中学生の時に大好きな体育の先生がいた。
ご本人がなにかの時にみんなの前で話したことが
今でも忘れられない。
掃除の時間に廊下掃除をしていた自分のクラスの生徒が
明らかに汚れている床を掃除しようとしない。
どうしてここを掃除しないのだ?と聞くと、
生徒は、
「そこは隣のクラスの前の廊下だからだ」
と答えたという。
その先生は、本当にがっかりしたような
怒ったような口調で、
「汚れていると分かっているなら
ついでに拭けばいいだろう!
そういうのをみみっちいって言うんだ! 」
と怒った。
「みみっちい」という言葉が
私の心を突き刺した。
そして恥ずかしくなった。
私も、そうだ、その生徒のようだ。
みみっちい人間なのかもしれない。
それから、境界線の向こう側が汚れていたら
複雑な気持ちを抱きながら拭くようにした。
その先生に、「みみっちい!」と言われないように
拭くようにした。
その先生と話すことはとうとう無かったけど、
今でも、境界線の向こう側の雑巾がけを
意識するようにしている。
でも、時々、そこは隣のクラスの床だからと
見てみないフリをしているのではないだろうかと
また恥ずかしくなったりするのだ。
この雑巾がけは、一般に不器用と言われる。
お人好しと言われ、
へえー偉いね・・・と理解されにくい。
うっかりすると、
こいつは何か企んでいるのか?と勘違いまでされる。
でも、心のどこかに潜んでいる
みみっちい自分を叱咤しながら、
何とか雑巾がけができるようにならなくちゃ。
そうしないと、自分の軸がぶれて折れてしまいそう。
ご本人がなにかの時にみんなの前で話したことが
今でも忘れられない。
掃除の時間に廊下掃除をしていた自分のクラスの生徒が
明らかに汚れている床を掃除しようとしない。
どうしてここを掃除しないのだ?と聞くと、
生徒は、
「そこは隣のクラスの前の廊下だからだ」
と答えたという。
その先生は、本当にがっかりしたような
怒ったような口調で、
「汚れていると分かっているなら
ついでに拭けばいいだろう!
そういうのをみみっちいって言うんだ! 」
と怒った。
「みみっちい」という言葉が
私の心を突き刺した。
そして恥ずかしくなった。
私も、そうだ、その生徒のようだ。
みみっちい人間なのかもしれない。
それから、境界線の向こう側が汚れていたら
複雑な気持ちを抱きながら拭くようにした。
その先生に、「みみっちい!」と言われないように
拭くようにした。
その先生と話すことはとうとう無かったけど、
今でも、境界線の向こう側の雑巾がけを
意識するようにしている。
でも、時々、そこは隣のクラスの床だからと
見てみないフリをしているのではないだろうかと
また恥ずかしくなったりするのだ。
この雑巾がけは、一般に不器用と言われる。
お人好しと言われ、
へえー偉いね・・・と理解されにくい。
うっかりすると、
こいつは何か企んでいるのか?と勘違いまでされる。
でも、心のどこかに潜んでいる
みみっちい自分を叱咤しながら、
何とか雑巾がけができるようにならなくちゃ。
そうしないと、自分の軸がぶれて折れてしまいそう。