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好きなものや気になることについていろいろ語ってみようと思います。

「新解釈・三國志」を観た

2020-12-20 11:44:00 | 映画
映画館で観てきました。
日曜午後、満席。
映画鑑賞は不要不急…っちゃあ、不要不急ですよね。
街中の混雑具合を見ると、みんなで渡れば怖くない状態になっている気がします。

早速感想を。
先日、中国ドラマ 
三国志Three kingdomsを100話近く観た感想をこちらに書きました。



今回の映画。正統派ドラマとは
出来上がりは全く違うものでありながら、
「エッセンスはよく似ている」
という、とても不思議な映画になっていました。
「三國志福田風味」とでもいいましょうか。

以前、イタリア古典喜劇を福田雄一氏演出ムロツヨシ主演で舞台化した 「恋のヴェネチア狂騒曲」という作品を拝見したのですが、これも
「イタリア古典喜劇福田風味」

福田雄一氏が脚本、演出、
福田組の皆さんが出演するとこういう感じになるのでしょう。

私は楽しく拝見しました。
評判はびっくりするくらい悪いのかな?
ひと好き好きってところでしょうか。

セットはヨシヒコ並み。
豪華さはほぼありません。(笑)

豪華さ、アクションの壮大さなどを
期待される方にはおススメできません。

細かすぎて伝わりにくい
笑いに包みながらも、
ざっくりとした人物描写や
人間模様は正統派ドラマと共通したものが
ある。
そこはブレてない。
そこが凄い。福田クオリティ。

何もしないところがまさしく劉備。
ギャーギャー騒ぐところがまさしく周瑜。
人たらしなところがまさしく曹操。
ボンボンなところがまさしく孫権。

薄いっちゃー薄い。
つーか、中身ほとんどないし。(笑)
新しい感動は特にない。

観ながら昔よく観たお正月のかくし芸大会のドラマ枠を思い出しました。
みんながよく知っているおとぎ話をお笑いっぽくしていじくり回した感じ?

…ってことは、観るところは、物語じゃなくて、演者さんと演出なのかも。

それぞれのキャラの特徴や、役者さんの持ち味を知り尽くしていないとなかなかこうは作れないだろうなぁーと感心しちゃうのでした。

でも、2時間ドラマでもいいかなぁー。

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