【北辰物産D-station】スタッフの声

北辰物産オンライントレードスタッフによるブログ。取引画面の便利な利用方法の紹介など様々な角度から情報発信致します。

急速な技術の進歩と実用化

2018-10-05 17:17:09 | Weblog

商品先物取引のリスクについて



こんにちは。DNです。

以前にも当ブログで少し触れましたが、
ここ最近のIT技術の進展の速さは想像以上だと感じております。

といいますのも、メガバンクを中心に、マイホーム購入時の住宅ローンの事前審査を
人の代わりに人工知能(AI)が実施するとのことで、大手行の一部ではこの10月から
導入しているようです。

住宅ローンの事前審査では、従来では勤務先情報や年収など審査項目が数多くあり、
人による審査のチェックでは約1日程度時間を要していた訳ですが、AIにすることで、
過去の貸し出し実績などをもとに審査項目を従来の半分以下に抑えられ、
時間もわずか15分程で審査の可否を判定するそうです。

そんな短時間で大丈夫なのか?と思ってしまいますが、
実際に海外では人種や性別などで判断が変わる事例も指摘されている等、
AIによる判断に疑問の声も一部では出ているようですが、
そういった誤った与信判断を行わないよう、しっかりとプログラムされているとのことです。
メガバンクを皮切りに今後、銀行業務も大きく変わっていきそうですね。

また、銀行業界だけで無く、自動車業界においても、世界的にAIによる自動運転化が進んでおり、
今月に入ってホンダと米GMが自動運転技術で提携することを発表しましたが、
昨日には国内通信大手のソフトバンクグループと大手自動車メーカーのトヨタ自動車が
新会社を設立して自動運転事業に注力することを発表しております。

自動運転化となれば自動車にもAIの搭載が不可欠となることから、
今回のソフトバンクに限らず米グーグルなどの異業種が続々と自動車業界へと参入しており、
今後、各企業が覇権を争っていくことを考えますと、益々この分野の技術が急速に進んでいきそうですね。



さて、昨晩に米長期金利が一時3.23%まで上昇し、
2011年5月中旬以来の高い水準をつけております。

これまでは、
米長期金利上昇⇒ドル高

という図式でしたが、昨晩では
米長期金利上昇⇒株式市場圧迫⇒リスクオフの円高ドル安

という図式にやや変化しており、本日の日中立会では、各商品共、円高に圧迫される
動きが多くみられました。

市場では、再びリスクオンへの巻き戻しがあるのかどうか、
今晩の米雇用統計の内容が注目されます。

非農業部門雇用者数が18.5万人増(前回:20.1万人増)、失業率は3.8%(前回:3.9%)、
平均時給は前月比+0.3%、前年比+2.8%と、比較的良好な結果が見込まれておりますが、
再びドル高への足掛かりとなるのかどうか気になるところです。

本日の主な経済指標はこちら

それでは、また。



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