BLUE SEA

2007.11.13新たにブログを開設です。
今日からまた、ハッピーな日々が送れるように。

親孝行ってさ。

2016-02-28 17:41:04 | Weblog
昨日は加藤登紀子さんのライブだった。

加藤登紀子さんは子供の頃から母の影響で歌を聞いていて、

私の年齢にしてはおそらく珍しいだろう、

ファンなのである。

いつかコンサートに行こうと思っていて、

母の誕生日でついに夢を叶えた。

ライブハウスはそこまで大きくないので

前の方の席を陣取った。

加藤さんの登場は素敵だった。

乾杯!とニコニコ叫びながら入場。

「出会いに乾杯!」「今日に乾杯!」「別れに乾杯!」

別れに乾杯かあ…含蓄あるなあ。

そして歌った一曲目がいきなり「さくらんぼの実る頃」

私が映画「紅の豚」で大好きになった歌で、

いきなりサプライズを受けたような気分になって

涙がぶわっと出てきた。

ああ、生で聴けてよかった・・・・

と一曲目を聴き終わった束の間「時には昔の話を」が

歌われて涙腺が崩壊。

いきなりこの2曲はノックアウトだよ。

会場は私の親世代の人がほとんどだった。

この会場で一番泣いてるの、私だろうなと恥ずかしくなった。

こう言うと大げさに聞こえるけど、

加藤さん、もう神様みたいだった。

自身があらゆるものを受け入れ消化し多くの人に

彼女のフィルターを通して伝えていく。

それがどんな内容でも心地よく響く。

神がかってる。。

たぶん、母より感動した1時間だった。

そしてコンサート後は店に頼んでおいたサプライズケーキで

母にお祝いを改めて述べた。

でも、コンサートが終わったあと、

堰を切ったように家のことを話し始めた母。

ここ最近あった、納得できなかったこと(悲しかったこと)を

延々と話し続ける。

本当は音楽の余韻に浸りたかったところだけど

我慢して聞くことにした。

コンサートは楽しみにしてくれていたし、楽しんでくれたけど

どうやら本当は私に話を聞いてもらいたかったらしい。

親孝行はなかなか気苦労がおおいのだ。


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