しかしこっちは単なる憧れを口にしただけで、全然比べたわけではなかった。なんなら「息子の上にこんな頼れるお兄ちゃんがいたらいいな」というくらいの気持ちで言ったんだけど、誰かを称賛するということは、誰かを否定するということに繋がるんだね。
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今月のNHK Eテレ『100分de名著』は、社会学の本「ディスタンク シオン」を紹介している。ざっくりいうと
・自分が好きで選んだと思っている“趣味”は、社会階層(学歴、経済力)によって決まっている。
・何かを好きだと言うことは、それ以外の何かが嫌いであることを表明している。好きと嫌いはセットで、「闘い」である。
てなことを解説していた。(ウロ覚え。まだ2回まで)
最近、何かを称賛するためにその他を落としたり悪く言う人(TVやネットで)が目につき、ヤメロと思っていたけれど、それは構造的に「そういうもの」だったんだなと納得した。趣味の問題とは違うけど、自分も気付かず言ってるかもしれん。
だからそれをよしとするわけではないけれど、こういう構造があると分かっていると、「ああ、法則通りなんだな」と俯瞰で余裕を持って見れるような気がした。悪く言われることを気にする必要はない、自分が褒めたいものがあるためにこっちを落としてくるんだから、とかね。
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夕飯は鶏むね肉のフライ、豆腐とワカメの味噌汁、カボチャサラダ。本日の歩行4022歩。
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