HAPPY DOG

幸せ犬生活をお手伝いする HAPPY DOG です!

Tタッチでできる事

2009-11-27 10:13:28 | Tタッチ
昨夜、Tタッチでご縁のあったN君が亡くなりました。出会いは去年の夏。5月に2度の手術に耐えた後で、初めてお会いした時には生気なく立てる状態でもなく、痴呆の症状も出始めていました。それが飼主であるWさんの献身的な介護、獣医さんの適切な投薬と、Tタッチにより自力で歩いて散歩ができる程にまで回復。何度か海にも行きました。お散歩に出た時、N君もWさんもとっても嬉しそうだったなぁ。

ここ数回での変化はとても著しく、まさにドッグスピードを感じざるを得ない状態でした。1回毎に、立てなくなり、動かなくなり、声に力がなくなり…。でも年は越せると思っていた。

怖がりでいつもビクビクしている犬が落ち着きを取り戻したり、寝たきりだった犬が歩けるようになったりという事例はありますが、Tタッチは、魔法とか不思議な何かではありません。魔法ではないので、その犬が持っている本来の寿命を、更に長くと延ばす事はできません。ただひたすらに、その犬の「今」を心身ともに快適に、そしてよりベストな状態にもっていくお手伝いをするのです。もし、Tタッチをしたら一緒にいられる時間が長くなったと感じる事があったら、それはその犬に、本来その力があったからだと思います。

実は、先日のキャンプ前とその最中にもご連絡をいただいて、立て続けに複数頭を見送る事になってしまいました。若年の犬にタッチする事も多いですが、それと同じように老年の犬と接する事も多いです。最初からわかってはいる事ですが、犬は人間よりも寿命が短い。そして人は決して、犬より先に逝ってはいけない。人間が見送らなければいけない事はわかっていますが、何と言っていいのか言葉が見つかりません。


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