今回、V90シリーズに、Googleを搭載する新インフォテイメント・システム(Androidベース)が新たに採用され、Google Apps and ServicesやVolvo Cars appに対応しています。同時に、安全・運転支援機能も進化していますのでこちらも要チェックです-。
ボルボ・新型V90 B6 AWD Inscription
>>ボディカラー:プラチナグレーメタリック(731)
新たに採用されました新インフォテイメント・システムは、Androidをベースとしていまして、従来型に準じたディスプレイデザインとなりますが、新たに「Google Apps and Services (Google アプリ/サービス)」が導入となり、「Google アシスタント」、「Google Play」にも対応しました。
Googleの新インフォテイメントシステム→
ナビゲーション機能は、従来型とは異なり通信機能を利用した「Google マップ」が利用可能です。メニュー画面上部の「マップ」アイコンを押すと、画面全体にGoogleマップが表示されます。スマートフォン同様の操作性を実現していまして、オンライン化により最新のマップが利用可能としています。→無料利用期間は4年間。それ以降は有償サービス。
アプリケーションのアイコン一覧画面に関しても、Android(Googleに対応)のスマートフォンのような操作が可能で、Googleマップやラジオ(FMのみに対応)、Googleアシスタント等の機能アイコンが表示されています。フロントアームレスト内に設置されたUSB端子もType-Cに新たに対応しています。
また、ドライバーディスプレイ(メーターパネル)やセンターディスプレイ(タッチパネル)の HMI(ヒューマン・マシーン・インターフェイス)の画面デザイン、操作ロジック、機能等が一新されています。オンライン化に伴い、ダッシュボード上部に設置されていたVICS光ビーコンアンテナも今回廃止となりました。
そして、センターコンソールに備わっていましたドライブモードセレクターも今回廃止されていまして、エンジンスイッチ&パーキングブレーキ周りの形状も変更されています。今回、オーバーヘッドコンソールもデザインが変更となりまして、SOSコール、CALLスイッチが追加され、マップランプ部も大型化となりました。!
新インフォテイメントシステムの導入と同時に、安全技術装備も進化!従来、ASDM(ミリ波レーダー/単眼光学式カメラ一体型センサー)がフロントウインドウ上部に搭載されていましたが、フロントウインドウ上部は単眼式のカメラシステムのみとなり、ミリ波レーダー部がフロントエンブレム内に移設され、センサー部が分割されました。
※単眼カメラとミリ波レーダーの機能の進化により「先行車発進告知機能」が追加され、「リア衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム」も新たに対応(リヤバンパー左右に備わるミリ波レーダーにより車両後方から接近する車両を検知)しています。