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Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

インドのヨガの先生に癒される;

2010-08-21 21:53:01 | インド
この写真は、南インドのケララ州にあるヒンズー寺院の入り口付近です。私はデリーから片道6時間以上(色々と入れて、8時間位かけて)カイラリリゾートというアーユルベーダのリゾートに10日間滞在しました。
目的は、アーユルベーダを毎日2トリートメント受けるというものでしたが、滞在中、無料で、ヨガのレッスンと瞑想のレッスンを受けられます。

この写真の左の白いクルタの男性は、グル(ヨガの先生という意味)プラサッドです。彼は実は、リゾートでは短期間のヨガ講師だったそうですが、いつも居る先生がどこかに遠征中か?休暇中らしく、代理で2ヶ月やっているそうです。彼自身も、街の学校やアシュラムでヨガを毎日教えています。

この右のお兄さんはオートリキシャーのドライバーですが、ケララ州はさすがで、英語を話しますし、運転も注意深くとてもジェントルでケララ州の人々はデリーと様子が全く違います。殺伐としている人は見かけず、皆さん、のんびりしつつも、勉強熱心で、教育熱心で子供も英語を話します。

毎朝、ヨガのレッスンでドイツ人、スイス人、スウェーデン人、インド人の方々とご一緒しますが、なぜか?先生がヒンズー教の寺院に連れて行ってくれることになりました。他のゲストを連れて行ったことがあるかどうか?は知りません。ヨガ中も、マントラ等を唱えますが、私が一番マントラも呼吸もナチュラルに深いから、とてもヨガが好きなんだろうと思っているようでした。私は、声がよく出るほうなので(声はその人の体の詰まりなどを表します。)、先生は、他のマントラもやってみたいか?ヒンズー語の有名なマントラをコピーして、1時間、ヒンズー語で唱えたこともあります。覚えられずじまいでしたが・・・。私のためにあれもこれも、自分から提案して、やってくれるのでした。かなり見込まれているようでした。私はそんなに見込みのある生徒ではないんですが・・・。ちなみに、マントラはその人のエネルギーを綺麗にする作用もあるそうですから。音には意味があるんですよね。

なんて、親切な人なんだろう・・・と言ってると、ドイツ人のカップルに「君は彼にお返しをしてるの?」と言われて、「No.」と言うと、「ええっつ、それでいいの?」と・・・。昨日、メールで日本から何か欲しい物があったら、お礼に送りたいと申し出たところ、何もいらない、時々メールをくれれば、それで十分です。。。みたいな。。。謙虚な方です。32歳と若いのですが、その雰囲気は50歳くらいにも思えたりして、落ち着いて、いつも静かで優しい雰囲気をたたえていました。仲良くなったドイツ人カップルは、彼はスピリチュアルな何かをいつも放っている・・・と言ってました。

このヒンズー寺院は、地元ではドゥルガーという女神を祭っていて、グルは「ネガティブなエネルギーを跳ね返す、寄せ付けないパワーがある、守ってくれる女神様」と言ってました。彼えについて、境内に入ると、靴を脱いで裸足になって、土や石の上を歩いてまわります。「いってて・・・」みたいによろよろしている私の歩調に合わせながら、大地にキスするかのようにお辞儀をしたり、寺院の敷居にも投げキスや額をすり合わせたりします。お辞儀の仕方が、日本と違うだけで、日本人が鳥居やご本尊様の前でする拝礼のようなものだと思いました。

この寺院は、外国人はあまり受け入れてくれないそうで、実は、グルが数日前に司祭にお願いをしてくれていました。私はたまたまピンクのワンピースで一切肌を露出しない格好で訪れたので、とても好意的に司祭も他のインド人も受け入れてくれました。入り口で神さまに捧げるためのオファリングチケット(お供物用チケット)を購入するのですが、それはグルが買ってくれました。

