囁き

溶ろけるような

囁きを

何度も

何度も聞いた

いつか

消えていく

儚い恋でも

言葉だけが

残っていく

積み重ね

時間が愛の
積み重ねになりますか

それとも
経った時間が
最初のときめきを
消していきますか

わたしとあなたの
愛の炎は
あまりに弱くて
少しの風でも消えてしまう

だから思うのです

刻んだ時間の数が
炎の強さになれと

恨みごと

落ちるところまで
落ちてしまった私を
あなたは笑うだろうか

誰かのせいにするのなら
それはあなたしかいない

愛に狂わせて
心まで狂わせて
最後はあっさり捨てられた

恨みごとなら
いくらでもあるけど

いまさらあなたを恨んで
何になるのだろう

あなたにとっての愛なんて
あなたにとっての私なんて

過去の女の一人でしかないのに。

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浮気する男の中には、次から次へと相手を変える
人がいます。そのタイプは、目をつけた女性と
ベットをともにしたら、あと腐れのないように
別れて次のターゲットを探すというパターンを繰り返す。
女性のタイプは決まっておらず、相手を獲得するための
駆け引きを楽しむ。

夜の匂い

どんなに憎んで別れても

ときには思い出すの

あなたはもう

随分昔の事だと言うかもしれない

だけど私は

この夜の匂いと

ヘッドライト

そして

最後に会った

あなたを忘れたことはない

矛盾

恋をしているのかと
尋ねられたら

「ううん、してないよ」
と笑って答えるでしょう

あなたのように
わたしは
次から次へ恋をしては
生きていけない

あなたの様に死ぬまで恋して
そんな人生も楽しいかも
しれないね

わたしは
あの時の傷が大きすぎて
もう本気の恋はできない

どこか冷めて
どこか近寄りにくくて

それでいて

いつも淋しいと言う

抱きしめてくれる人が欲しいと言う

わたしがいるよ

わたしが
あなたに出来ること

あなたの
苦しみと
悲しみに

同情するより
励ますより

見守っている

そう
たとえ世界の果てで
ひとりぼっちの
あなたがいても

わたしがいるよ

わたしがいるよ

あるひと

ある人は
生きていくのが辛いという

わたしは
人より命が少ないから
もっと生きたいと思う

けれども
人は一度や二度は
生きるのがつらい時がある

心のいたみ

体のいたみ

病気は体も心も痛くなるけど
わたしは
生きたいと思う

好きなひとを悲しませないために

綱渡り

こんな
綱渡りのような恋で

突然切れてしまった
あの時の苦しみを
いまだ忘れずにいる

もしも切れる事のない
繋がりを求めるのなら
あなたとわたしは
どうすればいい

見えない愛と
見えない絆に
切れそうな繋がりに
いつも怯えるしかないの・・・

私の病気

体が堅くなる
見た目は若いけど
中身は老人

心臓が苦しくなると
このまま死ぬんじゃないかと思う

あれはどうしよう
これはどうしよう
たくさん思うことばかり

体が動く限り
悔いなく毎日を過ごすのは
無理だと思う

明日することが
たくさんありすぎて

生きる意味

ちょっと不自由な体に

生まれたけれど

ちょっと人と違うなっと

思ったけど

きっとそれには

理由がある

ちゃんと

生きる意味がある