楽器の街として知られる静岡県浜松市へ。
浜松駅の駅ピアノで開催されるピアノの
ミニコンサートを聞いてから、駅の近く
にある浜松市楽器博物館を見学しました。
浜松駅に着くと、あらあら…。
”直虎ちゃん”と”家康くん”がいる…!
家康くんの衣装は鍵盤の柄なんです。
直虎ちゃんはうなぎを持っている…!
浜松駅の駅ピアノは、”駅ピアノ”というより
楽器ショールーム…。楽器メーカーが交代で
グランドピアノ最高機種を置いているとか…。
駅ピアノが話題になる前からあったそうです。
ここで浜松市観光アンバサダーさんの演奏で
ピアノのミニコンサートが開催されました。
30分ぐらいのミニコンサートです。
曲目は、クラシックからポピュラーまで。
誰でも自由に聞くことができました。
時々耳にするクラシックの曲でスタート。
この曲、ラフマニノフ作曲かしら…?
そして”岡山駅の駅メロ”、いや正しくは
”銀河鉄道999”の演奏に続きました。
その他、”どこかで聞いたことのある
”懐かしのメロディ”(?)の演奏です。
素敵な演奏…。あっという間の30分でした。
観光アンバサダーさんの演奏が終わると、
次は集まったお客さん達の演奏がスタート。
これが本来の駅ピアノの姿なのでしょうね。
集まった方々が順番に、いろいろな曲を
素敵に演奏していました。中には小さい方や
外国からの旅行者の方の姿もありました。
さすがピアノメーカーが魂を込めて作った
最高機種のグランドピアノなのですね。
すっきりした美しい響きにうっとり…。
ただ、やっぱり”駅ピアノ”なのですよね。
外国人の方が、「この場所はとても寒いので
いつものように速く指が動かなかった…。」
と、大げさなジェスチャーを交えて
お客さんに訴えていて、笑えました。
そして、静かなところを弾いている時に限って
「ご~っ」と”のぞみ”の通過する音が響き渡る。
すると集中力が切れてしまって、曲の続きを
忘れてしまいそうになると言っていた人も…。
確かにそんな事もあるのでしょうね。
悪条件(?)の中でも、みなさんの演奏
よかったです。お客一同大きな拍手を…!
駅ピアノミニコンサートを聞いた後は、
駅の近くにある浜松市楽器博物館へ…。
浜松市楽器博物館は、世界中の楽器を
展示する博物館です。珍しいアジアや
アフリカなどの民族楽器も展示され、
種類豊富。どの楽器もガラスケースを
使わない展示に特徴があります。
実際に楽器の音を聞けるヘッドフォンや、
自由にに楽器を演奏できる体験ルームも
あります。その中で興味深かったのは…?
ヨーロッパの古い鍵盤楽器の展示です。
この古いピアノ、本当に美しいです。
まさに芸術品という楽器が並んでいる…!
王侯貴族が所有していたのでしょうか…?
その時代の特有の絵が美しく描かれていて、
眺めるだけでモーツァルトの時代へ…。
この楽器も古い時代特有の華やかな
デコレーションの施された楽器です。
どんな音がするのかしら…?
どれも「お手を触れないでください。」
と、書かれた札が置かれていました。
思わず触ってみたくなりますが、壊れたら
修理の難しい貴重な品なのでしょうね。
そしてこちらの古い楽器も凝っている…。
今の時代のピアノにないデザインです。
やはり美しい装飾が施されています。
譜面台の細工が複雑で面白い感じです。
こんなピアノを弾いたら、優雅な気分に
なれそうです。いや、自分の部屋に置く
だけでヨーロッパ貴族になった気分に…!
さて、ここで楽器を弾いてみたくなったら
自由に楽器演奏できる体験ルームへ…。
体験ルームの中には、演奏できる楽器が
いろいろ並んでいました。残念ながら、
美しいデコレーションのあるアンティーク
楽器は1つもありませんでした。当然…?
演奏できる鍵盤楽器はオーソドックスな
楽器です。楽譜も用意されていました。
曲は、”ふるさと”などいろいろ…。
電子オルガンや足ふみ式のオルガンも
用意されていました。みんな気軽に
楽器体験、チャレンジしています。
この後、せっかく浜松に来たので静岡県だけ
お店がある”さわやか”のハンバーグを味わう
予定でしたが、今日はあきらめました。
駅のデパートにあるお店は開店前から行列…。
今回は、ミニコンサートと楽器博物館の見学に
時間を使い過ぎちゃった…。また次にします。
今日2月22日は”猫の日”です。
ではここで”猫の日”のおまけ写真も見てね。
猫ちゃんの就活(?)です。
一宮市、真清田神社参拝の時に見つけた
ちょっと笑える譲渡会のポスターでした。