大変遅くなりました。旅行日記の続きです。
2月20日(土)
二日目・・・
朝、ゆっくり目に起きて、ブランチに出かけました。
ロッテマートの方へ行ってみると、美味しいと噂に聞いていたプテチゲ鍋(部隊チゲ鍋)の店「名家」を発見。
でも~ 午後にジュンヒョンの公演を観るのに、昼から鍋っていう感じでもないし・・・またいつかということに。
ウロウロしていたら、ドーンと目の前にスケートリンクが!!
ロッテワールドだものね。
あまり韓国ドラマを見てないからわからないけれど、きっとこのスケートリンクも
ドラマで使われている場所なのだろうなぁ。
そして、ブランチに入った店は、結局・・・イタリアン。(笑)
(誰もグルメ情報とか行きたい店とか、調べてきてない・・・)
ピザ、雑炊、スパゲッティを3人で分けて。
せっかく韓国にいるのにイタリアンってバカにされそうだけど、美味しかったからまぁいいや。
その後、私は慌ててロッテデパートで、友人へのお土産に韓国海苔を購入。
やはり、お土産屋さんで買うよりも、しつこくされないし、いいですね!
海苔は軽いし、安いしもっとたくさん買っていきたかったけれど、なんせかさばる!
帰りはスーツケースの半分が海苔・・・みたいなことになってました。(笑)
もう少し、ゆっくりと買い物もしたかったのですが、時間があまりなくて、
すぐにホテルへ戻り、着替えて化粧して( ジュンヒョンの公演の時だけちょっとオメカシする女心よ・・・ふふ)
いざ、劇場へ・・・ドッキン ドッキン・・・
席は、夢のような一列目! (色々と苦労してくれた友人に感謝です!)
下手(しもて)の端っこなので、少し観にくいかな?思っていたけれど、
結構下手側は、ジキルがよく来てくれる位置だったので、なかなか良かったです!
本日のキャストはこちら。
ジキル : キム ジュンヒョン
ルーシー: ソンミン (左)
エマ ; キム ソヒョン(右)
先に、ルーシーとエマについての感想を。
ルーシーのソンミンさん。
とにかく、若くてかわいい~。
売り出し中の若い新人娼婦、という設定にはルックス的にはとてもいい感じ。
歌声はややハスキーな感じなのに、高音までよく伸びる気持ちのいい声で、大変お上手でした。
前日に観た ソニャさん、ソンヨンさんのルーシーはもうちょっと姉御的なルーシーだったので、
それに比べると、ソンミンさんは、若くて童顔なせいもあると思うけれど、もう少し全体に陰影がほしい気はしたけれど、今後、楽しみな女優さんです。
とても、小柄な方なので、大きいジュンヒョンとの背丈ギャップがあって・・・
まるで、かわいい子猫が怖~い野獣に襲われるようで(笑)・・・ 面白かったです。
エマのソヒョンさん。
オペラ座のクリスティーヌもずっとされていた方。
ルックス的に 華やかさと品があってお嬢様っぽいので、エマの雰囲気にぴったりの方ですね。
声も明るめのクリアなソプラノで、美しかったです。
Take me as I am でジキルに後ろから抱きかかえられ手を取り合って歌うシーンは、
美男美女~なペアで絵のように美しかったですね~。
In his eyes の時は、エマが目の前で歌っていたのですが、
その体中から愛情がほとばしるような切ない歌いっぷりに、涙がこぼれました。
いつも、涙がこぼれるのは、ジキルやハイドの歌ではなくて、女性の歌なんですよね。
(ジュンヒョン、ごめん)
やはり、自分が女性なので、エマやルーシーの気持ちに共感してしまうのでしょうね。
さて、では・・・いよいよ、ジュンヒョンジキルの感想です。
思い切りネタばれです!
あの・・・すごく偏っていると思いますが、適当に流してくださいませ。
ジュンヒョンが大好きなので、ちょっと観方が間違っていると思います。(笑)
彼がジキルの時は、作品を全体として大きく観れなくて・・・
彼が舞台の上に乗っかっていれば、スポットライトがあたっていなくて、歌っていなくても、
ずっとそちらを向いていて、他を観ていないという偏った観劇になってしまって。
それにしても、このジキル(ハイド)の役って本当~にずっと出ずっぱりな役ですね!
