ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『魔法使いハウルと火の悪魔』
ミヒャエル・エンデ『モモ』
『どこから行っても遠い町』は、くらさんのブログで見て面白そうだったので借りてきました。なにげない短編集かと思いきや、最後まで読んでいくと言いたいことがハッキリしている長編小説だったのか?という驚き。
ひとつの話が終ると、次の全く関係ない話のなかに前回の登場人物やちょっと名前が出ただけの人などが出てきて、ちいさな発見が楽しい~みたいな読み方の本かと思っていたら全然そうではなくて、人間どうしの関わりは、どんな小さなものにせよ影響しあってみんなが生きている、そんな当たり前だけど普段あまり意識しないところをじわじわと実感させられるような気がした。
「たいせつな人が死ぬと、自分もほんの少し死ぬ」という言葉が印象的で、それがとても腑に落ちるような話になっていました。
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