十家ウォーキング

2013年05月02日 23時53分00秒 | 遊ぶ

連休が始まった今日、つるぎ町役場が年2回主催する「十家集落訪問ウォーキング」に参加した。徳島県剣山の麓にある「十家(といえ)」集落跡までウォーキングし、周囲を散策するものだ。今日の参加者は、天気も良かった所為か40人強いたらしい。

出発前に役場の職員や元「十家」の住人により、集落の生い立ちや集落への交通手段などの説明が行われた。それによると、最初は10軒の家にて集落を構成したため「十家」と呼ばれたらしい。最盛期には250人もの人が住んでいたが、現在は1名のみとなってしまったとの事。また一宇の町からは徒歩による登山道しか無く自動車などが使えないため、物資の運搬はみかん畑でよく見るモノレールを町にて設置運営しているそうな。そのレールを潜りながら、登山道をジグザグと進んで行く。

 

集落跡に着き南側を振り返れば、剣山が遠くに望める。元住人の方が畑仕事の為一宇の町から通っており、今日は蕎麦飯のお接待をしてくれた。またこの町で元高校教員だった75歳のおじいさんが、十家の歴史についてユーモアたっぷりに語ってくれた。

 

 

お接待を受けた後、もう少し上の住居跡を訪ねる為もう一踏ん張り。一直線に登る斜面は、今日一番の過酷な行程だった。登りきった脇には、一面にワラビが群生していた。ワラビが好きな人は堪らない光景だったのだろう。採ってもいいかは、聞かず終いだったのだが・・・。

 

無事怪我人も出ず出発地点である一宇に戻り、解散した後で一宇を散策。貞光川を渡るフジの吊り橋を見付けた。探せばまだまだ面白そうな所が見付かりそうだ。次回は秋の紅葉時期にまた来ようと約束し、つるぎ町を後にした。


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