歌っていなくても、どこかに立っていたりするし、セリフも多いし、歌も多いし。
俳優さんにとってはハードでしょうけれど、ファンにとっては、本当に幸せでおいしい役どころ。
(ペロンとは雲泥の差・・・)
前置き、長いですね。
でも、これから、もっと長いです。マニア向けだし・・・(汗)
主な曲順を追って思い出してみました~。
ついでに Youtubeまで貼りつけてしまった。 やりすぎ・・・
でも、もう一度舞台を観ている気分になれるかなぁ~なんて思ったりして。
完全に自己満足な世界です。
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第一幕
♪オープニング
目の前で、アターソンが語り始めましたが、私の視線は舞台奥にうっすらと見えるジキルの後ろ姿へ。
あ~。半年ぶりのJH(ジュンヒョン)・・・と、目はすでにその懐かしい背中にくぎ付け。(アターソンに超失礼・・・)
※すみません。この後、ジュンヒョン→JHと書かせていただきます。
♪Lost In The Darkness
歌い出した途端・・・もう、ハートはメロメロ~。
この声を聴きたくて海を越えて来てしまったのだ、と思いました。
この曲は父を思う優しい曲。 JHの優しい声が柔らかく胸に響きました。
Lost in the Darkness
チョ・スンウ・ジキル
♪I Need To Know
最近のCDに入っていない、急に追加になったという曲ですが、この曲好きですね~。
特に後半の歌いあげる部分はかっこよくて、JHの歌声にぴったり!
あら~~や~へ~~~!! 心が震える~!!!
I need to know.avi
JHジキル
♪Boad Of The Governors
理事会での演説シーン。
このあたりの曲も、CDには入っていないですね。
前日の二人のジキルに比べて、このシーン、JHジキルはすごく熱いと思いました。
自信に満ちているとうか、語り口が男っぽく凛々しい。(声、大きいし (笑))
そして、自分の主張がみんなから反対されると、かなり泣きの入った情熱ぶりで説得。
本当に熱い~。
きちんとメロディに乗せて綺麗に歌う部分と、
感情的になって怒り、泣きが入ったり、セリフっぽく崩して歌う部分も多くて新鮮~。
私が観たラダメスやペロンでは、そういう歌い方、聴いたことなかったので。
♪Take Me As I Am
エマとラブラブ~。
手を握り、じっと目を見つめ・・・後ろから抱きかかえるようにして手を握るシーンは本当にうっとり。
困難な道でも、お互いに信頼しあい、愛を確かめあう二人。美しい歌ですね~。
JHの声も甘くて~ たまらな~い
こんなラブラブな曲だから、歌い終わったら 情熱的に唇にキスするのが自然な気がしてしまうのですが、
エマのおでこにチュッなんですよね?
BW版もそうでしたっけ?
エマにはあくまでも、紳士的なジキル。
Take Me As I Am.avi
ジョンウン・エマ & JHジキル
♪Bring On The Men
ルーシーがショーで歌いセクシーなダンスを踊り、挑発的な視線を送ったりするのですが・・・
Bring On the Man.avi
ソンミン・ルーシー
前日のジキル二人は、あまりルーシーのショーを見ていませんでした。
(無理やり連れてこられたし、こういう世界は僕にはちょっと・・・)みたいな感じで、目を伏せていたりそっぽを向いていました。
しかし、JHジキルはかなりしっかりとルーシーを見てます!(笑)
たまに、いやいや~と首を振ってみたりするけれど、結構楽しそう。
そんなJHジキル・・・好きです!!
♪This Is The Moment
ジキルの座る椅子が、下手にあるので、近くに来てくれて嬉しかった~。
いよいよ一幕のハイライトシーンが近づいてきました。
毎日のようにYoutubeで見て聴いていたJHのThis Is The Moment。
生で観れる幸せ・・・
This is The Moment.avi
JHジキル
椅子に座っている時の思慮深さを感じさせるジキル・・・
そして、「今、この時・・・夢を実現させるのだ!」と心に固く決心するジキル・・・
椅子から立ち上がって手を大きく広げたり、こぶしを握りしめたり、
鏡を見た後ろ姿からクルっと振り向くその動作の一連・・・
これは、JHジキルがダントツ美しくてかっこいい~と思いました。
長身で姿勢が良くて、手足が長いのでとても凛々しく男らしくて、舞台に映える。
そして、振り向く時の切れの良さや、音楽に合わせて顔の角度をピシっと変える仕草は
四季時代にも印象的ですごくかっこよかったですよね~。
「わ!金田さん健在!」って思ってしまいました。(肩で大きく息をつくような仕草も・・・懐かしかった)
歌・・・スンウさんも、グァンホさんも、それぞれ素敵でした。
でも、やはり私はJHのこの声に一番ドキドキするし、心をつかまれます。
よく、JHの声は「まっすぐで突き抜けるような声」などと、表現されることが多いけれど、
まさに、このスコーンと胸に突き抜けるというか、突き刺さる?突き破る?(笑)ような気持ち良さで、最高。
やや低音の効いた厚みのある声、華やかな色のある響き。
そして、ビブラートの付け方が大好き。多すぎないのが私の好み。
ビブラートが多すぎると、メロディが揺れてしまうから・・・
特に力強くパワフルに歌い上げる時は、JHのようにまっすぐにメロディーを歌ってラストに美しいビブラートがつく。
それが私の好みにぴったりなんですね~!
