サグラダ・ファミリアの東門が「生誕の門」になります。
この門だけが、ガウディの生存中にほぼ完成していました。
大天使ガブリエルの聖母マリアへの受胎告知に始まり、キリストの誕生、そして人々に教えを説く成人したキリストまで、新約聖書の様々な場面が描かれています。
しかし、スペイン内戦によりこの彫刻は大きなダメージを受けました。
教会のみならず、図面もほとんど消失し、当時の司祭は殺されてしまい、教会内にあるガウディの墓も荒らされました。(けれど、遺体は奇跡的に無傷!)
そして、破壊された教会の修復にあたったのが日本人の彫刻家
外尾悦郎さんです。
ガウディが設計し壊された部分、下の写真の楽器を手にした天使15体をはじめ、現在は教会内の地下の博物館の奥に工房を持ち作業をされています。
最近はあまりにも有名になられた為、工房の見学はアポイント制になってしまいました。
、この写真には映っていませんが、鐘楼の先にはたくさんのカラフルなフルーツが載っています。
これらのフルーツも外尾さんの手がけられた作品です。
フルーツの画像はココで探せます。
yahoo画像
また、外尾さんは「ガウディの伝言」(光文社新書)という本を書いてらっしゃいます。
、本の中で、よく聞かれる2つの質問について言及されています。
「いつ完成するのですか?」
「設計図が無いのに何故作れるのですか?」
その答えは・・
ご興味のある方は、是非読んでみて下さい(^^)
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