役者の味 店の味

先日、ある有名ラーメン屋さんの支店を新宿で発見☆

この本店のラーメンは自分的にNo.１の味を誇る大好きなラーメンなので、その支店と聞いちゃぁ嫌がおうにも期待は高まるってもんですよ☆


『いっただっきま～す(*⌒▽⌒*)♪』


久しぶりに"あの味"を口に出来る喜びに胸を躍らせつつ、ラーメンに箸をつけてみる。


モグモグモグ(￣～￣)

・・・(←_→)ウ～ン？


けっして不味くはない。
不味くはないのだが・・・正直言って本店の足元にも及ばない感じ。


実をいうとこの本店と支店の味の格差のような物を感じたのは今回が初めてではなく、以前にも別のラーメン屋さんで全く同じ事を感じたことがあった。

もちろん支店というわけだから、本店と変わらない材料や作り方のはずなのだろうが、この味の差という物は一体どこで産まれるものなのだろう？


考えるに、この味を作り出した店主さんの研鑽の日々の差なのかもしれない。

本店の店主さんは色々な試行錯誤の末、文字通りゼロからお店の味を作り上げたわけで、支店というのは言ってしまえばその味を借りているだけなのかも。
そう考えれば、支店より本店の方が美味しく感じるのは至極当然のことなのかな。


きっとこの支店も最初は借り物の味かもしれないけど、

『この味をもっと美味しくするにはどうすればいいんだろう？こーかな？あーかな？』

と、沢山の時間と磨きをかけて、本当のそのお店の味を作り上げていくんだろうね。


これって役者も同じことが言えるような気がする。

役者を始めたばかりの頃は、憧れの声優さんの声やお芝居を真似てみたりしたけれど、そんな中から自分らしさみたいなものを見つけて、役者としての自分に磨きをかけて来たような気がする。

これからも沢山磨きをかけて、僕にしか出せない役者としての味を出していけるように頑張っていきたいな(｀・ω・´)b