・・・ってことで、私にとっては、最高にぶらぼ~~~!なThis is the moment なんですけど。
実は 観客の拍手や声援は、私が観た3人中、JHが一番少なかったんですよ~。
シクシク・・・
♪Transformation
いよいよ実験スタート。
注射を打ち、ジキルからハイドにチェンジしつつ・・・なんだか陽気になっていく・・・
少しハイドに人格が変わりつつあるところで、
「麻薬?」 というセリフがあって、ここ、笑いが起こるシーンです。
前日のスンウさん、グァンホさん、結構 笑いが起きていました。
JHは・・・やや受けでしょうか?
彼自身に笑いをとりたいという思いがどれだけあるのかどうかは、わかりませんが・・・
でも、その後、声のトーンが明らかに変わって、気分が高揚してラリっている感じがわかり、
薬が効いてきて、もがき苦しみ、いよいよハイドに変身した時の恐ろしい形相、声色はすごかったです。
動きはライオンを連想してしまったのですが・・・
ハイドになった自分の姿を鏡で確認して満足そう~にするところとか、
荒々しい息づかい(鼻息?)とか、
「ジャユ~~~~!!!(自由~~~!!!」)とうなり声をあげるまでの間や緊張感がとても良かったと思いました。
ちなみに・・・
↓これらの映像はプレスコールのものなので、実際に公演を重ねた今のほうが、ずっといい演技をしています。
Transformation
JHジキル&ハイド
ハイドになった後、日記をつけるのは左手・・・
ペンを持つ手、左手(ハイドの手)が右手(ジキルの手)を抑える演出、PVではやっていますが、
今、JHはやっていませんでした。
♪Alive
完璧に欲の塊のような自由なハイドになって歌うAlive。
大きく足を広げて歌う・・・大迫力~!
滅茶苦茶かっこいい~!
そして、シャツの胸をガバっとあけるのも、JHならではのオリジナル演出のようで(それとも、ファンサービスですか?(笑))
他のハイドはしていなかったですネ。
んも~~~!
温厚そうなJHが舞台の上では、何故、あんな恐ろしいキャラがはまってしまうのか・・・?
俳優さんて、すごいなぁ~。
(いや、実はハイドな部分が大いにあったりして・・・?)
Alive.avi
JHハイド
★ Aliveの後の場面・・・
プールとアターソンがジキルについて話している最中に、突然キレまくったジキルが飛び込んでくるシーンがあります。
たぶん、「早く薬を注文してくれ!」と指図しているのだと思うけれど、
そのキレっぷりが激しくて・・・
足をドン!! っと踏み鳴らして、大きい声で「プールっっっ!!!!」と怒鳴りつけたシーンは、
一瞬、会場が「ひぇ~~ こわ・・・」みたいな空気が流れて、ザワザワとどよめきが聞えました。
かわいそうすぎ~なんて、気の毒になっちゃいましたよ。(笑)
♪Sympathy And Tendereness
ルーシーがジキルの家を訪ねてきて、怪我の治療をしてあげるシーン。
傷を付けたのがハイドと知り、ショックを受け優しく手当てをしてあげるジキル・・・
ジキルの手を取るルーシー・・・
グァンホさん?スンウさん?どちらだったか?のジキルは、自分からルーシーにキスしていたんですよね。
あれ?積極的だなぁ~と思って、JHはどうするのかな~?なんて思って観ていました。
JHジキルは・・・ルーシーに手を引っ張られて、受け身でキスされていました~。
された後も、〝ダメだ・・・こんなこと・・″ みたいなリアクションだったと思います。
あ~よかった。(何が?)(笑)
♪Someone Like You
ルーシーがジキルに恋する憧れの気持ちを歌うこの曲。切ない・・・。
もちろん、ルーシーにスポットライトが当たっているのですが・・・
その時、ジキルは下手側で一人佇んで思い悩んでいるんですね~。
ここは・・・ルーシーを見てる場合じゃなくて(ソンミンちゃん、ごめん→歌、素敵でした!)