境内の中の色々な神さま、女神様の像にご挨拶をして、手を合わせて、お祈りをしました。最後が大きなドゥルガーの女神様の前で、オファリングチケットを渡すと、司祭がお水を手のひらに少しかけて、それを飲み干し(飲まなかったけど・・・)、お供えしていたドライフルーツや、お花や赤いターメリックの粉を葉に包んで、持って帰るように渡してくれます。これは、家に持ち帰り、お守りとして大切に自分の周りに置いておくものだそうです。私は、生花とターメリックのオファリングをもらい、リゾートに持って帰ったものの、出発時に捨ててしまいました。生なので・・・。

リゾートからリキシャーでの寺院の旅はとても快適で、すごく良い思い出となりました。。。

そこで。。。私は、最近、とてもとてもカルチャーショックな出来事があって、理解できない、信じられない!みたいにずっと思い続けていて、どうにもならないとわかっているけど、納得できないまま・・・どうにもならないまま・・・どんどん悲しくなっていって・・・グルに質問しました。

私の常識や文化的観点ではunbelievableな出来事があって、とっても残念で理解できない出来事で、とっても悲しくて、悲しくて、どうにも手放したいけど、手放しにくいという話をしました。

すると・・・彼は、私にある程度のカルチャー的説明をして(詳細はここでは省く)、私が楽になるように、明日、この寺院に出かけていって特別のお祈りを君のためにしてくるから、明日はきっと、もっと気持ちが楽になるから、大丈夫だよ。というお話をしてくれましたなんか・・・そのメールを見て、泣けてきて、夜中にヨガをやってる時に、とっても感傷的になってしまった私は泣きながら(こんなことは人生でも珍しい)ヨガをやったら、今朝、目が腫れて、大変な顔になっていましたが・・・。

泣いたお陰で、気持ちが少し楽になり。。。考えてもわからないこと、悩んでも出口のないことは、もう手放そうと思えました。特別なお祈りを私のために寺院まで行ってくれて、してくれるとは、なんと!有難いことでしょうか彼の包容力というか、いつも凛としつつも愛の深さに触れた気がして、さすがグルってこうゆう人なんだな~、と。普通のインドの人々とは全く様子が違います。いつも物静かで、落ち着いています。ヒマラヤやインド中でヨガをしてきたそうで、死ぬまで修行だと言っていて、いつも謙虚な方です。これまた、インドでは珍しいタイプなのです。

また、マントラを唱えるといいともアドバイスしてくれました。ドゥルガーのオファリングのお守りを持っているだろう?というご指摘もあり、ケララに置いてきたとは言い出せず・・・それには触れないようにしていますが、ネガティブなパワーをはじいてくれるから、君を守ってくれるから、マントラとオファリングと僕の特別な祈りで、もう大丈夫だと・・・すみません。


ちなみに、この寺院の名前は・・・忘れてしまいましたが、周囲の壁にすべてランプ用の蜀台がついていて、全部に油を入れて、灯すのは1年に1回で、それはそれは綺麗だそうです。地元のヒンズー教の人しか足を踏み入れない場所に、連れて行ってくれて、お祈りまでしてくれるとは、とても感謝しています。彼は、インドのヨガを正しく広めたい、広まってもらいたいと思っていて、外国人が間違った解釈や間違った手法で取り入れていることに、とても危惧しています。タントラヨガもきわめているそうですが、外国人の解釈はまったく間違っている!と憤慨していました。タントラの話をしたら、終わらなさそうだったのですが、タントラはセックスのためのヨガではない全く違うのに、誤解している人が沢山いすぎて、どう正しく広めたらいいのか?といつも考えている・・・そうです。

ちなみに、ヒンズー寺院では、男性は上半身裸で参拝をします。グルはこのクルタを「脱ぎますけど、驚かないで。こうゆうしきたりだから、失礼。」と言って、上半身裸になっていました。やはり地元の方と参拝できるというのは、とても貴重でいい経験でした。そして、この愛のあるグルに感謝して、お祈りに感謝して、今日は眠ります








デリーでの宿泊はブティックホテルVisaya

2010-08-20 20:52:57 | インド
初めてのインド、初めてのデリーはサウスデリーにある今年建ったばかりのブティックホテルThe Visayaを選んだ。選んで、正解のステイでした。これからインドに行く方の参考になると思うので、書きます。新しいホテルなので、どこもピカピカなのと、食事が安心でお腹を壊す事はなかったです。

