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Diary

めぐり逢った
すべてのものから送られるサイン
もう 何ひとつ見逃さない
そうやって暮らしてゆこう

成長。

2010-11-29 | 読書
山本兼一さんの「千両花嫁」を読んだ。


舞台は幕末の京都。
「とびきり屋」という道具屋の若夫婦が、
「見立て」と「度胸」でトラブルを乗り越えつつ、成長していくお話。




龍馬や近藤勇など、様々な有名人が出てくるのですが
私としては、その部分はなくてもいいかなぁ~、と思うくらい、夫婦それぞれが魅力的。


京ことばも目に(?)やさしく、一気に読みきりました。
続編も出ているので、気になっています・・・。

水族館。

2010-11-22 | 読書
石持浅海さんの「水の迷宮」を読みました。




水族館を舞台に、そこで働く職員たちの動きを追っていきます。
心理戦のような感じが、石持さんらしい感じ。こういうのが好き。



一気読みしちゃいそうなところをグッとこらえて、
毎晩、ちょっとずつ読み進める・・・。

ラストは、うーん、賛否両論でしょう~。私は、まあまあ納得、です。

暗い。

2010-11-14 | 読書
恩田陸さんの「木洩れ日に泳ぐ魚」を読んだ。


アパートの一室で話し合う、一組の男女。
2人の会話と少しの回想だけでストーリーが進むので、途中で読むのをやめられず、
眠れなくなってしまった・・・。



これ、舞台で観てみたい。でも、実現は無理かなぁ。





恩田陸さんは久々だったけれど、やっぱり好き。だけどけっこう暗いんだよね。
だから引きずられそうなときは読みません。


「木曜組曲」「まひるの月を追いかけて」「夏の名残りの薔薇」あたりが好き。

古典。

2010-11-03 | 読書
石持浅海さんの「賢者の贈り物」を読んだ。




「シンデレラ」や「金の斧」「人魚姫」などの古典・名作をアレンジした短編集。
表題作は、デジカメに切り替えた夫に、妻がカメラのフイルムをプレゼントするお話。


もんもんと(?)理由を考える話が多く、それがおもしろい。
どのお話にも出てくる、磯風さんという美女がかっこよかったです。




石持さんの本にしては、かなり身近な感じの内容で
頭の体操になりました。

台風。

2010-10-30 | 読書
体調が絶不調。確実に風邪だ。



せっかく、お宅にお呼ばれしていたのに・・・。
でも、お子様に風邪をうつしそうだからキャンセル。


台風のせいで、雨風がつよい。
台風が去ったら、風邪も去ってほしい。





仕方なく、自宅で読書。

北森鴻さんの「メイン・ディッシュ」は、独特の雰囲気。
小劇団の女優・ねこさんと、同居人のミケさん。
このミケさんが探偵役として、さまざまな料理をつくる。とにかくおいしそう!


もう一冊、「花の下にて春死なむ」は
三軒茶屋のビアバー「香菜里屋」のマスターが探偵役。
こちらのお料理もやっぱりおいしそう・・・。