ギリシャはやはりこじれましたね。
今日(30日)がIMFからの借金の支払い期限ですが、
当国の首相のコメントを見ている限り、どうやら
支払える兆しはないようです。というか、頑張って
何とか返そう!という気が全く感じられない・・・。
こうなってくると、あとはIMFが"いつデフォルトを
宣言するのか"。また、7月5日に国民投票を実施して、
債権者側から提示されている財政再建策を受け入れ
るか否かの判断を仰ぐようですが、その結果がどう
なるのか。
とりあえず目先の注目ニュースはこの2つとなり
そうです。
そしてその先に待っているのは、ギリシャがEUを
離脱するのかどうなのかということ。
借金しているのがIMFからだけではないですからねぇ。
個人的には、もう離脱のシナリオを想定しておいた方が、
ほぼほぼ無難なのではないかと思います。
ドイツのメルケル首相は、国民投票後に対話を再開
する用意があるとのコメントを出しておりますが、
腹の内はどうなのか・・・
こんにちはSSです。
エコノミストの中には、ギリシャ問題での金融的な
影響は限定的になる!なんてことを言っている方も
中にはおりますが、どうなんでしょうね。
このギリシャの金融危機が囁かれるようになってから
しばらく経ちますが、何度このニュースに市場が踊ら
されたことか。
どこまでを限定的と言うのかは分かりませんが、軽々
しくも限定的といったことは言わないで頂きたいですね。
ということで、今週はアメリカの雇用統計の発表も控え
ているし、ギリシャ問題はあるしで、金融市場全体が
気が気でない状況になりそうな一週間となりそうです。
では。
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