Graceのスピリチュアル日記

ささやかな日常とスピリチュアルな出来事。その中で得た気づきなどを楽しくシェアする日記。

加賀の『白山比メ神社』  その2

2009-02-20 19:42:37 | Weblog
次に辿りついたのは『金剣宮』(※注 これも実は漢字が違ってて実際は【剣】がもっと昔の?難しい字です。)でした。
【きんけんぐう】とお読みします。

これまた、ヤニーズが、何故だか曲がる道を1本間違えたら着いたという状況。
参拝の栞で確認したところ、こちらのご祭神は『アマツヒコヒコホ二ニギノミコト』で、もちろん?白山七社の一つでした。

その頃から雪がチラホラし始め、ひゃあ~寒い! お社が建具で囲って室内にしつらえてあるのを見つけると、全員一目散に中に入ってホッと一息。


早速お参りさせていただくと

『よう来た、よう来た。』と、立派な着物を着た男性の神さまがお出になられました。
私たちを大変歓迎して下さっているご様子で、にこやかに『ゆっくりして行くがよい。』とおっしゃられ、
お拝殿の中では、大きな火を取り囲むように輪になった神々?が、右回りに進みながら舞いを舞って、いらっしゃいます。

(私たちを歓迎して舞って下さっているのかしら…?ありがたいこと。)

としばし感謝。


「舞いを舞われていた中に猿の面をつけた方がおられ、目立っていたのだけど、あれはサルタヒコの神だったのかもしれないね。」とは参拝後の私の談。
(※ この神社にはサルタヒコノミコトもお祀りされていました。)

Aさんは私の隣で手を合わせながら、私の見たのとはまた違った、武将のようなお姿の神を見られていたそうです。
私としては、それを聞いて、(それも在りだよな~)と思いました。

なんせ栞によれば、源義経が奥州に向かう途中に立ち寄られ神楽を奉納したらしいお宮だし、尚武の神だし、木曽義仲が戦に大勝した時、馬20頭寄進したこともあったとかも書いてあったし…。
お宮の名前も要は【剣】、=【刀】ってことでしょ?地名の【鶴来】も元は【剣】だったというのですからね。
やっぱ武将は切っても切り離せないでしょう。
でも『よく来た』と歓迎して下さったところは同じでした。

パワーのあるお宮だったので、その後は皆でおみくじを引き盛り上がりました。
七福神のおみくじで、私のところには弁財天が来て下さいました。
ちょうど、「うちには弁財天がないの」、と話してたところだったので嬉しかったです。みんなのおみくじも、それぞれピッタリのものでした。

そうこうする内に雪が本降り、というより吹雪になってきて、体中雪だらけになった私たちは寒さに凍えながら車に乗り込み、今度こそ目指す神社へと向かったのでした。
つづく…。