インドというイメージは自分の中にあったけど、空港から宿に向かう途中、サウスデリーというのは、空港寄りなので、本当なら15分くらいで着いてしまう距離なんだけど、すっごく長く感じました。ハラハラ・ドキドキだから道端はどこも崩れていて、工事してるんなら、工事してる?やる気ある?って感じで、どこも完成しなさそうな感じ。スラム街も車から見えたり、高級そうな住宅も見えました。

ホテルのマネージャーさんには何度もメールのやり取りをしていたので、7月はとっても空いているようです。私が着くなり、
フロントの方が私の名前を先に言ってくれました。これは、先に着いていた友達のお陰もあるのですが、友達が先に着いた時も、きちんとフロントの方に名前が伝わっていました。

初インドの私としては、誰もがインドを嫌いにならないように、安全のために4つ☆以上のホテルに泊まるように、というアドバイスがありました。大きなホテルはどこも同じようで、ちょっと気がすすまず、色々な方のご縁でご紹介いただいたサウスデリー在住のクリエイターの方のブログでこのホテルを見つけました。今回の旅は、見ず知らずの方々も快く、紹介の紹介のまた紹介という形でも、親身になって、色々と教えてもらうことが多々ありました。インド好きの人はいい人ばかりだな~という印象です。今回、「ガールズインディア」の著者の若山ゆりこ様をはじめ、デリー在住の方、デリー出身のインド人の方に大変、大変、お世話になりました本当に感謝しています。初インドだから右も左もわからない、イマジネーションが湧かなかったのですが、どうしてもインドに呼ばれている、導かれていると感じたので、行ったのですが、親切な方々にめぐり合い、本当に安全に快適に健康で帰ってこれました。若山ゆりこさんの女性のためのガイドブックはとっても可愛いのと、彼女の実体験なので、とてもお薦めです

さて、インドでは、ホテルに着いたら、部屋を選ぶそうです。通された部屋を一通りチェックして、気に入っても、他の部屋を見せてもらって、比べて選ぶことが肝心だそうです。また、インドでは1階が一番いいとされて、最上階は一番駄目とされています。それは、暑いからです。なので、最初は空いていることもあって、1階の部屋を見せられたそうですが、私はなんせ・・・耳がいいので、エレベーターや電気室が近くに存在することが耐えられないので、モーター音等する恐れのない部屋の位置にこだわっていました。また、部屋を見せてもらう時に、お湯の出方、水の出方、トイレ、シャワー等すべて一度確認をしなくてはならないそうです。。。日本人の私としては、そんな水やお湯が出ないはずないじゃない?と思うわけですが・・・ここは、インドです。

今回は、先に着いていた友達が、すべて私の希望の叶えてくれるお部屋をチェックしまくり、部屋を決めてくれていました。
お部屋に着くと、フローリングに程よい硬さとやわらかさのベッドと、液晶画面のテレビと、大理石のバスルーム(シャワーのみ)と大きなソファーとクローゼットがあり、外の世界とは全く違う、ここは日本だったっけ?アメリカだった?という錯覚になるほどの快適な空間がありました。エアコンは、自分で何度にでも調節が出来ます。

ハウスキーピングの男の子は朝と夕方に来ますが、時々英語が完全には通じないことがわかりました。デリーでは特に、英語は通じないです。ホテルに勤めているということは、かなり英語が出来る子だと思われますが、時々意志の疎通が図れず、結局、ヒンディーを話す友達があれこれと指示することになります。インドはチップ不要という記事も見ますが、時々チップを渡しました。その方が効果的だとも思いました。最初のほうは友達が渡していましたが、さすが、インド人の基準は相場みたいで、厳しいというか的確だったようです。私は、お任せしていたので、額を知らなかったのですが、毎日その都度渡すことはしてなかったです。友達は、2日目か3日目にまとめて、渡していました。目の前でメイクアップルームをしている時でした。彼らも何か・・・をわざと忘れるふりをするので、何度も呼ぶことになり、その都度渡していては、話になりませんから。例えば、トイレットペーパーが予備を置いてくれ・・・とか、タオルはもう2セット置いてくれとか、事前に言ってあっても、忘れているふりなのか?いない時にきちんとしてくれなかったです。毎日、ランドリーを出していた私ですが、インドではランドリーは現地価格というか、高くても日本人には安いので、毎朝ランドリーとして部屋のカゴにおいておくと、夕方には出来てくるのですが・・・一度も夕方には受け取れませんでした。夕方のトーンダウンサービスで部屋のベッドを夜し様に回ってくるのですが、いつも忘れてしまうようでした。なので・・・夜にフロントでピックアップしに行ったりしました。が・・・ま~仕方ないか?という感じで、それがインドって感じです。

