【磯釣倶楽部 疾風】 代表 浅倉直樹

【礼儀正しく、マナーを守り、安全に】がモットー。海悠出版月刊「磯投げ情報」「磯投げ情報ライターブログ」に執筆しています。

阿波「小里ウキ」

2011年01月10日 17時07分01秒 | メジナ
このウキ、ご存じですか?


あの超有名な徳島の名人が考案された「阿波小里ウキ」です。
私に磯釣りの基本をたたき込んでくれたウキです。
今でも現役バリバリで活躍してくれます。

最近のウキは表示されたオモリを付けばシブシブになるモノがほとんど。

しかし、このウキは3Bの表示であれば3B+Bで浮力がシブシブになります。
残浮力が多いウキです。

この残浮力が必要な時があるんですね。

たとえばサラシの中。
サラシの中やサラシの下に浮いてきたメジナを釣る時に大活躍してくれます。
サラシの中では感度云々よりも、刺しエサをしっかりと沈めることが大切。
そんなときはこのウキを固定にして、3BとBのオモリを段打ちにしてしっかりと刺しエサを沈めて狙います。

私も今では0や00など残浮力の少ないウキを使用すること多いのですが、それでは釣り切れないって時もあるもんです。

固定仕掛けは基本中の基本。
メジナは浮かせて、固定仕掛けで釣るのが基本です。

でも、メジナは浮くことが少なくなりその基本が通用しなくなってきていますが、このウキを見るたびに基本に戻ろうと思います。


サラシの中で喰わない時は、サラシと沖の潮がぶつかってできる潮目を狙います。
BのウキにBのガン玉を付けてスルスル釣りです。
オモリが重い分手返し良くメジナを釣ることができます。
さらに、仕掛けの沈みが速いので深ダナまで仕掛けを落とすのも簡単。
ただし、全遊動や沈め釣りよりも「張り」加減が難しいのが難点。
張りすぎると仕掛けは浮きすぎますし、緩めすぎるとアタリがとれずに、最悪の場合は根掛かりなんてことも。

これからトップシーズンを迎えるメジナ釣り。
さまざまな釣り方で良型を狙いたいと思います。

あ~、釣りに行きたい・・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くるくる)
2011-01-10 19:15:04
自分も東伊豆の地磯でめじな釣りを、始めたときに、渋谷のサンスイで、小里ウキを見かけて、基本を覚えましたよ。もう10年位前ですが。今は山元ウキオンリーですが、小里ウキには、ふかせ釣りの基本を教えてもらった気がします。間だ下手くそですが、
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くるくるさん (浅倉直樹)
2011-01-10 19:36:54
数年前に職人さんが高齢ということで生産中止になってしまい今では手に入りません。私は徳島から直接取り寄せて購入したほど大好きなウキで大切に使っています。シビアなウキが大半をしめている今の時代ですが、このウキだからこそ釣るこなせる状況もあると思います。
山元ウキは使ったことはありませんが良いみたいですね^^疾風の副代表も山元ウキにハマった1人です。
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