パチパチ

使い方が合ってるのか不安ですが…


今回は手札パチパチについて、個人的に思うことをツラツラと。


まず個人的には「対戦相手には止めて欲しい」と思ってます。

「貧乏ゆすり」と同じようにしか見えませんし、

手を高速で動かしているあたり、動きが蝿みたいです。

「癖になっちゃって…」という人には何も言いません。

ただ「手札パチパチによって嫌な思いをする人がいる」ということをお忘れなく。


感情論よりも冷静にメリット、デメリットを挙げてみましょう。

メリットは思いつきませんが…


・カードが曲がる

下部から見てカティノカード？って思うくらいUの字に曲がっているカード。

少なくともトレードには出せませんし、出しても傷もの扱い。

つまり「カードの品質が著しく落ちる」ということです。


・スリーブが劣化する

単純に摩擦させているわけですから、スリーブの消耗に繋がります。


・環境によっては注意を受ける

これは大会のジャッジ次第ですが、相手を焦らせるような行為と判断された場合、

「ジャッジの裁量で反則となるケースもある」ようです。

耳障りであり、プレイ妨害と捉えられても仕方ないでしょう。


・周囲の人から見た異様さ

以前の記事に書いたことですが、地元のDROでのこと。

参加していた高校生A君の友人たちが数人来て、A君に言ったセリフ。

「その手の動き、何なの？　何か意味あるの？」

友人たちは苦笑いしながら去っていきました。

かっこいいと思ってやっていたことが、一般人の目にどう映っているか。

（人の目なんて気にしない、という人へのメッセージではありません）

少なくとも「手札パチパチは異様である」と思われたわけです。

残念ながら「手札パチパチはカッコワルイ」と映ったようです。

「強い人がやってるからカッコイイ」なら多重スリーブを真似しましょうｗ


しばしば喫煙者への待遇と似ていると思われがちですが、少し違います。

喫煙は喫煙所で行えば、非喫煙者への害は基本的にありません。

しかし手札パチパチは対戦する以上、相手に何らかの影響があります。

既知の間柄でお互いにやっているのであれば、別に文句はありません。

それが見知らぬ大会などでの対戦相手となると、果たしてやっていいものか。

上に挙げたような様々なリスクを抱えても尚、止められないのか。


人によっては焦らされていると捉えられない行為である以上、

一種の「脅し」のようなものなのかもしれません。

やってる方は「ただの癖」でも、やられている方が「焦り」を感じてしまったら…

せっかく好勝負をしても「手札パチパチで威嚇された」なんて言われたら…

勿体ないな～と思うわけです。


前述しましたが、言っても無駄な人には言わなくていいと思います。

あとは言い方でしょうね。

・「それは焦らせる行為ですから、ジャッジに言って反則にしてもらいます」

・「ある大会で反則になったこともあるので、止めてもらえますか」

前者は反発されそうですが後者なら、やんわりしてて止めてくれるかな～と。

さらに言えば環境でしょう。

大会で上位に食い込むような人がやってれば、憧れてしまうもの。

みんなの模範になれ、とまでは言いませんが、

やらなくていいことは、しなくていいんじゃないかな～と。


なかなか面と向かって言えることじゃありませんが、

少しずつ、手札パチパチがなくなっていくといいかな～と。

静かなデュエルができる日がくることを祈って…