目の前で苦悩の表情を浮かべているJHから目が離せず・・・
きっと、JH氏、ガン見している私たちの視線が痛かったかも~。(笑)
Someone Like You.wmv
ソンミン・ルーシー
♪Alive 2
大司教を残酷に殺してしまう一幕ラストシーン。
若い女の子にデレデレしている大司教をからかうようにコメディタッチで
「にゃ~お~~」なんて猫の声で登場して笑わせてた前日のスンウ、グァンホさん。
はたして、JHも、にゃ~お~って言うのかな?と、ちょっと期待していたのですが・・
言わなかった・・・(笑)
猫の声の登場は誰発の演出なんでしょうね? (リュさんはしていたのかな?)
JHは普通にこわ~く登場してブラック路線まっしぐらでした。
(楽しそうに殺人しているっていうか・・・)
それが、彼のスタイルのハイドなのでしょうか?
体も声も大きいから、(ハイドの衣装を着るとさらに大きく見える)
本当に怖いハイドでした。
「うぃーさんじゃー ういーさんじゃー ういーさんっじゃー!!(偽善者 偽善者 偽善者!!)」
...と、大司教の頭を床に叩きつけるのも痛々しく・・・
ラストのエドワード ハーーーーーイド は、高く音上げてくれて、きもちいい~~~!
そして、 ぶぉ~~!!っと火が燃える演出もあって、大迫力で一幕が終了~~!
Alive 2(Korean Cast)
チョ・スンウ・ハイド
第二幕へ続く・・・
書くのはそうとう時間掛かったのでは?
愛ですね~しみじみ
続き待ってます
わ~!30分もかかって真面目に読んでくれたなんて
うれしいです。
ありがとうございます。
書いているうちに つい、あれもこれも…と
エスカレートしてしまって(^^;;
後半も頑張ります!
JHと見るとつい Jekyll & Hyde ? と思っちゃいますが、ジュンヒョンさんの頭文字なんですね。なんてジキハイ向きのお名前!
あはは、「どん底」 (ルーシーのいる店、日本版ではこういう名前だったような) でのジキルは、彼のが確かに一番嬉しそうに見てるかも~
み/にゃお~ん、リュハイドも言ってなかったですね(^_^;A 演技の傾向、ひょっとしてチョ-ホンとリュ-キムの2ラインあるんでしょうか?
2幕目も楽しみにしています。次に見るときの参考にもできるかも!
あぁ、そうですね。JHはジキハイとも読めますね!
やはり、ジキルを演じる運命だったようですね~!
「どん底」・・・(笑)
BW版は、(韓国版もそうかな?)RED RAT~赤鼠 でしたよね。
ルーシーを嬉しそうに見ているJHジキル・・・
ふふ・・・彼なりの解釈かと。
にゃおーんは、リュさんも言ってないのですね。
>ひょっとしてチョ-ホンとリュ-キムの2ラインあるんでしょうか?
私はリュさん、観てないですが
そんな感じかもしれませんね。
Twitterでも、ジュンヒョン氏、リュさんにいつも励ましてもらったとの感謝の言葉を書いていたし、きっとたくさん面倒を見てもらったのではないでしょうか?
あー。私もまた観たいです。
長いレポを読んでくださってありがとうございます。
少しでも雰囲気が伝わってドキドキしてもらえたなら嬉しいです。
また後半もお付き合いくださいね~
いまでも、 帰ってきて欲しい!と、諦めきれません。
韓国での活躍の様子を こちらで見せていただけて、涙、涙です。
相変わらず、素敵なお声、素敵なお姿ですね。
いまは、 JHさんなんですよね… 寂しい。
これからも ときどき見させていただきましね。
こんにちは。
コメントありがとうございます!
本当に 昨年の突然の帰国はショックでしたね。(T_T)
私はまだファンになりたてで これからたくさんの作品を
観たいと思っていたところでしたから…
でも、今の活躍を見ても 金田さんにとっては 今の旬な年齢のうちに帰国されて良かったのだ…と 言い聞かせています。
私もたくさんは会いに行けないですが、日本から応援を続けたいと思います。
今はJHさんですが、「金田」という名前も大事にされていると思います。サインにも必ず書いてくださるし。(^^)
一緒に応援しましょう~。
また遊びに来てくださいね。