フロントの人や、マネージャーさんは、やはり違いましたね。どこか大きなホテルで経験をつんできたのだと思います。マネージャーさんはハンサムな男性で、何度もメールのやり取りをしていたので、個人客の私のことは、とてもよく把握してくれていました。名前も、宿泊数も・・・。ただ・・・インド人の名前を読めない、発音できない私は、名前を呼べた試しがないです。
ごめんなさい。ヒンディーネームはすっごく難しいです。外国人にはま~無理です。

この写真はバスルームの写真ですが、トイレの壁面に下がっているのが、ウォシュレットのようなハンディーシャワーです。いいレベルのホテルやショッピングモールのトイレにも付いています。これが、ウォシュレットより優れものだと思いました。ある程度、勢いのある水が出るので、インドの人々は基本的にトイレも左手を使って・・・というお話ですけど、このシャワーがあると、とても衛生的で便利です。ちなみにホテルはトイレットペーパーがちゃんと付いています。ただ、インドのトイレットペーパーのロールは小さいので、予備・・・予備がないと、不安・・・なのです。日本人は。

ここの1階のレストランは1つしかありませんが、快適でした。綺麗で、ウェイターさんたちもいい感じです。友達が、とても注意深い人なので、生の野菜と果物は何の水で洗っているか?ヒンディーで聞いていました。すると、アローウォーターという水で洗っているというので、私達は、生野菜も果物も躊躇せず、食べられました。また、水も普通に飲んでいました。アローウォーターというのは浄水だそうで、ウィルスも殺す?のか、中流家庭以上には置いてあるそうです。本当に、お腹を壊す事はなかったです。ちなみに、歯磨きを普通にバスルームの水道でしていましたが、平気でした。友達にはミネラルウォーターを使うように言われていましたが、ついつい日本と同じに磨いてしまいます。「ミネレルウォーターをうがいは使ってね、水道の水ですすがないように。」と何度か注意されましたが。。。ここのホテルの水はシャワーも茶色の水が出てくることはなかったし、トイレの水も透明でしたから、きっと浄水機能が働いているのだと思います。ちなみに、カルキの匂いはしませんでしたけど・・・。

最初の3泊は夕飯もここで食べていたので、サマーパッケージというとてもお得なパックを利用したら、朝食とあともう1食が付いて、1泊5650ルピーだったか?と思います。7月は旅行者が来ない閑散期なので、普段の半額です。朝食でスクランブルエッグを頼んだら、卵の緩みというかとろみの部分のない、スクランブルエッグでした・・・で、私は「これ、スクランブルエッグじゃない・・・」と言うと、友達が「インドでは完全に加熱するんだよ。」と教えてくれました。なるほど・・・ね。

とても快適なホテルステイですが、最初の夜は外があまりにもうるさくてなかなか、眠れなかったです。道路に面してない部屋でも、夜中のクラクションの鳴らしすぎは、静かな環境と言われるサウスデリーでも、うるさいと思いましたが、2日目からは慣れました。耳栓を使用したりして、初日はしのいだ記憶が・・・。クラクション鳴らしまくりって、中心街ではもっとですよ。。。耳栓、必需品の時がありますよ。ケララ州では、毎朝4時からイスラム寺院のコーランで起こされていたので、耳栓したら、朝までぐっすり眠れました。。。インド人は、音に対する感度が違うようです。クラクションとコーラン・・・目が覚めちゃうのは私だけではないはず。。。










