以前、甘口醤油の話が出ましたが、昨日、ラオスやカンボジアがご専門の先生方と、帰りのバスの中で一緒になりましたので、ラオスやカンボジアでも甘口醤油を使うのか伺ってみたところ、魚醤は使うが、甘口醤油は聞いたことがないとのこと。インドネシアでは、お醤油のことをケチャップというらしいという話をしたら、驚いていらっしゃいました。
同じ東南アジアでも、一緒に考えてはいけないようですね。
食べ物だけでなく、宗教も、ラオスやカンボジアでは仏教が一般的です。ただし、カンボジアの国境近くにイスラーム教徒の方たちがいるとのことで、以前、カンボジアで発行された、礼拝の手順の説明書やコーランの文句の抜粋など、アラビア語の書籍(というよりパンフレットに近い)や、アラビア語ではありませんが、アラビア文字で書かれた書籍を見せていただいたことがあります。
同じ東南アジアでも、一緒に考えてはいけないようですね。
食べ物だけでなく、宗教も、ラオスやカンボジアでは仏教が一般的です。ただし、カンボジアの国境近くにイスラーム教徒の方たちがいるとのことで、以前、カンボジアで発行された、礼拝の手順の説明書やコーランの文句の抜粋など、アラビア語の書籍(というよりパンフレットに近い)や、アラビア語ではありませんが、アラビア文字で書かれた書籍を見せていただいたことがあります。
甘口醤油ですが、インドネシア製のABCなら、たぶん八王子モスクで売っているものと同じ製品だと思います。モスクでは、もう1種類、インドフードというところの甘口醤油も売っているようですが、そうですか、甘いソースなんですか。情報ありがとうございます。
ウェブサイトで、日本の甘口醤油を検索してみたら、どうもお醤油に甘味料を入れたような味がするようなので、インドネシアの甘口醤油とはまた別物のようですね。
てーちゃんさま。
チャム人について、詳しい説明をありがとうございます。そうすると、チャム人が話している言語は、クメール語ではないのでしょうか?
チャムの人はチャム語(チャム文字で表記)という固有の言語を持っています。ですが、カンボジア国内に住むチャム人はクメール語も話しますし、ベトナム国内に住むチャム人はベトナム語も話します。また、チャム人は中国の海南島やマレーシアなどでも暮らしているそうです。『風景のない国チャンパ王国』樋口英夫(平川出版社)には、チャム語はマレー語との類似点が多いと書いてあります。
知人(研究者の卵)は、「チャム人といっても大きく二つの集団に分けて考える必要がある」と言っていました。信仰や生活様式などがいくらか違うようです。
東南アジアというのは、高校の世界史でも、断片的に顔を出すだけだったりで、今まであまりまとまった勉強をしないまま来てしまいました。いろいろとご教示下さってありがたく思っております。