3日間で40万ものネット配信がされたというから凄い規模です。しかもこれ2年前のアンコール放送だし。いまは、もっと増えているでしょう。そりゃあテレビや本から遠ざかってもおかしくないや。
脊椎損傷で車椅子生活のヤマダさんが、初めて放送するというとき、「笑える話」を集めて放送していました。
私は一瞬、障害者の立場から何か言うのかと思ってしまったのがあほでした。恥ずかし。
31歳で人生が一変し、引きこもりがちになったヤマダさん。絶望を味わうと、却って物事がよく見えると言っていました。
そんなヤマダさんが届けたかったのは、笑いです。初放送はそんなに受けていなかったし、反応はたったひとり、「ガンバレ!!」だけでしたけれど、その一言がヤマダさんには記念の一歩、本当に嬉しそうな表情でお礼を言っていました。
みんな、誰かとつながっていたいという思いが溢れていて、それは自分もよくわかります。「友達だと気を使うけど、ネットだとラク」という若い女性の言葉も、寂しいな危ういなと思いつつ共感もしているという、複雑な気持ちになりました。
この番組は、ただそこにいた人を切り取って見せるだけ。妙な分析など必要以上のことをしない、クールな目線がいいなと思います。
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