百聞は一見にしかず

2010-08-16 21:32:42 | インド
インドから戻ってきて、ちょうど1週間たった。今回は公私ともにカルチャーショックが大きすぎて、ブログに書ききれないほどなので・・・かなり控えめに書いていこうと思う。

普通の旅行者なら、絶対に体験しないようなヒンディー社会の現実、常識、価値観を体験してきた。。。

訪れた場所がどうとか・・・いう感想は、連れのカメラの中なので、そのうちブログに貼り付けるとしよう。

まず、私が言えるのは、今回初めて、インドに行ってみて、デリーと南インドの田舎の2箇所だけだけど、交通が問題。車の移動は日本やアメリカや普通の西欧社会の尺度では、距離でほぼ40km/hで走れば、1時間とかいう尺度は意味がないということだ。デリーは人が沢山いる。つまり車も沢山。そして、車道に車・人・リキシャー・オートバイ等が縦横無尽に走っていたりするのだ。それも車間距離なんて、ない・・・ないに等しい。いつ、追突するか?されるのか?わからないような他者とぎりぎりの距離感で車は進むのだ。。。凄いスリルです。私は、デリーに初めて着いた時は、宿泊先のThe Visayaから車を手配してもらった。その車でホテルまで行ったのだが、これがとっても肝心なのです。プリペイドタクシーなどに乗るのは、日本人は止めた方がいい。まして、女性は、絶対にNO! ホテルから手配されたドライバーさんに笑顔で’Thank you’とお礼を言って、話をしようとすると・・・目をそらして・・・なにやらこちらを見ないようにしているではないか???
何だこの感じは?と思っていたら、実は、異性の目を見てはいけないそうなのだ。失礼にあたるそうで・・・また、eye-contactをして、ニコリなどしたものなら、「誘ってる、この子は自分に気がある」というサインなのだそうだ・・・。

とにかく、デリーではすごい渋滞が当たり前なので、中心街に行くのにどの位かかるとか?予測はできない。ただ、日曜日は嘘のように道が空いていて、私は帰国の時は、3時間前にJALにチェックインというルールなので、空港に早めにつくように出たところ、コンノートプレイスから25分で新しい空港ターミナル3に着いたほど。この街は実は、そんなに広くないのに、いつも渋滞しているので、それもひどい渋滞なので、車をチャーターしても、予定をこなせない可能性は大です。なので、~だったらOKくらいに心にいつも余裕がないと、楽しめないと思います。

私はお陰様で、友達の親がいつも雇っている運転手さんと車だったので、とても安心して乗れていましたが、さすがに助手席には絶対に乗りたくありませんでした。なぜって???すごいストレスフルだから。この渋滞の上に、常にぶつかりそうだから、クラクションを鳴らしまくる人が多いです。また、注意を引くためでなくても、やたらとクラクションを鳴らしまくるので、耳がいい私はげんなりするほど・・・デリーの喧騒はクラクションの鳴らしすぎです。また、信頼できる運転手さんに巡り会うことが肝心らしいのですが、これは本当だと思いました。運転してくれた方は数名いますが、皆、友達が家も家族も知っている人ということで・・・それが、大切だそうです。インドでは意外なことに、寛大そうで、すごく疑い深く、知らない人には接します。つまり知り合いがいる、知っているということが、肝心なんだそうです。日本人は誰でもすぐに信用しますからね。そうゆうのどかないい社会だからです。私達は、本当にいい日本に生まれて幸せです。



私は、このインドに導かれたやってきただけあって、交通面でもいつも幸運な方でした。最初のホテルのタクシーの運転手さんは、英語が通じず、まさか・・・インド人、英語をしゃべるんじゃなかったの?という初カルチャーショック。実は、私立の学校では英語を使うそうなのだが、中流家庭以上でないと、そんなに英語は使わない人生のようだ。インドで一番教育水準が高いとされているケララ州では、オートリキシャーのお兄さんも、タクシードライバーも一応英語を話していた。レベルが高いのだ。しかし、田舎のケララでもドライバーは誰もがクラクションを鳴らしまくりです。往復とも英語の話せるドライバーでしたが、全然ぶつからないのに、鳴らすので、鳴らさないで!とお願いしたほどです。これは、インドの習慣だから・・・と言ってましたが、それはそれはうるさいです。道を歩いている人々も車が来るのに、真ん中を歩いていたりします。人が優先される社会ではないので、車はクラクションを鳴らしまくって通ります。

