「こびととくつや」で心臓バクバク

先日、地域文庫のおはなし会で、「こびととくつや」を語ってきました！何も見ないでおはなしを語るものです。文庫ではこれが語りデビューです。

かなり心臓がドキドキして最初はうわずってしまいましたが、なんとかやり遂げられました。ちょっとなんとかして心音…ってくらい勝手にバクバクしてしまい、焦りましたが。

子どもが11人、大人を入れたら20人近くで10畳ほどの狭い部屋にぎっしり。相変わらず子どもたちはほとんど無表情でしたが、もうそういうもんだと思ってやったのでそれほど動揺はしませんでした。

今回は素話に慣れている子達ばかりなので、よく聞いてくれたし、少しは表情の変化もありました。

最前列の女の子が、「おかげでくつやは4足ぶんの皮を買うことができました」のところで、よかった！というような笑顔を見せてくれて、「はだかのこびとがやってきました」のときも、となりの子と顔を見合わせて笑顔。ちゃんと聞いてくれてると分かって嬉しかったです。

最後のオチは、相変わらず無反応だなーと思っていたのですが、後で聞いたら「えー！」と小声で息を飲んでいた子がいたそうです。伝わったなら幸いです。

大人の皆さんはお優しいので「こびとが目に浮かんでかわいかった」とか言ってくれました。

さー来週は地元のカフェでやりますよ。文庫の部屋よりがやがやしてやりにくいそうです。プレッシャー！飲んだことないけど“救心”が必要かも。