一瞬のチャンスを掴む

今年も男子テニスの国際大会を観戦してきました。世界トッププロの白熱したプレーを堪能させていただきましたが、それ以上に感動したことがありました

試合開始直前に大観衆の中でスャ塔Tーイベントが行われました。事前に抽選で選ばれていた人たちが海外航空券獲得をめざしてサーブで的にボールを当てるチャレンジをしましたが、緊張のためか誰も獲得することができませんでした。

大会進行役を務めている松岡修造さんが「せっかくだからもう一人観覧者の中からラケットを持参している人にチャレンジをしてもらいましょう～」と、会場を見回した瞬間にテニスウエアに身を包んだ幼い少年を指名しました。

指名された少年はテニス歴２年で８歳でした。８歳の少年が聖地である有明コロシアムセンターコートに立ったのですから、緊張で多くの人が的に当たるわけがないと思ったことでしょう。

少年はテニス歴２年とは思えないサーブの上手さでみごと的に命中させました。

（松岡さんがイベントのお手本としてサーブをしてもその的に当たらなかったのです
数年前の大会でこの的に見事当てた少年は、後に松岡さんが主宰する修造塾に入り今年見事全日本ジュニアチャンピオンになったそうです会場にはそのジュニアチャンピオンが観戦に来ていたので紹介されていました。）

松岡さんは少年が見事に的を当てた瞬間に「上手い！」「凄い!!」「おめでとう！！」と、お祝いの気持ちを体全部を使って表していました

そして松岡さんは少年の親御さんのところに歩み寄られて「彼は将来僕に怒られることになる！」とおっしゃったのです。親御さんに「息子さんに修造塾の門を叩かせなさい」と言うことを示唆された言葉のように思いました。

わずか８歳の少年は親御さんに連れられて世界トップ選手の試合を見にきていただけかもわかりません。テニスウェアを着ていたのは観戦前にテニススクールに行っていて、そのままの服装で観戦に来たのかもわかりません。もしくは何かの形でイベントに参加できるかもしれないことを少し期待して、ラケット持参で来たのかもしれません。

どんな理由であれ少年はテニスラケットを持っていただけで、指導者として子どもたちを世界トップ選手に育成することに情熱を注がれていらっしゃる松岡さんに「上手い！」と言わせて「将来僕に起こられることになる！」と言われたことに繋がったのは間違いはありません。

たった一つの何気ないイベントの中にも私たちにスピリチュアルガイドさまは人生において大切なことを教えて下さっています

サラリーマンの人が「スキルアップがしたい」と思っていたら、今すぐスキルアップのために動くことです。スキルアップしたものをすぐ生かせる部署に異動するチャンスが巡ってきたら、スキルアップしていればすぐチャンスを掴むことができます。

女子高生が「キャビンアテンダントに憧れている」と思っているのなら、学校の授業以外に人一倍語学を学ばないといけないでしょう。

子育てから手が離れたら社会復帰したいと思われている人がいれば、独身時代のキャリア以外に時代のニーズにあった資格を取得しておくことも良いのかもしれません。働きたいと思った時に求人広告で自分の持っている資格者を募集していることに遭遇するかもわかりません。

私たちは一瞬のチャンスを手に入れるか、入れらないのかは、ほんのわずかな日常生活の意識の積み重ねの違いであると言うことです

あなたにとって今チャレンジしたいことは何でしょうか？

ささやかに思えるようなことからで構いません。毎日の生活の中で少し意識をかえて行くことを心がけてみてはいかがでしょう～

その意識がやがて大きな形となって現れると言うことです


このブログを読んでいただいて、ありがとうございます