金継ぎ②

2021年07月20日 | 日記

 前回の金継ぎの続き。今回は金蒔き。

 まず金蒔きする所に弁柄漆を塗る。

 乾燥直前に金粉を蒔きつける。金粉を筆にとってポンポンと上から落とす感じで。しばらくおいて、真綿で余分な金粉をそっと取る。乾燥直前のタイミングが難しくて乾きすぎると金粉が付かなくなる。

 粉固めはせず、このまま3ヶ月くらいおいてから普通に使っている。ちゃんと習いに行ったわけではないけど、もう何年もこの方法で金継ぎした器を日常で使っている。

 白い無地の器のいいアクセント。金継ぎした器はさらに愛着が増す。