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春さくら * ふわり

毎日の暮らしの中で、感じたことをつづります。

バチカン市国

2009-05-25 15:07:04 | イタリアの旅



最近、現在公開中の映画のせいもあってか、テレビや雑誌等で、バチカン市国をよく目にします。


世界最小の主権国家。


ここの警護に当たっているスイス人衛兵は、無駄な動き一つせず、背筋をシャキッと伸ばし、赤と青と濃い黄色の征服を身に纏っています。

私が実際に見た衛兵さんは、それこそ無駄な動きが無いせいもあってか、イタリアの彫刻のような彫りの深い顔立ちで、色白な美男子でした。

腰には剣、手には長斧を持っていて、交代の時間を迎えると、次の衛兵さんと警護の交代の儀式を行います。

長斧を床に叩き付ける、カシャンと言う音に少し驚きました。
今まで生で聞いたことの無い音でした。

本物の音。
未だに耳に残っている。



衛兵さんを横目に、中に入って行くと、外とは空気がどこか違って、澄んでいるようでした。
きっと誰もいない時間に、私一人で建物の中心に立ってみたら、もっと違う景色が広がり、今までの考え方の根本を変えられてしまいそうになる、そう思いました。



カトリック教会の総本山。



歴代のローマ教皇が眠る国。

同じ時間が流れているとは、到底思えない。
でも、「 今 」は確実にあって。


今年の復活祭は、4月12日でした。
私の誕生日と同じ日で、少し驚きました。


古代から変わらない物や気持ち。

ずっと繋がっている。


改めて、驚かされます。





スカラ座(ミラノ) その2

2007-12-02 22:33:41 | イタリアの旅



   その光輝くシャンデリアは
   見る角度によって何通りもの光を放つ
   
   キラキラ輝くシャンデリアは

   触れてしまえばもろく
   パリンと透き通った音を残して割れてしまいそうだけど
   触れてはならないオーラを放つ

   そして永遠に七色の光を煌かせ
   古代から現代へ
   ゆっくりと時を刻んで
   今も変わらぬその美しさで
   未来も魅了する

   未来をも手にするんだ


                    (スカラ座内 シャンデリアを撮影)

スカラ座 (ミラノ)

2007-12-01 22:11:06 | イタリアの旅



  スカラ座 ミラノにある世界で最も有名な歌劇場の一つ。

  イタリア旅行で、必ず行こうと決めていた憧れの場所なんです。
  外観をみただけでも興奮と緊張が押し寄せて来ました。

  屋内へ入ると、なんと豪華絢爛。

  大理石や像やら、キラキラ光るシャンデリアがお出迎えしてくれました。
   
  もっと奥へ進むと、少し物々しい警備の方が何人かいらして、
  最も写真に収めたかった、あの有名な劇場が誇らしげにありました。
  残念な事に、撮影禁止だったんですよ。
  なので、この春さくらの目にしかと収めて参りました。
  
  ご存知な方も多いかと思いますが、映像でみた事はあったんですが、
  実際にあの有名なボックス観覧席からステージを眺めてみての感想ですが、
   
   「 圧 巻 」の一言です。

  あの舞台にソプラノ歌手のマリア・カラスも立っていたんですよね。
   
  私もあの舞台に立って、歌ってみたいな、なんて思っちゃいました。
  絶対無理だけど・・・。
  想像だけは大の得意なので、歌手になった自分の想像だけしてきました。

  ああ、本当に素敵だったな。
  あんなに、キラキラ輝いて見える場所があるなんて、知らなかった。

   スカラ座のホームページはこちら。
   http://www.teatroallascala.org/
   
   
   
   
   
   

塔の街 サン・ジミニャーノ

2007-11-28 22:31:29 | イタリアの旅



 私がイタリアの旅で、一番思い出深い場所。
 なんというか、とても気に入ったのです。

 街自体が、ユネスコの世界遺産に登録されている場所なのです。

 坂道をずっと登って行くと、行き着いた所には、教会がありました。
 鐘が幾度となく鳴り響いていて、革を使った靴や鞄を置いているお店や、
 日本では見たことの無い、地元ワインを売る酒屋さん。
 ローマの休日でお馴染みの、イタリアンジェラート屋さんもありました。
 
 街の雰囲気も、人々の雰囲気も、私が訪れたイタリアの中でピカイチでした。
 街全体の清掃も行き届いていて、歩き煙草なんてもっての他。
  
 
  とても綺麗な街でした。

  また行きたいな。




    

イタリアのお馬さん

2007-11-01 00:40:42 | イタリアの旅



     イタリアにて、お馬さんをパシャリ。
     
     意外と早い足並みで歩いていて、
     写真に収めるのが大変、大変。

     やっぱりイタリア語が解るお馬さんなんだよね。
     でも動物は、相手の表情とかインスピレーションで
     何を言っているかが解ったりするのかな。
     
     人は言葉に頼りすぎて、突然他の国で生きていくのは大変。
     
     人間以外の動物って、やっぱりすごい。


水の都 ベネツィア  

2007-10-28 01:10:04 | イタリアの旅



    水の都、『ベネツィア』
    
    私の想像より遥かに活気があり、とても賑やかな街でした。

    サン・マルコ広場は、多くの観光客はもちろん、地元の方もたくさんい
    て。
    年百年も前からある遺跡を背景に、『今』を生きる老若男女や動物等が
    息をなしていました。不思議な光景でした。
    大理石で出来た寺院や、橋、椅子までもが歴史を刻んでいて。
    その歴史の中に、私もいるんだ、時を刻んでいるんだって、体の芯から
    熱い感情が込み上げてきました。
    
    ため息が出るほどの美しい夕焼けを見てきました。
    水で囲まれた都は、やっぱり美しかったです。

    ちなみにこの写真は、先月のイタリアへ旅に出た時のものです。
    ベネツィアでゴンドラに乗り揺られながら撮影しました。
    
    一生忘れられない場所になりました。
    また訪れたいです。