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中庸の第23章に痺れた。『王の涙』鑑賞

2015-01-13 12:35:45 | 映画

"逆鱗 "中庸23章...俳優ヒョンビンが言いたかったこと.....


かねてから楽しみにしておりました
こちら観て参りました。

ヒョンビン復帰第1作目
『王の涙』Yahoo!映画

こちら
ヒョンビン目当てというよりは
宦官役のチョンジェヨンssi目当てで
鑑賞したのですが
これがこれが。

全ての登場人物に見応えのある
作品でございました。

早速感想を。

母国ではかなり酷評だったようですが
「何故に?」

とにかく美しい。
映像
照明
美術
抑えめのトーンがとても上質なイメージを
醸し出していたと思います。

そして
主演ヒョンビン
いやぁー綺麗でした。

鍛え上げた筋肉見せ見せは
サービスカット?と思いますが
確かに美しく彫像のような背中です。

私、筋肉苦手ですが。(笑)

彼が弓を引く姿は
凛としており本当に惚れ惚れ。
これが復帰第1作なんて
ファンの皆様はさぞお喜びでは?
これから楽しませてもらえそうですねー。

これだけ役者揃いの群像劇の中で
しっかと主演を勤めていたような
印象でした。

とはいえ
周りの曲者
半端なく芸達者です。

特に チョンジェヨン氏
もう緩急溢れる演技力。
男気の権化(笑)
本当に仕事師。
ラストシーンの彼の語りには
全部持っていかれた感じです。

人でなし役の
ギドク映画でお馴染みの
チョジェヒョン氏の
不気味さ怖さはピカイチ。


確かに時系列に出来事が運ばないので
ストーリーがわかりにくい部分は
あるやに思いますが
そこを差し引いても
終始緊迫感に溢れる心理描写
スピード溢れるアクション
男気満載


映画の中で
「中庸」の23章がキーワードとなるのですが
これがまた素晴らしいお言葉。
胸を打ちました。
添付した動画に解説の記載がついていますので
是非。どなたか存じませんがありがとうございます。


小さなことも無視せずに最善を尽くさなければならない。
小さなことにも最善を尽くせば丁寧になる。
丁寧にすると、表に滲み出る。
表に滲み出てくると、表面上明らかになり、
明るくなると感動させ、
人を感動させると、
己も世も変わることになる。

…といった感じでしょうか。


明日から私も23章を胸に
小さなことからコツコツと頑張らねば。(笑)

「王の涙」という邦題より
原題の「逆鱗」の方が好きかも。

単館上映なのが実に惜しいです。




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