アラビア語のローマ字表記には、Times New Roman を使っていたこともあるが、今のところは、Lucida Sans Unicode というフォントに落ち着いている。ただ、いくら探しても下点付きの h, s, d, t, z が見つからないので、それらは Tahoma で出している。
英語音声学が専門の知人によると、Windows の Lucida Sans Unicode は、IPA拡張を含んだフォントが標準で組み込まれているもので、だいたい、Duolos SIL、Charis SIL などのフォント(SIL (the Summer Institute of Linguistics)が配布)と同じく、IPA Handbook で指定されたUnicode 上の位置(IPA拡張)に発音記号を割り振っているとのこと。
(だいたい、というのは、Lucida Sans Unicode では、母音の高め低めなどを表す補助符号の配置が、間違っているのだそうだからである。アクセント記号の位置合わせにも多少難あり、だそうだ。)
ただし、同じ SIL のフォントでも、古いものは記号の割り振りが違っているので要注意、というより、もう使わない方が良いようだ。
いちばん簡単なのは、Windows Vista の Times New Roman に含まれるIPA拡張を使うことだそうだ。しかし、下点付きの h, s, d, t, z がないようなので、やはりTahoma のお世話になるか。あるいは、軟口蓋化音なり咽頭化音を表す IPA を用いるのが正道か?
【追記 2009/05/05】zara様のコメントにあるように、Lucida Sans Unicode でも下点付きローマ字表記可能。
英語音声学が専門の知人によると、Windows の Lucida Sans Unicode は、IPA拡張を含んだフォントが標準で組み込まれているもので、だいたい、Duolos SIL、Charis SIL などのフォント(SIL (the Summer Institute of Linguistics)が配布)と同じく、IPA Handbook で指定されたUnicode 上の位置(IPA拡張)に発音記号を割り振っているとのこと。
(だいたい、というのは、Lucida Sans Unicode では、母音の高め低めなどを表す補助符号の配置が、間違っているのだそうだからである。アクセント記号の位置合わせにも多少難あり、だそうだ。)
ただし、同じ SIL のフォントでも、古いものは記号の割り振りが違っているので要注意、というより、もう使わない方が良いようだ。
いちばん簡単なのは、Windows Vista の Times New Roman に含まれるIPA拡張を使うことだそうだ。しかし、下点付きの h, s, d, t, z がないようなので、やはりTahoma のお世話になるか。あるいは、軟口蓋化音なり咽頭化音を表す IPA を用いるのが正道か?
【追記 2009/05/05】zara様のコメントにあるように、Lucida Sans Unicode でも下点付きローマ字表記可能。
Windows2000で試してみたところ、h, s, d, t, z のあとに下点の記号(U+0323)を挿入したら、Lucida Sans Unicode でも下点付きの文字が表示できました。
ちなみに、Mac (Leopard)を見てみたら、いろんなフォントに下点付きの文字が含まれていました。
最初から下点の付いているフォントばかり探していたのですが、こういう手もあったのですね。
ありがとうございます。