秋季特別展では「大阪の宝物」が展示されています。
難波宮跡や大坂城跡など、日本史の中でも燦然と輝く大阪の歴史から、
小さな道具をとおしてうかがえる庶民の生活史に至るまで、
さまざまな視点で選び出したそうです。
最古の溲瓶(しびん)?
「大坂城跡の堀の中から見つかった奇妙な形をした陶器。
出土数が少ないこともあり、長らくその性格は不明だったが、
今は溲瓶の可能性が高いものと考えられている。」
西日本で初の出土 土面
「和泉市仏並遺跡出土の土面は、皿状に湾曲しており、
眉の横には紐を通すための孔があることから、まつりの場で、
特定の人物が実際に被って使用したと考えれる。」
人面墨書土器
「土器に疫神と思われる顔を書いた土器。
平安時代の記録には、天皇が壺に息を吹き込み、
川に流すことにより病気などの平癒を祈る具式について記されている。
人面墨書土器も同様の儀式に使用されたのではないかと考えられている。」
たくさん見つかった犬型土製品
「大坂城で見つかった、豊臣氏の頃の犬型土製品である。
一点ずつ手作りで、大きい犬と小さい犬、明るい色と黒っぽい色、
刺突による目の表現がある犬とない犬など個性がある。
複数の人々が製作に関わっているようです。」
1匹だけ横を向いている犬がいます。
傘
「遺跡の調査で傘が見つかることは極めて珍しい。
大坂城跡から出土した傘は柄の先端がジョイント式になった大型のもので、
野点に用いられたものと考えられる点でさらに貴重な存在である。」
スタンプいろいろ
帰る前にもう一度、弥生犬を見てっと
Mameshiba
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