紫苑館

等身大の私。独り言やつぶやき。

ふたつの感情

2008-06-25 01:26:43 | 日常
どこどの日記で書いたように、私はかつて
ある男と出会い、恋に落ち、そしてこの世の地獄をみた。
不倫の先にあるものは、別れか、身の破滅だ。

その男に出会い、私はさらに男性不信になった。
深い愛情の裏返しは、深い憎しみ・・・。
私はそのどちらとも言えぬ感情がまだ抜けない。

もう既に、3年前に破局?しているし
そんな良い思い出もないのに、何故か時折虚しくなる。

その男とよく待ち合わせた場所、通った道・・・。
今でもそこを通るたび、胸が痛む。
愛していたからではない、
あんな男を愛していたと言う自分への自己嫌悪。
不倫の中の純愛を信じていた、世間知らずの自分。
思い出が、何もかもが腹立たしくなるのだ。

けれど、それは女にしかない感情。
別れた男を今でも思い出しては、虚しく思う。
男は、決して過去には浸らない。
過去の女は過去に忘れ去って、置き去りにしていく。
上手く切り替えができないのは、悲しい女。

あと何年したら、あの道を通っても
痛くも痒くもなくなるだろうか?
思い出から、抜け出せるのは、いつ・・・・。