広島の大仏が、奈良にあるのを初めて知りました。
原爆の日 「広島大仏」安置する安堵町の寺で平和祈願
広島に原爆が投下されて8月6日で79年になります。
かつて、爆心地の近くにまつられていた「広島大仏」と呼ばれる仏像が安置される奈良県安堵町の寺では、平和を祈る法要が営まれました。
奈良県安堵町にある極楽寺には、戦後、原爆犠牲者の霊を慰めるため広島市の爆心地近くの寺にまつられ、その後、この地に移された高さおよそ4メートルの仏像が安置されています。
その由来から「広島大仏」と呼ばれ、寺では、毎年、原爆の日にあわせて、犠牲者を追悼し、平和を祈る法要を営んでいます。
境内には近所の人などが集まり、広島市の松井市長からのメッセージが読み上げられたあと、原爆が投下された午前8時15分にあわせて全員で1分間の黙とうをしました。
そして、僧侶がお経を唱えるなか、参列した人たちは大仏の前で焼香して、静かに手を合わせ平和への誓いを新たにしていました。
京都市から訪れた60代の女性は「世界各地で戦争や争いが起きていますが、今こそ平和になってほしいと祈りました」と話していました。
極楽寺の田中全義 住職は「戦後79年となり戦争や原爆を体験した世代が少なくなる中、私たちの世代が思いを受け継いで平和の尊さを伝え続けていきたい」と話していました。
でした。
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