それにしても、皆さん、この交通事情で無事に生きているというこは、すごい生命力と幸運に違いないと思いました。本当、凄い元気で幸運でないと、きっと生きられないと思ったもの。









今日からインド

2010-07-25 12:06:04 | インド
今日は寝不足のまま、リムジンバスに乗り込みました。本当に荷物の選択、詰め込みが下手で、あれもこれも持って行きたくなります。が、今回はあり得ないくらいに小さいトランクにしました。

結局、あちらで買ったものは送ることにしたので、送料を考えると、なんでインドで買ったの?ということにならないように、独自のものを買って来ます。

今回は、一人旅のはずでしたが、デリーでは思いがけない運命の輪でしょうか、二人旅。

すべての物事の流れがこのデリーに至った感じです。
旅のパートナーは、先に滞在中なので、私の見たい名所旧跡や世界遺産にはすべて電話で確認したそうで、買い物スポットもチェックして、信用出来るタクシーのチャーターを手配し、先にホテルの部屋を騒音や水回りのチェックをしてから部屋を決めるのが常識なので、私が着く前にすべてチェックしてチェックインしておくことになってます。
ガイドを雇って、タクシーをチャーターするつもりだったけど、ガイド以上というか、ひたすら感謝です。
スケジュール変更や遅延が当たり前の国なので、南インドに一人で行くので、何かあったら、大変だとそのパートナーは私と本人用に昨日、携帯を買ってきました。インド国内用です。

まさか、自分がインド国内用携帯を持つとは夢にも思わなかったのですが、先日も国内線の予定変更であたふたしたので、助かります。

レンタルではないプリペイド式なので、インドに行く友達には貸してあげますよ。

では、飛行機に乗り込みます。運命を変えるような旅になりそうです。


インド行き準備2(ビザ)

2010-06-30 22:36:05 | インド
今日は、ビザを申請にインドのビザセンターに行きました。我が家からは遠い、茗荷谷にあります。

あらかじめ45mm×35mmのインスタント写真を新宿駅で取って、ビザ発行後にパスポートを自宅まで一般書留で送ってくれるサービスがあるというので、返信用封筒を用意して、切手を郵便局に買いに行って貼ってもらって、準備万端と思って、訪れました。

窓口のインド人女性は日本語が堪能ですが、「あなたの写真の顔、小さすぎます。」
「えっつ?HPで調べて45mm×35mmの写真を用意したんですけど、どうゆう意味ですか?」
「写真の中の顔が小さすぎます。大使館で、この顔の小ささだと、きっと新しい写真持ってきてくださいってことになりますよ。」
「えっつ?顔が小さくちゃいけないって・・・小顔なんですけど
「(笑いながら)この隣で写真、パスポート用で撮ってきてください。」と言われる・・・。ビザは15日間150円というのが、あるはずなんだけど、窓口には半年ビザ1,935円と表示されていて、おつりのないように支払ってくださいと書き添えてあります。

「私、ちょうど15日間しかインドに居ない予定なので、15日間用でもいいですか?」と言うと、
「半年、半年ね。。。1,935円」と急に、片言な感じで言われる。HPにも15日間ビザってあったんだけど・・・どうして???
半年の方がお得ってことでしょうか?半年以内に2回も行かないんだからさ~。
でも、周囲の人々も皆さん、半年・・・申請に来ているのは20代の人ばかりでした。そうだよね~時間ないと行けないもの。

私が利用したインスタント写真ブースは、パスポート用で45mm×35mmというのは確かなかった。
なので・・・ビザを申請する人は、そこに行ってから撮ったほうが間違いないです。
写真も撮って、窓口の女性は親切に切り取ってくれました。

持参した返信用の封筒は、「取りに来たほうがいいです。」と返されました。ええっつ??書いてあったんですけど・・・と反論すると、あなたのビザは7月2日に出来るから、それ以降の都合のいい日の5時半~6時にここに取りに来たほうがいいです。と断定される。。。ええっつ?でも・・・と反論してると、2週間はかかるから、取りに来たほうが確実だということだそうだ。2週間かかっても、まだ大丈夫なんだけど・・・ま~いいか。と折れる。

