29.11.4(日)
囲炉裏会のメンバーで、初めての旅行が実現した。
囲炉裏会は、中学時代の同級生が三十数年ぶりに再会し、6人で最近結成した会である。
AM4:00、まだ暗闇に包まれたままの松山を総勢5名で出発。6:30発の国道九四フェリーに乗船するため、三崎港に向かってデリカを走らせていく。天気予報に雨マークはなかったはずだが、松前町辺りから一時豪雨に見舞われてしまう。
先行きを心配したが、やがて雨は止み6時過ぎに三崎港に到着。


バイクは先着8台までが乗れる。
みなさん、ありがとう。

佐賀関に7時15分頃に到着。

大分宮河内インターから高速に乗り、湯布院で下りる。
飯田高原ドライブインで最初の休憩をとる。

長者原で記念撮影


ここでいったん久住高原へ向かう。
「絶景です」



Oちゃん

URちゃんとWKさん

久住ワイナリーへ


九重連山がそびえ立つ。紅葉のシーズンを迎え、牧ノ戸峠付近は登山者の車で一杯になっていた。


ワイナリーで試飲。夜に備えて赤と白のボトルを購入。
ここからは、酒が苦手なMKくんに運転を交代(他の4人は酒が大好き)。
続いて大観峰へ



朝から飲まず食わずでここまでやってきた。
お昼近くになり、「囲炉裏ツアーは何も食べさせてくれない、水も飲ませてくれない」というハラヘリヘリハラコールが聞こえ始めた(笑)。
今回のツアーで、パノラマサイクリングを除いて唯一計画に組み込んでいたのが<いまきん食堂>。内牧にある阿蘇の<あか牛丼>が有名なお店である。だが船中で常に3時間以上待ちなどの情報が入ってきて、別のおいしいところを探した方がいいのかなとちょうど迷っていたところだ。
しかし、とりあえず行ってみることにする。行列を見ればあきらめもつきやすい。
内牧温泉街



酒屋さん
ここでも夜に備えて、地酒や焼酎を購入。

なんとっ!いまきん食堂に到着する前に、囲炉裏会メンバーは酒屋さんの横に貼ってあったこの看板メニューに釘付けになり、あっという間に路地裏に吸い込まれてしまった。

メニューの主はレトロなお店。その名の通り古き良き昭和の時代を彷彿させる。


運転手さん、ごめんね。乾杯!

ローストビーフ丼、もちろん阿蘇のあか牛。

カルデラ、すごいですなっ!



食堂でいっしょになったお二人のバイクと車。これまた、すごいですなっ!
車が大好きな運転手のMK君がすぐに車名を言い当てる。
この人も、これまたすごいですなっ!

薬師温泉。明日の朝、またここを訪れることになることは、現時点では分かっていない。

草千里へ。阿蘇がこんなに寒いとは・・・。








寒い寒いと嘆いていると、高千穂から神が降臨。一気に晴れ上がる。








噴煙は見ての通り。

中岳の火口には近づけないので、南阿蘇方面へ下る。

白川水源へ


湧水が、地底の砂とともに勢いよく湧き上がる。


<道の駅阿蘇>まで戻ってきた。
この旅の道中、地震と台風がもたらした被害を至る所で目の当たりにし、改めてまだまだ復興半ばであるという事実を認識した。
「くまモンがんばるモン」

本当に頑張ってほしいな。かつてよく訪れた<地獄温泉清風荘>への道は、いまだに通行止めで、まだ再開の目途は立っていない。2度行ったことのある栃木温泉の<いろは館>は高千穂から古民家を移設した風情ある宿だったが、前を通ると看板しか見当たらない。何度目を凝らしてみてもユンボしか見えない・・・更地になってしまっていた。

温泉やキャンプ場も併設されている<道の駅阿蘇>は、平成27年度国土交通省選定の重点<道の駅>でもある。

そして本日の宿<宿坊あそ>にチェックイン。
囲炉裏会のツアーだけに、宿に囲炉裏は必須条件である。
温泉に入った後、夕食まで少し時間があったので、炉をみなで囲み、缶ビールでプレ乾杯!






オーナーは農家、宿は古民家を改造したもの。



そして、お待ちかねの夕食。










天ぷらも出てきたが、次から次に料理が出てくるので撮り忘れてしまった。



オーナーの宮本さんは楽しい人で、各テーブルを回りお客さんを会話で盛り上げながら、合間に上手にご飯のおかわりをよそう。
おかげで満腹。
そして、部屋で二次会。

明日は、メインの阿蘇パノラマサイクリング・・・。
みなさん、飲み過ぎないようにね。
PM10時過ぎ、お先におやすみなさい。
続く