小さい頃から、映画をよく見ました。
昭和30年代、映画は娯楽の王様でしたね、
生まれた町には、映画館が3館ありました。東映・東宝・日活の作品を、上映してました。
中でも日活の上映館は、子ども3本立て30円か50円でしたね。
フィルムが届かなくて、予定外の上映もありました。
大学時代もよく見ました。
八坂神社の直ぐ側に、洋画の3本立て館があり、割引券もありました。
「ベン・ハー」などの大作も、大きなスクリーンで見ました。
今と違って、コンピューターはなく、カメラマンの腕にかかっていましたね。
今の映像は、私は余り好きになれません。
若い頃、東京に行くと、映画などの上映紹介の冊子を買って、見たい映画を探しました。
フィルムライブラリーという国の機関が名画の上映をしていました。
でした。
西 逈さんのコメントです。
《映画情報 (西 逈)
私の勤めていた出版社の親会社は、国際情報社。スパイの会社ではありません、『映画情報』という雑誌を出していました。その資料室には、洋画やスター達の写真が、幾つもの段ボール箱に無造作に山盛りにされていたものです。これを、淀川長治さんのような映画通に見せたなら、どんなにか目を輝かせたことでしょう。会社が潰れて、それらの資料、宝の山は、いったい何処へ行ってしまったのか? おそらく、どこかの新聞社か出版社、古本屋とかに売り飛ばされたと思われます。映画に関心のない人にとっては、ただの紙屑ですが、 残念!》