ビザの申請書で、ちょっとびっくりした事が1つ。自分以外の緊急連絡先を書く欄があって、日本の連絡先の人の名前、住所、電話番号、インドの連絡先の人の名前、住所、電話番号なのです。ここを書かないと、受け取ってもらえないようです。
インド???友達いないんですけど・・・と、第1目的でもあるケララ州のアーユルベーダのリゾートの創始者でもある会長さんに名刺をもらっていたので、その方の連絡先、携帯番号を勝手に書かせてもらった。

2週間前に東京でお目にかかった時に、名刺をもらって、何かあったら、この携帯に電話しなさいって言ってくれたのですが・・・その時しかお会いしてないというわけで、知り合いではないのですが・・・普通は、宿泊先のホテルとか書くんじゃないのかしら???不思議だけど、けっこう厳しいってことだと思います。

厳しいのは、政府だけではなくて、アーユルベーダのリゾートの予約を完了したところですが、なぜか?リゾートなのに宿泊前から事前にすべてを数日以内に振込みを要求されました。英語でやりとりしていますが、価格表がリゾートのHPでも詳しくは載ってないので、問い合わせやメニューを相談するのですが、デトックス、若返り、アイケア、ビューティーケアなんかしてみたいな~って相談したところ、あなた用に10日間毎日2トリートメントを組みましたというお返事でした。1トリートメントの日や2トリートメントを交互にしたり、色々と相談して決めたいという主旨を話していたのですが、すでに私の希望は1日2トリートメントでも足りないのだから、2トリートメントで決定されていた。あなたはデトックス、若返り、アイケア、ビューティーケアをしたいと伝えましたよね?と念押しされました。ま~せっかく行くので、とことん癒されてくることにしましょうと思いますが・・・

キャンセルポリシーを確認しました。30日前は100%返金、15日前は50%、5日前からは全額返金なし。というすごい強気のポリシーで、びっくり、びっくりです。料金も10日間で私は冷蔵庫、エアコンのある自分の専用のヴィラ(小さな家)に滞在し、毎日、ヨガをして、トリートメントを2つ受けて、夕方は瞑想をして3食ベジタリアンというパッケージを組んでくれて、$2160です。
そして、近くの空港(といっても、片道2時間もかかる)の送迎を頼んで+$120で、合計$2280です。日本人からすると、これはお手ごろ価格ですが、すごい辺鄙な所にありますので・・・もっと安いと思ってた・・・のが本音です。ただ、効果が絶大なら別でしょう。リゾートには外国人しか滞在していないので、これはやはりインド市民のものではありません。ヨーローッパやオーストラリアなど、アジア以外の国から沢山の滞在客が来ています。そう、日本人も行く人は稀でしょう。

1月3万円で暮らしている市民が居るインドで10日で2,280ドルを使うというのは、これは相当な贅沢な事に違いありません。私としても交通費や労力・体力を考えると、相当特別ないい体験を期待したいところですが・・・未知数です。田舎で毎日、ヨガと瞑想とアーユルベーダ2セットすれば、何か変わるに違いありません。私は、行くと決めたので、まったく後悔はしていません。

いつもやりとりしているのは、デリーの本社のビジネスマネージャーさんに問い合わせをして、予約をしてもらいましたが、お客さまって概念というものはないのかもしれせん。インドに滞在していて、行き当たりばったりで、急にそのリゾートに行くならいいですけど、事前に用意周到に予約をしても、万が一行けなくなったら、15日前で半額はパ~になります。気をつけないといけません。
こちらの感覚だと、3日前からキャンセルチャージがかかるのは、わかるんですけど、日本の団体旅行より厳しいポリシーでした。

価値観、感覚、常識が違うって、行く前からでもちょっとずつ、感じるんだよね~この国は主張しないと損をしそうです。また、自分自身が毅然としてないと、どうなるか?わからないくらい危険みたいです。動物の勘が蘇りそうです。