映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4387-アリグモ

2024年08月13日 | 30秒の心象風景

  初めてアリグモを見たのは何年前でしょう。10年以上前になるのかもしれません。記憶では、やはりアカメガシワの葉で見かけたのです。アカメガシワについてもよく知らない頃で、ただ大きな葉にいた虫を撮影していただけです。その虫とは、アリです。アカメガシワの葉は、ほとんど虫食いされた跡がありません。這い回っているのはアリだけでした。アリが這い回るので、他の虫がこないのかもしれません。ハエの仲間が一時的にとまるくらいです。そこに、やや大きい、なんだか少し様子の違うアリがいたのです。そのときはアリだと思って撮影したのですが、他のアリに出会うと急いで去るのです。その動きに興味を持って撮影を続けると、触覚に見えていたのは脚で、脚が8本のクモの仲間だと解ったのです。頭部も口も後で知ることになるハエトリグモそっくりで、アリとは全く違うものでした。なぜアリに擬態しているのか。カメムシの幼虫など他の昆虫にもアリに擬態するものがあります。なにか有利な点があるのでしょうね。

 

30秒の心象風景28516・アリに見えるが~アリグモ~
https://youtu.be/Wu8LtgxElJc

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