To infant's way(こどものように）

　ようこそ。

　犬も歩けば棒とかにあたるわけで。蒸気堂が出歩くとセンスオブワンダーに当たるのはいつものことなのだらうか。テレビアニメの原作マンガを探しに駅前まで。しかし金は無いのでブックオフに。その途中、コンビニにて公共料金を支払いにいったところ。いわゆる愛蔵版形式のコミックスがありましたとさ。
　「サイバーブルー」
　どう見ても原哲夫です。
　何でも「北斗の拳」連載終了後の作品であるらしく、その切れ味、コク、絵柄のエネルギィはやはり他の追随を許しはしないぜ。もちろん主人公が荒廃した世界の中で、大切なものを守るために外道どもをブッコろす。
　決め台詞は「ファックユー」
　なんてこった。最早完全敗北だぜ
　生ぬるい言葉など必要ない。哀しみの底に沈んだ男は命を懸ける。安らかに自分を包んでくれたもののために…。苛烈なる男の生き様に、僕は胸を熱くする。
　まあ目当ての本は無かったんだけどね。
　現在放映中のアニメである。そんなもんが古本屋においてあるわけねーだろー。というか途切れ途切れであったような気もするが、高校生くらいの子たちが立ち読みしていたので、その中に20台前半の（風貌はオッサンとか言うな）男が手を伸ばせるだろうか？否。伸ばせるわけなどない！
　というわけで蒸気堂は梅図かずおを一通り読んで「ギャー」というのを脳裏に焼き付けて帰ったとさ。
　なんてどうでもいい日常なんだ…
　結論。ラン君、やっぱ原哲夫はサイコーだよ。教えてくれてセンキュウ。
　392ページの本で、全体の半分。残りの半分は6月前半発行なので楽しみだだ。

　ラグナロク関係。
　蒸気堂はどこに隠れていたのか、ログインしただけでWISが3方向から飛んでくるような状況で、ひっそりプレイなど出来るのか？
　できる、できるのだ。
　てなわけでひっそりリディア鯖にプチ出没してますた。アコライト珍道中をわっほーいとエンジョイしつつ、一人コッソリレベル上げ。何気なくレベル50台2人、30台一人。よーし俺もコッソリレベル上げておくぜイーヤッハー。まず資金が足りないうえにレベルも無い。協力してくれる人脈も無いが。
だがそれがいい。
　という感じでソロウェイをひた走る。天津に行く云々の前にレベル26、HPは300も無いという状況である。まずは資金稼ぎ。手っ取り早くお金になるブツといえば植物の茎か、あるいは空き瓶である。どっちも手に入れやすいのだが、それはどちらかといえば多少なりとも火力のある職業の話。マンドラゴラにも大苦戦するアコライトには無理ってもんだぁ。だからと言ってポリン島もな、と思っていた蒸気堂は賭けに出た。
　そうだ、フベルゲル（イグドラシルの幹）行こう。
　この蒸気堂のチャレンジがどれだけ阿呆かは、ちょっとわかりにくいかもしれないが、装備もアイテムもロクに無い状況である。コモドまでなけなしの金でカプラで到着。そっから先の戦歴である。
　コモド北洞窟（メガリスにぬっころされる×２）ルルカ森（ドリアードとステムワームにタコされる）フムガ森（ビートルとフレイムシューターに大自然のお仕置きよ）ウンバラ前マップ（ウータンシューターに狙撃）
　軽く8回くらいは死んだかな？
　そしてそのままウンバラダンジョンでさらに3回、一回はフベルゲル直前でウドンゴーレムに押しつぶされて死亡。だが蒸気堂は悟った。
　何事も気合です。
　そしてやっとたどり着いたニブルヘイム直前マップ、フベルゲルの泉。どっかの草刈人が「フベルゲルなど邪道!!」と言うほどに草が繁茂しておりなおかつ敵モンスター皆無な草刈パラダイス。シーフ系かローグで行くと、1時間でたんまりハーブを回収できるお金になるMAPである。だが残念ながらリディア鯖の先客がおり、青と白は定期的に刈り取られていた。でもくじけはしない。僕にとっては緑草が落とす植物の茎で十分なのだヒャッホウー。てなわけでアコライトの身の上でポコポコ素手で殴って刈ること1時間。こまめに回ったおかげで輝く草もそれなりに回収できてホクホク。とても苦い草が2枚ほど出たので戻ってからテイムを試したがあえなく失敗。長く留まる鯖ではないで、不良在庫なんていらんと割り切ったが、惜しかったかなー。なお、蒸気堂BSと同名の商人も作成済みである。コッソリ蒸気堂リディア出張店を作り茎を1個２ｋで販売。でもこれでも破格らしい。３ｋとか４ｋとかで出してる露店を見てびっくりんこ。空き瓶と青ハブもそれなりに売れて200kほどを獲得。サバイバルロッドINTタイプを購入し、いざアマツへ。
　そしてクエストで3回ほどカッパに（ｒｙ
　まあ何事も気合です。運良く神社前にテレポできたのでクエストクリア。
　そしてヒール砲狩り開始、だがレベル27！INTとヒールは少ない弱い。
　SPが足りません（吐血
　レモンをかじりつつ戦い、レモンが切れたら振り切って身を隠してSP回復という戦いをする蒸気堂。こんな不利な戦いでいいのか？いいんだ。
　負け戦こそ、面白いのよ。
　ゼロからはじめたリディア珍道記の明日はどっちだ？
　
　無邪気な日々のために、僕は今日も嬰児(みどりご）のように。

　きょうも、しあたー・れいんぼーべりーから、ごきげんよう。