ある出来事

今日、日本時間土曜の朝に、やっと母と話ができた。
昨日、家の電話が通じたばかりだった様で・・・
その事を夜中に妹からのメールで知り、朝になったら・・・と思っていた。
かける直前、青森の母からも、私の実家にようやく連絡が取れた・・・と、震災後ずっと連絡を取ってくれていた。

母に電話を入れると、開口一番「一番離れているのになんでこんなに分るの～とみんなでビックリしていた」と言われた。
幼馴染が実家の様子を見に行くというメールをくれていたので、
従姉とのツイッター、妹とのメール、ネットからかき集めた事を友人に送り、それを実家へと託した。
しかもあれだけ長い文章が・・・手書きで届けられたことを初めて知った。・・・言葉につまった・・・
彼女の家も同じ県内。もちろん、あの震災に遭っていた。
内陸だし、そんな、プリンターが壊れたなんてこと、これっぽっちも考えが及ばなかった。それを何時間もかけて書き、届けてくれたなんて。
あんなに大きな災害で、早く実家に掛け付けたかっただろうに・・・
その為に睡眠を削ったのか、出発が遅くなったのか、大変な迷惑をかけてしまった。
100キロの距離、道も、給油するのも大変なのに、どんなにか不安な帰省になったことか。涙がでたよーーー

峠を越えた海側に住む兄妹・親戚たちの状況が、電気も通じなかったためテレビも観られず、電話も通じず、何の情報もなかった両親に、言い表せないほどの安堵感をもたらしたことだろう。。。

ありがとう、ほんとに、ありがとう。
私はこの事を死ぬまで忘れないよ。。。