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春さくら * ふわり

毎日の暮らしの中で、感じたことをつづります。

雨音

2011-08-18 13:25:45 | 春さくらの気持ち

 

雨の音を聞いてると、心が落ち着く。

自然の音ってやっぱり良い。

耳の奥がシーンとなって、その音だけに集中してしまう。

雨の日で時間がある時は、決まって、ちょっとしっとりした音楽を聞きながら、本を読む。

冷たいアイスティーで、喉を潤して。

本を読んで、合間に考え事。

 

いつもあなたの事ばかり。

 

薔薇の蕾が一つずつ咲くように、毎日、毎日、あなたへの思いが膨らんで行く。

何も聞かなくても

何も言わなくても

こんなに一緒にいられるのは

やっぱりあなたの優しさに包まれているから。

 

みんな色んな人と出逢って、少しずつ変わって行くけれど、私が私らしく居られて、

こんなに静かに

こんなに温かく

少しずつ変わって、咲いていられるのは、

やっぱりあなたにしか出来ない事。

 

しとしとと降る雨に、微笑んでいる、あなたの横顔を浮かべる、私。

 

 

 


お祭り

2011-08-10 02:19:58 | 春さくらの気持ち

 

8月5日に秋田の竿灯まつりへ行ってきました。

人がたくさんで、なかなか良い写真が撮れませんでしたが、

実際に見たことの無い方もいらっしゃると思いますので、

掲載しました。

 

雰囲気だけでも伝わるといいな

皆様も秋田を訪れる機会がありましたら、竿灯、一度見て下さいね


アイスティーと私と・・・

2011-07-26 18:14:34 | 春さくらの気持ち

 

暑い昼下がりの午後に

アイスティーに浮かんだ氷を眺めて

溶けるような甘い時間を重ねたりする

友達以上、恋人未満なんて

そんな曖昧な言葉で片付けるのとも

ちょっと違う気がして。

また今夜も私を

月がそっと見ているんだろうな。

汗をかいたグラスを手に取ると

角の無くなった氷がカランと音を立てて

また心と一緒に溶けていく

 

 

 

 


想いのかさ

2011-07-19 16:10:04 | 春さくらの気持ち

 

手を伸ばして届く距離に

あなたがいればいいと

いつも思う

 

逢えない時間が愛を育てるなら

きっともう抱えきれないほどに

この腕からあふれてしまっている

 

想いの嵩を量れるものがあったら

きっとあなたが想うより

私の方が想ってる・・・かな。

 

 

 


月の下で

2011-06-25 01:55:28 | 春さくらの気持ち

 

ちょっと気分転換に、お外の空気に触れました。

夜中って、やっぱり少しドキドキする。

空気はヒンヤリ冷たくて、ちょっと目が覚めた。

 

ガラスの世界は音も、ぬくもりも、触れる事も出来ない。

 

でも

あなたの幸せだけを願って。

どこで何をしていても

少し淋しくても

同じ月の下でいられる幸せを

感じていたい。

 

乾いた唇と冷たい指先

見えないあなたを

そっとこの手で包み込む

 

 

 


ミエナイ ツバサ

2011-05-20 14:47:34 | 春さくらの気持ち

 

親友によく言われる事ですが、

 

『 清く、正しく、美しく 』

 

この標語みたいな3ヶ条が私にしっくりくる言葉なんだって。

この3ヶ条、私が通っていた小学校の校訓だったんです。

この言葉が、まるで私みたいだって言われたのは、大人になってから。

ずっとそう思っていたらしいけど、初めて聞いた時は、ちょっと驚きました。

いい子にしている訳でも、なんでもないけれど、ちょっと軽い言葉で表すと

すれば、世間で言う、「遊んでる」って事とか、イケナイ事はした事が無くて。

鳥かごに入っていれば、ずっとそこで楽しく歌ったり、ご主人様と遊んだりして、

きっとかごから出されても、肩に乗って飛んでいったりしないような私。

今もそれは、もちろん変わりはないけれど、辛い事があったり、自分に非が

無くても、我慢して、それで良かった。

 

でも、それよりもっと純粋に今は、もっと違う私がいたの。

今は、ちょっとわがまま言っても、本当に素直な自分でいたい。

 

飛んで行ってみたい。

 

1日だけでも羽があったら、

 

飛んでいけるのに。

 

そんな風に素直に思える自分が、

ちょっと愛おしかったりする、この頃。

 


夏の風をあびて

2009-07-28 12:23:13 | 春さくらの気持ち


先日、学生時代からの友人の結婚式に招待された。

とても綺麗だった。
旦那様には初めて伺ったけれど、彼女が選びそうな、誠実で寡黙な人だった。

彼女はとても家庭的で、家事全般を手際よくこなす。
運動神経も抜群に良くて、パソコンなんかも、軽々と使いこなせる器用な女性。
私は運動が全くと言っていい程だめで、体育の時間は、彼女の素早い動きに見とれていた。

