１．あまのじゃく。

 

初恋ライフ・第二章始動

☆ワ-(ノ。・ω・)八(。・ω・。)八(・ω・。)ノ-ィ!!!☆

  　

 これからもハル頑張りますo(・ω・´o)！！

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↑「彼」との始まり。初恋ライフ第一章。↑

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☆゜+o。。o+゜☆゜+o。。o+゜☆゜+o。。o+゜☆゜+o。。o+゜☆゜+o。。o+゜☆゜+o。。o+゜☆゜+o。。o+゜☆

 

 

あなたの自転車の後ろに乗って

流れて行く景色を見るのが、大好きだった。

 

優しくて、大きな背中越しに広がる、橙色の夕焼け空。

 

素直に言葉に出来ない想い。

いつも、思ってる。

 

「何があっても、傍に居て。」

 

傍に、居て。。。

 

 

続きの前に　ョロシク(。・ω・))(。uωu))ペコリ →　

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ハルと昌己は、学校中が認めるカップルになった。

いつも、一緒だった。

 

教室の外で、昌己の声がする。

中庭の花に水やりをしていた昌己と拓海君が

水のかけ合いをして遊んでいた。

 

楽しそう。

 

ベランダから二人を見ていたハルに気付いて、昌己が笑った。

 

・・・・・？

 

ふと、目の前の校舎を見上げると、二年生の女子グループが、

昌己達がはしゃぐのを見ているのが見えた。

 

その中の一人が、ハルの視線に気付いて会釈をする。

バレー部の子。

 

きっとハル達も、あんなふうに、ここから先輩に見られてたんやろな。

 

明るい日差しに、舞い上がる水しぶきが反射してキラキラ光る。

色とりどりのあじさい。

 

とても無邪気な、彼の笑顔。

 

昌己を見ながら、思う。

 

きれいな顔立ち。

モデル並みのルックス。

成績優秀、運動神経抜群。

優しくて、人望厚く、誰からも好かれる人気者。

 

・・・昌己は、完璧。

 

・・・・・・・・・・。

 

それに比べて、うちは。。。

 

 

バシャッ！！！

 

 

「うわぁ！！！！？」

 

ホースを持った昌己が、ハルを見上げて悪戯に笑う。

 

「何すんの！！？」

「すげぇブスな顔しとった！」

「はぁ！！？」

 

ずぶ濡れの昌己は、ハルに水をかけて走って逃げた。

 

「アイツ。。。！」

 

「うわ遥花、どうしてそんな事になってんの？笑」

 

教室から葵が出て来て笑った。

 

「なぁ、遥花どこの高校行くん？」

「高校？まだ決めるん早いやろ？」

「推薦で受ける子は、そろそろ先生に聞かれよるらしいよ。」

「へぇ。推薦。うちには関係ない話やな。

　うちアホやけん、行ける高校さえあるかしらんわ。笑」

 

葵は頭が良かったので、実はこの時、推薦の話が来ていたらしい。

葵が志望したのは、一番人気の「青明館」。

ハルには、どうあがいても到底無理な、おりこうさん高校。

恭子先輩も、その高校に入った。

 

「昌己ちゃんは？もちろん、推薦やろ？」

 

・・・あ。。。

 

 

「推薦？聞かれたよ。」

 

やっぱり。。。

 

「どこって言うたん？」

「え、まだなんも言うてない。」

 

「・・・青明館、勧められとんちゃうん？」

「あぁ、言われた。」

 

「・・・行けば。」

「なんで？」

 

・・・恭ちゃん、おるな。。。

・・・多分、葵も入るな。。。

 

 

・・・嫌や～！！泣

 

 

「青明館なんか、みんな行きたくても簡単には入れへんのやで？

　せやのに面接だけで入れるなんか、めっちゃラッキーやんか。

　ハルはアホやから、絶対無理やけど。。。アンタが行きたいんやったら、行き！！」

 

そう言ってハルはフテて、昌己から顔を背けた。

 

ハルの短所は、昌己に素直になれない事。

自分の気持ちを、正直に言えない。

 

意地を張って、本心と裏腹な事を言う、あまのじゃく。

 

「青明館なんか行かへん。遥花おらんのなら、意味ないし。」

 

ほら、また。

 

ハルの意地っ張りを、昌己はいつも、理想通りに包み込んでくれる。

ハルの気持ちを、わかってくれてる。

 

・・・そんな昌己に、ハルは甘えっぱなし。

 

でも、ハルは。

 

ハルの手を握って、無邪気に笑う彼に、心のまま、甘えていたい。

 

 

ある朝。

机の中から教科書を出すと、その上に、小さく折たたんだ紙が乗っていた。

 

「・・・・・？」

 

なんだコレ。

 

 

『大崎さん、かわいいね。』

 

 

そう、一言書いてあった。

 

 

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＊ライフシリーズは実話を元にしたフィクションです＊

登場する人物や場所等は全て仮名であり

実際の人物・場所等とは一切関係ありません。

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