#Yahooニュースで「女子高生リフレ店長逮捕」という見出しを見て、最近は女子高生までデフレ脱却を唱えるようになったのかと一瞬思ってしまった筆者は、性の妄想よりも経済の妄想に毒されています(><)。
諮問会議も4回目で今回の主テーマは雇用
民間議員ペーパーを見ましたが、労働市場改革と題したところから、資料の一部を抜き書きしておきましょう。
3つの法律(労働契約法改正、高年齢雇用安定法改正、労働者派遣法改正)の改正がなされたが、・・・・影響等を検証すべきである。
「ジョブ型のスキル労働者」を創出する・・・・「多元的な雇用システム」を目指すべきである。
・・・・退職に関するマネジメントの在り方について総合的な観点から整理すべきである。
ハローワーク全体の事業効率を検証する・・・・求職者支援制度や雇用保険事業などの内容を再検証すべきである。
ちなみに、これらに対する厚生労働大臣のお答え?は
(田村臨時議員) ・・・・「ジョブ型のスキル労働者 」の創出については、労働市場に係る基本的な問題であり、多様な観点から検討していくことが必要・・・・全国的なセーフティネットであるハローワークに ついては・・・・民間のノウハウ活用などで官民の連携を強化し事業効率向上図る
・・・・解雇法制はいろな御意見があると思うが、あまり私の立場から言う話ではないのかもわらないが、中小企業は結構フレキシブルである。ここにどんな影響が起こるかということも考えながら、いろいろなことをやっていかなければいけないのではないか
資料を見ても議論を聞いても、どういう施策をうってどういう方向にもっていこうと考えているのか、いまいち分かりにくいと感じた次第です。
次にちょっとだけデフレ論議
なぜデフレが悪いのかというと、デフレ下では債務者に有利な再分配となってしまうから家計も企業も貯蓄に走ってしまう。デフレを脱却すれば前向きな投資が出てくるというお話のようです(筆者なりの理解ですから、正しくは資料や議事録を参照のこと)。どんな政策でも副作用はあるわけですが、不利になる人を明示するようなアピールの仕方というのは国民にうけないのでしょうね。
現下の情勢を円安株高にもっていったのは現政権の功績でしょう。これを好循環の端緒にしてもらいたいと切に願う次第です。