロムなめしをする。
と書いても、なんのことやらという感じだと思うのだが、
昨日までの作業で毛は溶剤によって完全に溶けてしまっていてOKなのだが、
(写真は今朝ドラムを開けて、中の革を少しカットしたもの。
真っ白で完全に毛が溶けた状態。プリッとしているが、少しコシがでてきている)
このままでは、革はアルカリ性になっていて、クロムなめしには都合が悪いため、
これから、いくつかの薬品を入れて、酸性にしていくのが今日の作業。
薬品は塩化アンモニウムや界面活性剤など、数種類使う、そのなかでロハポンORという、革を柔らかくする酵素を使うのだが、これは、牛のすい臓から作った酵素で
このにおいは、まさしく八広の駅から歩いてくる間に匂ったものだった。
そうか、八広は牛のすい臓の匂いがするんだ・・・
その後、ギ酸はまだいいにせよ、硫酸も使うので、うっかりすると、Gパンに穴を開けてしまう・・・
「ダメージジーンズっぽくなるかなぁー」
「そういうふうには、あかないと思いますよ・・・」
ということなので、慎重に作業する。
ベアクロムというクロム剤をいれ、クロムが革に浸透したのを確認後、
最後に防カビ剤をいれ、明日の朝まで、またドラムを回し続けるのでした。
今日の実習は脱灰、ベーチング、ピックリング、クロムなめしをする。
と書いても、なんのことやらという感じだと思うのだが、
昨日までの作業で毛は溶剤によって完全に溶けてしまっていてOKなのだが、
(写真は今朝ドラムを開けて、中の革を少しカットしたもの。
真っ白で完全に毛が溶けた状態。プリッとしているが、少しコシがでてきている)
このままでは、革はアルカリ性になっていて、クロムなめしには都合が悪いため、
これから、いくつかの薬品を入れて、酸性にしていくのが今日の作業。
薬品は塩化アンモニウムや界面活性剤など、数種類使う、そのなかでロハポンORという、革を柔らかくする酵素を使うのだが、これは、牛のすい臓から作った酵素で
このにおいは、まさしく八広の駅から歩いてくる間に匂ったものだった。
そうか、八広は牛のすい臓の匂いがするんだ・・・
その後、ギ酸はまだいいにせよ、硫酸も使うので、うっかりすると、Gパンに穴を開けてしまう・・・
「ダメージジーンズっぽくなるかなぁー」
「そういうふうには、あかないと思いますよ・・・」
ということなので、慎重に作業する。
ベアクロムというクロム剤をいれ、クロムが革に浸透したのを確認後、
最後に防カビ剤をいれ、明日の朝まで、またドラムを回し続けるのでした。
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