そんな私なので、走るのはおろか、自転車をこぐのものろのろで、自分のペースを乱したりすると転倒したりする。

ピカピカの自転車で初めて登校した日、学校帰りにカラオケに行く事になって、10人近くの列になって、カラオケまで自転車をこいだ。
案の定、私は一番後ろになってしまって、一生懸命追い付こうと、慣れない自転車を必死でこいだ。

下り坂に入った辺りで、道に落ちていた石が、前輪の側面にざっくり擦れて、派手に転倒。
恐らく一瞬であろうが、スローモーションのように、空を舞って、吹っ飛んだ。
気付くと、自転車は2~3m後ろに倒れていて、私は車がビュンビュン通っている道路の端へ投げ出されていた。
私の体のスレスレを自動車が駆け抜けて行った。
危なく命を落とすところだったのかもしれない。

アスファルトに全身打ってしまい、痛くて動く事はおろか、声すら出なかった。

皆は気付かず、どんどん行ってしまうように見えた。
そんな中、ふと彼女が振り向いて、

「さくらが転んだっ!」
と叫んで、戻って来た。

血だらけでボロボロの私を半分担ぎながら、近くのガソリンスタンドまで連れていって、助けを求めてくれた。

彼女は、私が自転車で初登校したのを知っていたのか、後ろを気にかけてくれていた。

彼女は私に、
「スピード早かったね。ごめんね。」
と言った。

どんくさい私の事故なのに、彼女だけが、そんな風に言ってくれた。

次の日、朝から病院へ行って、手足は大げさなくらい包帯でぐるぐる巻きになり、午後からの授業を受けた。
先生も、事故を知らない他のクラスメイトもびっくりしていた。


そして、バス通に逆戻りしてしまった。


事故の恐ろしさが少し癒えて来た時、また自転車通に復活した。
自分のペースを絶対に乱さないよう、心に誓ったりした。それ位怖かった。

夏休みに入って、部活のマネージャーをしていた私は、学生も疎らな道を自転車で、ゆっくり行き帰りしていた。

彼女は他の部のマネージャーをしていて、たまたま帰りが一緒になった日があった。

私は知っての通りこぐ速度が遅いので、彼女とは自転車置場でさよならしようと思っていた。

彼女は私より先に校門を後にして、いつもの半分位の速度で自転車をこいでいた。
後ろをたまに振り返って、特に話す訳でも無く、ゆっくりこいでいた。

私は彼女の第一印象を思い出していた。
目鼻立ちがはっきりしていて、話した印象も何処かそっけなく、少し怖い気がした。


私はこの時の自分を恥じた。


全然知らなかった。

彼女の優しさを。彼女の繊細さを。

後になって知った、涙もろい性格だって事も。


式もクライマックスに近づいた最中、両親への手紙で、大粒の真珠の涙が、彼女の頬を伝っていた。

温かな式だった。

結婚式に呼んでくれてありがとう。


おめでとうを心から。





青・蒼・藍・・・

2009-07-23 17:03:13 | 春さくらの気持ち


隣の芝は青い。

私は、このことわざに、同感した事がほぼ無い。

どれだけ、気が晴れない日でも、悲しい事があっても、人と比べたり出来ない。
人と比べられるものでもない。

私はお金持ちでも無ければ、容姿端麗、運動神経抜群でも無い。


けれど、自分の暮らしや、持ち物、人間関係においても、こだわりを持って生きている。
家の中に居るだけで、幸せになれる。
なぜなら、自分の好きなや気持ちが、必要な分だけ、揃っているから。

だから人をすごいな、素敵だな、幸せそうだな、と思っても、羨ましいと感じるよりは、その人が幸せで良かったなとか、似合っているなと思う。


そのせいか、いつも幸せそうだねとか、いいな~とか、悩みなんて無いでしょう、など、口にされてしまう事がある。

その一言を聞くと、悲しくなってしまう。

その人その人によって、幸せの形は違って、尺度も違う。
その人にはその人にしか体験出来ない幸福が、後にも先にも数え切れない程ある。
無論、辛い出来事もしかり。

不幸探しなんてしていたら、つまらない。
幸せを幸せな心で返せばいい。

人にきつい一言を言われやすい私は、その人にこの青い芝の話を出来ないでいる。
伝えた方がいいのか、そうしない方が傷つけないのか、答えを出せないでいる。

言葉は、幸福をもたらすだけでなく、鋭い刃にもなる。

私の大事な人達は数は少なかれども、人の幸せを心から喜んでくれる人達ばかり。
自分の心にポリシーとプライドを兼ね備えた、心美人ばかり。

隣の芝も、また違う青さで良かったねって、言い合えたらいいな。