花日和 Hana-biyori

「太陽光で足を温めて治癒する装置」の件

遠方に一人暮らしの母が、友人の紹介で40万円もする「太陽光で足を温めて治癒する装置」を買いたいと言ったという件ですが。その4日後くらいに、もう買っていました。40万円どころではなく、税込み52万円でした。

ここ1週間、キャンセルや返品ができないか色々と調べたり電話したりで、仕事もなかなか手につかないくらい大変で疲弊しました。

結論としては、結局返品せず、そのまま使うことに。高額だけど、兄が母に電話したら、やはり本人がやりたい気持ちが強いらしいと。しかし、なんか何故か私が「無理やり止めた」悪者にみたいになっており、本人の自由にさせてあげればいいじゃんと言う兄。いやいや…アナタ「高すぎる、絶対怪しい、治るとは思えない、根負けすると相手の思うつぼ」とか言ってたじゃん…。

途中から、もうお母さんがやりたいならやればいいじゃん、ていうかそんなに効くというなら試してみれば?そのチャンスを私が奪うみたいになるんじゃないか?とも悩んでいたので、母の私に対する愚痴がツライ。ほかにも、母に言わせれば母の思惑を私が邪魔したことがあったので余計。

別記した経緯はかなり端折っていますが、電話の回数や時間、心理的負担はもっとありました。相談窓口にいちいち同じ経緯を説明するのと、その後のアドバイスや励ましによって「あきらめちゃダメなんだ」とか思うのも辛かったです。仕事もあまりちゃんと出来ない感じが続き、仕事先の人にも気遣われ新しい仕事もできず、疲労感がスゴ。

ほかにももっと懸念材料はあるけど、もう知らん。



経緯をかんたんに書くと以下の通りです。

9月某日、母は某サロンに連れられその装置を試し、購入決定。

【月曜日】母宅に製品が届き、在宅で施術を受ける。代金支払い。
【火曜日】に私がケアマネから連絡があって知る。
母に「返品しよう」と説得→母の友人に連絡→販売代理店に電話→販売者に連絡
私:「返品したいんですけど」
販売者:「数回使っているので中古扱いになります(つまり全額返金はムリ)」
そして「絶対に治る」「利益度外視でアフターサービスする」などとその装置の良さをめちゃめちゃプッシュされる。一旦保留にして電話を切る。
→再度代理店に電話したが結果はほぼ同じ。

・サイトでその装置を調べると、ヤフーで中古品がめちゃめちゃ出ていた。母が買ったのと同様の品が、同じ金額で売っていた。旧型の中古は13万~38万円くらい。良いという評判も無いが、騙された全然ダメという情報も見当たらない。

兄に相談→消費生活センターに電話してみれば云々

【水曜日】消費生活センターに電話してみる。(製品名・会社名での苦情はデータにはなし。)
経緯を説明すると、「店舗(個人事業主)に行って試して買っているのでクーリングオフはきかない」医療機器相談窓口と司法書士の無料相談電話を教えてもらう。

・医療機器相談窓口→「温熱効果」以外の効能は書いていない。特定の疾患に効くと謳ってはいけない、消費生活センターに相談してみては。

【木曜日】
司法書士→「絶対に効く」「必ず治る」と言って売っては行けないので、民法の「錯誤」で契約解約できるかも。「内容証明」を送る、録音して証拠を取れば等とアドバイスあり。→さらに現地の司法書士紹介される。(ここでちょっと希望が出てきた)

【金曜日】
・販売者が「絶対に治る」と言った録音を録るために電話。しかしあんなに「必ず」と断言していたものが、「絶対に治るとは言えないんですけど」と警戒モードに。それでも、「絶対に効果はあります」とのことで録音OK。

・紹介受けた現地の司法書士→やはりクーリングオフは難しい。錯誤を主張しても相手が応じるか不透明。録音は一つの証拠にはなるが絶対ではない。裁判をしても裁判官が認めるかは分からない。司法書士の代理人契約は10万円から。それでも成功は保証できない。
(最初の無料相談のときより厳し目の見解で再び絶望)

・再び消費生活センターの前回の担当者に電話、相談

【土曜日】
兄に電話、相談。兄が販売者に電話してくれることに。しかし一度かけたが繋がらなかったらしく、結果は不明。
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